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ダンシング・ベートーヴェン

劇場公開日:

解説・あらすじ

2007年に逝去したフランスの天才バレエ振付家モーリス・ベジャールの代表作「第九交響曲」の舞台裏をとらえたドキュメンタリー。「ベジャール、そしてバレエはつづく」のアランチャ・アギーレ監督が、ベジャール・バレエ団と東京バレエ団、世界的指揮者ズービン・メータ率いるイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が奇跡の共演を果たした東京公演に密着。21世紀のバレエ史上最高傑作と称されたステージが完成するまでの度重なるリハーサル風景をはじめ、ベジャールの後継者ジル・ロマン芸術監督のもとでベジャール・バレエ団が新たな一歩を踏み出す様子、さまざまな文化的背景を持つダンサーたちがそれぞれの思いを抱えながらステージに挑む姿を映し出す。ベジャール・バレエ団に所属する大貫真幹ら日本人ダンサーにも注目。

2016年製作/83分/G/スイス・スペイン合作
原題または英題:Beethoven par Bejart
配給:シンカ
劇場公開日:2017年12月23日

スタッフ・キャスト

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(C)Fondation Maurice Bejart, 2015 (C)Fondation Bejart Ballet Lausanne, 2015

映画レビュー

3.5斬新な振付と肉体美

2024年8月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

バレエの世界は疎くて、
ただギエムのボレロが好きで観に行った事がある。
そんな、バレエにあまり興味のない人でも、このベジャールの振付けなら楽しめるのではないだろうか。

ダンサーが円陣を組むところは、何か呪術的な雰囲気すら感じる。これはボレロでも同じだ。
加えて黒人を多く採用しているところと独特の振り付けからも、民族調に見える。

舞台裏の人間ドラマや
随所に語られる舞踏・音楽・芸術に対しての哲学的見解も楽しめる。

ただ、最後の舞台そのものが少なかったのは残念だったが、これは舞台裏を見せるための映画なので仕方ないのだろう。その代わり、練習場面での美しい肉体の動きを堪能できる。

第九にも然程興味が無かったが、〝人類は皆兄弟〟というメッセージが込められていると知り、今後聞き方が変わりそうだ。

ずっ子

4.0【”人類よ、一つであれ!”バレエダンサー、オーケストラ、合唱団、総勢350人による「第九」を「バレエ」で表現した躍るコンサート『第九交響曲』の舞台裏及び東京公演を描くドキュメンタリー作品。】

2024年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■天才振付家、モーリス・ベジャールの伝説の舞台『第九交響曲』に共同で取り組むこととなった東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団。
 その壮大なステージが上演されるまでの過酷な練習とリハーサル、ダンサーたちの情熱や苦悩を余すところなく捉えたドキュメンタリー映画。

◆感想

・このドキュメンタリーの随所で発信される”人類よ、一つであれ!”というメッセージが印象に残る。

・第二部のメインを任されていたカテリーナが、恋人オスカーの子を身籠った時のインタビュー。彼女に涙はなく”新しいチャレンジ”と明るい表情で言い、オスカーも”僕の父、祖父は黒人の血が流れている。”と語っている。

・練習中に、足首を捻挫して涙する女性ダンサーの姿。
ー このドキュメンタリーは、人間ドラマでもある。-

<今作は、再演不可能とされていた伝説の舞台を、東京バレエ団創立50周年記念シリーズ第7弾として実現させた舞台の裏側に密着したドキュメンタリー映画である。
 夢を追う多くのダンサーの姿とラストの東京公演の『第九交響曲』のシーンは素晴らしき作品でもある。>

NOBU

4.5ベタ足の素足でタップ見たいな踊り

2023年3月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ!クリックして本文を読む

第四楽章の終盤にバレエシューズを履かずにベタ足の素足でタップ見たいな踊りを踊る場面が、印象的だった。そのまま、歓喜の歌のテーマに入る。カットされていたが通して見てみたい。

マサシ

5.0ベートーベンの「第九」が好きで

2022年10月2日
Androidアプリから投稿

見に行ったのだけど。
よかった。
バレエとか初めて見たけど、一度、本当のバレエを見に行ってみようかなと思った。

M

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