ヴェノム
劇場公開日:2018年11月2日
- 予告編を見る
- U-NEXTで
本編を見るPR

解説・あらすじ
スパイダーマンの宿敵として知られるマーベルコミックの人気キャラクター「ヴェノム」を、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「ダンケルク」のトム・ハーディ主演で映画化。サム・ライミ監督作「スパイダーマン3」にも敵として登場したヴェノムを、「ゾンビランド」「L.A. ギャング ストーリー」のルーベン・フライシャー監督のメガホンで、新たなダークヒーローとして描く。「誰もが望む、歴史的偉業」を発見したというライフ財団が、ひそかに人体実験を行い、死者を出しているという噂をかぎつけたジャーナリストのエディ・ブロック。正義感に突き動かされ取材を進めるエディだったが、その過程で人体実験の被験者と接触し、そこで意思をもった地球外生命体「シンビオート」に寄生されてしまう。エディはシンビオートが語りかける声が聞こえるようになり、次第に体にも恐るべき変化が現れはじめる。
2018年製作/112分/PG12/アメリカ
原題または英題:Venom
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2018年11月2日
スタッフ・キャスト
ヴェノム の関連作を観る
関連ニュース
「マダム・ウェブ」が最低作品賞含む3冠達成
2025年3月3日「ナミビアの砂漠」アマプラで見放題配信!「ビーキーパー」「劇場版ハイキュー!!」「私にふさわしいホテル」「密輸 1970」も
2025年2月27日「フォー・オール・マンカインド」スピンオフにリス・エバンスが主演
2025年2月9日ソニー、「スパイダーマン」関連作品の展開を終了へ 「クレイヴン」が最後のスピンオフに
2024年12月17日【入場特典リスト 11月最新版】上映期間延長「進撃の巨人」新特典はリヴァイ登場 「銀魂 金魂篇」も豪華特典
2024年11月24日「レッド・ワン」首位デビュー! 「リアル・ペイン 心の旅」が9位にアップ【全米映画ランキング】
2024年11月19日
映画評論
侵食されることで溢れ出た、怪優トム・ハーディのジューシーな魅力
誤解を恐れずに言うならば、トム・ハーディはその爆発的な存在感ゆえ、ある種のリミッターを必要とする俳優である。その証拠に「ダークナイト・ライジング」(12)では顔面マスクを装着し、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(15)では特殊車両の先端に縛り付けら...
この映画評論・批評を読むフォトギャラリー
映画レビュー
3.0ヴィランというよりダークヒーロー
元々は、スパイダーマンシリーズのヴィランだが、この映画はヴィランを映画化したというより、ダークヒーローとして作り直している。お茶目な性格で憎めないやつになっており、ジャーナリストのエディをなんだかんだで助けてくれる存在だ。しかも、エディとヴェノムの軽妙なやり取りは、『リーサル・ウェポン』のような軽妙なバディものを連想させる。恐ろしい外見とは裏腹に、好感度の高いキャラに仕立てられているのだが、これはこれでありかなという気もする。ソニーは、これを皮切りにユニバース展開をしかけるようで、好感度高いキャラの方が引っぱれると考えているのだと思う。
この映画では、凶悪なのはヴェノムよりも、自分を正義だと信じて疑わない人間だ。ライフ財団のトップは人類の未来のために非道な実験を行っている。彼自身はあれが正義であるわけだ。行き過ぎた正義を止めるダークヒーローという構図の物語に、正義への疑念があっていい。ヴェノムが主役ならそういう構造の物語のほうがたしかに面白くなると思う。
3.5まさかの能天気なバディもの。
正直、ヒーロー物にはどこか息抜きであって欲しいという気持ちがあるが、『ヴェノム』という映画の軽さは意外であり、不意打ちでもあった。てっきりダークヒーロー≒悪役を主人公にしたピカレスク映画になるのだと思い込んでいたからだ。
ところが本作は、徹頭徹尾ノリが軽い。ストーリーは粗雑だし、描写が足りてないと感じることも多い。しかし、それでよし、と思わせられたのは、トム・ハーディーの愛嬌と、ヴェノムの憎めなさのおかげ。ヒーロー物は、物語的な深みよりも、キャラクターを愛せるかが大切であり、トム・ハーディとヴェノムのコンビっぷりには他では得られない奇妙な魅力が宿っていた。
こういうものは続けてナンボだと思うので、今後も愉快な珍エピソードを積み重ねて行って欲しいものである。
4.0このハーディ=ヴェノムを迷わず支持したい!!
