台湾萬歳
劇場公開日:2017年7月22日
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解説・あらすじ
「台湾人生」「台湾アイデンティティー」で、歴史のうねりの中で変わりゆく台湾の姿を描いた酒井充子監督が、時代が変わっても海や大地に向き合いって生きてきた人々を描き、前2作とあわせた台湾3部作の最終章として撮り上げたドキュメンタリー。人口約1万5000人の人びとが暮らす台東縣成功鎮。台湾の南東部に位置し、太平洋と山脈に囲まれたこの地域は、1932年の漁港竣工以降、日本人や漢民族系の人たちが多く移住し、漁業と農業の街が作られていった。カジキの突きん棒漁は、日本人移民が持ち込み、この漁法がいまも続けられている。「祈り」「命への感謝」「家族」を生活の中心に据え、まっすぐに生きる人びとの姿を描いていく。
2017年製作/93分/日本
配給:太秦
劇場公開日:2017年7月22日
スタッフ・キャスト
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2017年7月13日
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映画レビュー
2.5監督の舞台挨拶を聞いて腑に落ちる。
監督の舞台挨拶があり、この日しか上映してないので行ってみた。
台湾の南東部の田舎で、先住民族と漢民族が半分ずつの割合でくらす成功鎮という町が主な舞台。
昔ながらの文化、そして日本統治時代のこと、先住民族の文化を淡々と描く。
日本がかつて統治していたのを美化することもなく、そして統治されていた立場の人からの話もあり、戦争は起こしてはいけないということを間接的に伝えようとしている。
最後の台湾がいろんな国に統治されていて標的にされていたのを「宝島」と表現していた。
まさに世界の国々に振り回された台湾。
そして田舎にいながら世界につながっているという視点から描こうとしたと監督が話していて、それを聞かないとじいちゃんが毎日のように畑に行って何をする訳でもないようなシーンがある意味は分かりづらい。
そこが自分の居場所であり、そこからの広がりだとは思うが、歴史的説明とともに何か説明を加える必要があるだろう。
これは監督の意図を聞きながらでないと星の数が出せない。→逆に作品だけで判断できないというのは、作品としてはビミョーなのかもしれない。
4.0三部作の中で一番生活感に満ちています
3.5蹂躙され続けた歴史の後で
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