劇場公開日:2017年11月18日
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解説・あらすじ
「コララインとボタンの魔女 3D」などを手がけたアニメーションスタジオのライカが、中世の日本を舞台に勇敢で心やさしい少年の冒険を描き、第89回アカデミー賞で長編アニメーション部門にノミネートされたストップモーションアニメ。魔法の三味線と折り紙を操る片目の少年クボは、体の弱い母と2人で静かに暮らしていた。不吉な子どもとして一族から命をねらわれていたクボは、ある時、邪悪な伯母たちに見つかってしまうが、母親が最後の力を振り絞って放った魔法によって助けられる。たった1人残されたクボは、母の力によって命を吹き込まれたサルとともに、母が最後に言い残した「3つの武具」を探し、自身の出自の秘密に迫る旅に出る。旅の途中で記憶を失ったクワガタの侍も仲間に加わり、一行は数々の困難を乗り越えて武具を見つけていくが……。シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズ、ルーニー・マーラらが声優として出演。
2016年製作/103分/G/アメリカ
原題または英題:Kubo and the Two Strings
配給:ギャガ
劇場公開日:2017年11月18日
スタッフ・声優・キャスト
- 監督
- トラビス・ナイト
- 製作
- アリアンヌ・サトナー
- トラビス・ナイト
- 原案
- シャノン・ティンドル
- マーク・ハイムズ
- 脚本
- マーク・ハイムズ
- クリス・バトラー
- キャラクターデザイン
- シャノン・ティンドル
- 撮影
- フランク・パッシンガム
- 美術
- ネルソン・ロウリー
- 衣装デザイン
- デボラ・クック
- 編集
- クリストファー・マーリー
- 音楽
- ダリオ・マリアネッリ
- 主題歌
- レジーナ・スペクター
- 日本語吹き替え版主題歌
- 吉田兄弟
受賞歴
第89回 アカデミー賞(2017年)
ノミネート
長編アニメーション賞 | |
---|---|
視覚効果賞 |
第74回 ゴールデングローブ賞(2017年)
ノミネート
最優秀長編アニメーション映画賞 |
---|
KUBO クボ 二本の弦の秘密 の関連作を観る
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2023年11月13日
映画評論
“日本”をモチーフにした外国産の映像で、最高に属する一本
トム・クルーズの「ラスト・サムライ」、キアヌ・リーヴスの「47RONIN」など海外の映画人が日本の時代劇を撮った例はいくつかあるが、作品のクオリティとは別のところで、外国産なのだから多少おかしくても目をつぶろうと思っていないだろうか。筆者はそう思ってきた...
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映画レビュー
4.0アニメーションの素晴らしさが詰まっている
ストップモーションのアニメーションとしてここまで気持ちの良い動きを堪能できるとは思わなかった。とにかくアニメーションの動きが素晴らしい。人形たちの表情も豊かだ。というか人形にはもはや見えない。まさに無機物に命が吹き込まれている。
やはりアニメーションの醍醐味は「動き」なのだと再認識させてくれる。ほとんど動きの滑らかさだけで感動させる粋にある素晴らしい出来栄えだ。
内容は見事に日本のおとぎ話をモチーフにした和風ファンタジーに仕上がっている。アメリカ産なのに、和のテイストに不自然さがない。少年が主人公の血湧き肉躍る冒険モノの要素を持ちながら、血のちながりのおどろおどろしい関係性にも言及され、その点でも和風を貫いている。いわゆる勧善懲悪にも陥っていない。
素晴らしい作品なので、ストップモーションに馴染みのない人にも是非観てほしい。
3.0フーアーユー‼️❓
4.5日本へのラブレター‼️
この作品はなんと日本を舞台にした大妖怪ファンタジー‼️ゲゲゲの鬼太郎みたいな片目の少年・クボが不思議な三味線を片手に、緻密に作られた「和装魔界」で大冒険を繰り広げる‼️お供はメス猿と、戦国時代の鎧兜そっくりのクワガタムシ‼️クボの片目を奪ったのは「月のミカド」と呼ばれる悪玉で、これが「スター・ウォーズ」のモフ・ターキンことピーター・カッシングにそっくり‼️そんな「月のミカド」が「闇の姉妹」という女刺客コンビを送り込み、これがまるで子連れ狼なんですよね‼️そんなクボたちが繰り広げるハラハラドキドキの大冒険はまるで「スター・ウォーズ」だし、スタジオジブリのアニメーションみたい‼️ホントに躍動感たっぷりで娯楽性にあふれてる‼️そして我々日本人が忘れていた和の美‼️北斎の波のような海のうねり、美しい紅葉の山、精霊流しの幻想的な風景など、スタッフの方の気が遠くなるような膨大な作業に、ただただ敬服するのみです‼️昔は今作のような人形時代劇はたくさんあって、そういう意味で郷愁性に訴える作品でもありますね‼️美しい夕暮れに包まれるようなラストも、切なくて、優しくて、いつまでも心に残る‼️さすがトラヴィス・ナイト監督‼️「バンブルビー」は最悪フランチャイズ「トランスフォーマー」唯一のシネマでしたもんね‼️
-狂気じみたクオリティとラスト
まずストップモーションの概念を覆すほど鮮明かつ滑らかな映像美
1週間で平均3.3秒しか撮影できないというのも納得のクリエイター達のこだわりとクオリティをとくと感じることが出来ますね
素晴らしい映像美で、これらを人形を動かして撮ってたとはパッと観て分かる人はいないと思います
そしてラスト
月の帝の結末については個人的にはあまりにむごいものを感じました
全ての力をなくし、記憶を失くし、ただの盲目のしょぼくれた爺さんとして、見下していた下界のか弱き人々にさえ哀れまれる
そして偽りの記憶を周囲に植え付けられ、ありもしなかった情を得て生きることになる
みんな仲良く、バッピーエンド。といえば聞こえは良いですが…
別に本人は何か改心したわけでもない、下界の民など歯牙にもかけていなかったのに…
例えば今、あなたが虫に姿を変えられ記憶も何もかも奪われ、その辺のゴキブリか何かに「あなたは今までいい虫だったのよ」と言われたとして、それはハッピーエンドだろうか?
あまりにも死よりもむごい、ひどい思想矯正を感じるラストだった…
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