得体の知れない地球外生命体に取り憑かれ、七転八倒しながら体内の外部者と戦いつつ、やがて新たなる自分の在り方を手に入れようとする孤高のジャーナリスト。妻に愛想を尽かされ、うらぶれた主人公の心の荒廃をトム・ハーディが人間臭く演じて、過去のマーベルヒーローのイメージを一掃してくれる。この配役を思いついたキャスティング・ディレクターも、ハーディ自身も狙って挑んだに違いない役作りは、大げさでなく革新的だと思う。特に、悪と同化していくキャラ設定が、ハーディの正義感とはほど遠い個性によって未知の領域へと踏み入れていくクライマックスの興奮は格別だ。アメリカの批評サイトでは否定的なレビューを多く見かけるが、筆者はこのハーディ=ヴェノムを迷わず支持したい!!
4.0結構寄生獣っぽさを感じた
主人公が自分勝手なことしたせいで彼女は仕事なくなっちゃったのに、彼女は主人公のこと気にかけてて優しいと思った。というかその後にできた彼氏も器が広い。自分だったら彼女の元カレ(しかも食事デート中に押しかけてきていきなり店の水槽のロブスターを貪るというなかなか強烈なやつ)に絶対に関わりたくない。あと科学者の人主人公売るんかい。どうせ殺されるに決まってるのになんでわざわざ言っちゃうんだろう。最後の「俺たちはヴェノムだ」とロケット発射のあたりの「いい人生を」のくだりがかっこよかった。でもなんでヴェノムが人間界を気に入ったのかよくわからなかった。最後は丸くなりすぎじゃない?マーベルは結構ポリコレ的な考えを重視するって聞いてたから余計そう感じるのかもしれないけど、確かに男性女性アジア人黒人白人バランスよく出てきてる感じがした。あと最後のスパイダーマンのアニメのクオリティーが凄かった。
映画.com注目特集
3月19日更新
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」に熱狂するのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ
【あまりにオススメされるので、シリーズ未見だけど観てみた】結果は…ハマるまでのリアルドキュメント
提供:ツインエンジン【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)
注目作品ランキング
1
ウィキッド ふたりの魔女劇場公開日 2025年3月7日
2
35年目のラブレター劇場公開日 2025年3月7日
3
ファーストキス 1ST KISS劇場公開日 2025年2月7日
4
映画ドラえもん のび太の絵世界物語劇場公開日 2025年3月7日
5
ロングレッグス劇場公開日 2025年3月14日
映画ニュースアクセスランキング
- 昨日
- 先週
1
笑福亭鶴瓶&原田知世「35年目のラブレター」ロケ地“奈良”に凱旋! 西畑保さん“本人”も登場2025年3月18日 16:00
2
ウルトラマン前夜の奇才・実相寺昭雄の8作品を上映 TBSレトロスペクティブ映画祭2025年3月18日 12:00
3
中山美穂さんがスクリーンで蘇る「Love Letter」4Kリマスター版、特別動画を公開2025年3月18日 11:00
4
「ガンニバル」シーズン2、第1話・第2話あらすじ&秘めた思いが交差するキャラビジュアル2025年3月18日 13:00
5
スカーレット・ヨハンソンが断言「ナターシャは死んだ」 復活を望むファンに明確な回答2025年3月18日 14:00
1
ニコラス・ケイジの変貌ぶりがヤバすぎて主演女優の心拍数が「76→170」に跳ね上がる「一生忘れない」2025年3月11日 18:00
2
櫻井翔×北川景子「映画 謎解きはディナーのあとで」3月29日に放送2025年3月14日 16:00
3
「日曜アニメ劇場」3月16、23日に「宇宙戦艦ヤマト2199」劇場版2作を放送 30日は「ルパン三世VSキャッツ・アイ」2025年3月14日 18:00
4
【閲覧注意】台湾ホラー「ガラ」5月9日公開決定! 衝撃の日本版ビジュアル&予告編&場面写真を一挙公開2025年3月10日 08:00
5
【第48回日本アカデミー賞】最優秀作品賞は「侍タイムスリッパー」 安田淳一監督&山口馬木也が涙2025年3月14日 22:55
「ヴェノム」シリーズ関連作品
ヴェノム ザ・ラストダンス
2024年ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
2021年ヴェノム
2018年
「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」シリーズ関連作品
クレイヴン・ザ・ハンター
2024年ヴェノム ザ・ラストダンス
2024年マダム・ウェブ
2024年モービウス
2022年ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
2021年ヴェノム
2018年