ジェイソン・ボーン
劇場公開日:2016年10月7日
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解説・あらすじ
マット・デイモンが、記憶を失った最強の暗殺者ジェイソン・ボーンに扮する人気アクションサスペンスのシリーズ第5作。「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の3部作を手がけたポール・グリーングラス監督とデイモンが、9年ぶりにシリーズ復帰を果たし、ジェイソン・ボーンの新たな戦いを描いた。世間から姿を消して静かに生活していたジェイソン・ボーンのもとに、CIAの元同僚のニッキーが現れる。ニッキーは、CIAが世界を監視・操作するために極秘プログラムを始動させたこと、そしてボーンにまつわる、ある驚きの真実を告げる。これをきっかけにボーンは再び動き始めることとなり、追跡を任されたCIAエージェントのリーは、ボーンを組織に取り込むことを画策するが……。ボーンの追跡を指揮するCIA長官デューイ役で名優トミー・リー・ジョーンズ、その部下となるリー役で「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダーがシリーズ初参加。
2016年製作/123分/G/アメリカ
原題または英題:Jason Bourne
配給:東宝東和
劇場公開日:2016年10月7日
スタッフ・キャスト
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映画評論
妥協を許さぬ黄金タッグが、圧倒的な臨場感の中で放つ渾身の一撃
"ボーン"3部作が映画界に遺したものは大きい。このシリーズはアクション映画が単なる絵空事ではなく、描き方次第で現実世界に肉薄できることを教えてくれた。マット・デイモンは続編の可能性について「グリーングラス監督なしには絶対にありえない」と語ってきたが、あれ...
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映画レビュー
0.59年経っても内輪もめ、とはどういうことよ
おっさんのオレにとって、アクション映画はただただ敵をぶち殺す映画であれば、何も問題なく、それプラス主人公がちょっとだけ陰のある存在であれば、十分感情移入できるのである。
そんなオレにとって、アクション映画の永遠のヒーローはジョン・ランボーであり、最高のアクション映画はランボー・シリーズである。
そんなオレがアクション映画の歴史を塗り替えたと言われる「くそめんどくさい手ブレアクション」の元祖であるボーン・シリーズのことなど、どうでもいいのだが、9年ぶりに復活、という。
しかし、今更CIAを悪者にするほど、時代遅れなことはしないだろうな、と思いつつも、どうも「やっぱりそうらしい」。
「ジェイソン・ボーン」
まずこのタイトルからして、「ランボー最後の戦場」の原題「JOHN RAMBO」「ロッキー・ザ・ファイナル」の「Rocky Balboa」を想起させる。
「ランボー怒りのアフガン」オマージュではないかというようなオープニング。そろそろアクション映画は80年代、90年代に限る、とようやく業界が認めたかのようなオープニングに、本来うれしくなるはずだが、どうもカッコ悪い、というか釈然としない。
そもそもボーンはなぜそんなことをやっている?
本作、終始、登場人物が「なぜそうする?」というような疑問が付きまとい、アクション映画に必要な「爽快感」は全くなく、内輪でうじうじうじうじと乳繰り合う展開。
おいおい、9年経ってもそれか。
とにかく登場人物がすべておかしい。一番おかしいのはボーンだが、アリシア・ビカンダーも、トミー・リー・ジョーンズも、ヴァンサン・カッセルも全く何をやっているのか。
自分で墓穴を掘って、自ら墓穴に顔を突っ込む。
役どころとしても、アリシア・ビカンダーは全く魅力なし。
話の展開はもっとひどい。
前半のアテネのシーンなんざ、丸々要らないシーンだし、さらに中盤の追跡劇も結局何だったの?というまるで意味のないもの。
最もひどいのは、ラストのカーチェイスで、警官殺しまくりのカッセルと、無駄にカーチェイスを繰り広げるデイモン。
この映画の中で、ストーリーや展開、サスペンス、何一つとして、映画的に緊張感を引っ張るものがない。
そろそろアクション映画も、容赦なく敵をぶち殺すものに回帰してほしいものである。
3.5四十半ばのデイモン奮闘するも物足りない感
序盤のアテネでは、追われるボーンと、追うCIAチーム&ヴァンサン・カッセル扮する凄腕暗殺者のスリリングなチェイスで、最新のインテリジェンス技術を効果的に見せつつ楽しませる。
マット・デイモンはビルドアップした肉体を誇示して奮闘するも、シリーズを特徴づける切れ味鋭い格闘アクションは相対的に減り、少々物足りない。ポール・グリーングラス監督得意の目まぐるしい編集と派手なカーアクションで緊張感は保たれるものの、デイモンも今や四十代半ば。三部作の頃と同じように動けなくても仕方ないか。
『エクス・マキナ』で強い印象を残したアリシア・ビカンダーが演じるCIAエージェントは、一筋縄でいかないキャラ。ボーンとどんな関係になっていくのか興味をそそる。
余談ながら、前三部作のスピンオフ的なジェレミー・レナー主演の『ボーン・レガシー』が、ぱっとしなかったせいか「なかったこと」にされそうで不憫……。
3.0まぁわかりやすい内容ではあったが展開が多い割に進行が遅くて間延び感...
まぁわかりやすい内容ではあったが展開が多い割に進行が遅くて間延び感がすごい。
さすがのマット・デイモンも老いが目立つ。
アリシア・ヴィキャンデルはすごく魅力的で良かった。
ボーンシリーズで初めての美人キャラかも。
あとヴァンサン・カッセルも個性的でいい。
最期はあっけないけど。
シリーズ通して思ってたけどジェイソンはなんで一個も変装とかしないの?いっぱい監視カメラあるのに。
あとSWATの車強すぎ。
続編あるのかな?もうお腹いっぱい。
3.5リーの動機が今一つ弱め。何故CIAの上に行きたいのか、デューイが気...
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