ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気
劇場公開日:2016年11月26日
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解説・あらすじ
「アリスのままで」でアカデミー主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアと「JUNO ジュノ」「インセプション」のエレン・ペイジが共演し、第80回アカデミー賞で短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した実話を劇映画化。20年以上にわたり刑事として働くローレルは、ステイシーという若い女性と出会い、恋に落ちる。2人は徐々に関係を築き、一緒に暮らし始めるが、ローレルが病に冒されていることが発覚する。宣告された余命はわずか半年。自分がいなくなった後も、ステイシーに遺族年金が受け取れるよう、ローレルは郡に申請するが、同性のパートナー同士ということで、法的に認められなかった。病と闘いながら、権利を求めて闘うローレルの訴えは、やがて社会的な運動へと拡大していく。ムーアが主人公ローレル役を、ペイジがパートナーのステイシー役を演じ、マイケル・シャノン、スティーブ・カレルらが脇を固める。
2015年製作/103分/G/アメリカ
原題または英題:Freeheld
配給:松竹
劇場公開日:2016年11月26日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ピーター・ソレット
- 製作
- マイケル・シャンバーグ
- ステイシー・シェア
- シンシア・ウェイド
- ジャック・セルビー
- ダンカン・モンゴメリー
- ジェームズ・D・スターン
- ジュリー・ゴールドスタイン
- フィル・ハント
- コンプトン・ロス
- ケリー・ブッシュ
- エレン・ペイジ
- 製作総指揮
- ロバート・サレルノ
- リチャード・フィショフ
- アミート・シュクラ
- テイラー・レイサム
- アダム・デル・デオ
- スコット・G・ストーン
- ヒラリー・デイビス
- スティーブン・ケリハー
- 原作
- シンシア・ウェイド
- 脚本
- ロン・ナイスワーナー
- 撮影
- マリス・アルベルチ
- 美術
- ジェーン・マスキー
- 衣装
- ステイシー・バタット
- 編集
- アンドリュー・モンドシェイン
- 音楽
- ハンス・ジマー
- ジョニー・マー
- 音楽監修
- リンダ・コーエン
- 主題歌
- マイリー・サイラス
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あの米国最高裁の歴史的判決は、《この2人の勇気》からつながった──全米の心を動かした《感動の実話》は、日本のマスコミ、著名人までも涙に包んだ
オスカー女優ジュリアン・ムーアを筆頭に、エレン・ペイジ、マイケル・シャノン、スティーブ・カレルらハリウッドを代表する実力派俳優が集結した感動のドラマ「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」が、11月26日より公開。2015年にアメリカ最...
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2016年12月2日「ハンズ・オブ・ラヴ」で描かれるのは“究極の愛”!ジュリアン・ムーア、ヒロインの信念に共鳴
2016年11月25日
フォトギャラリー
映画レビュー
4.02人の尊い愛と勇気が、のちに同性婚の合憲判断につながる
ローレル役のジュリアン・ムーアは、「アリスのままで」で若年性アルツハイマー病になる教授を演じてアカデミー主演女優賞を受賞。つまり、難病患者のなりきり演技はお墨付きなわけで、本作でもガンを患ってから衰弱していく様子の描写が圧巻だ。
本作の脚本は、トム・ハンクスがエイズになるゲイの弁護士を演じた「フィラデルフィア」の脚本家のロン・ナイスワーナー。彼自身もゲイを公表している。
また、ステイシー役のエレン・ペイジもレズビアンをカミングアウトしていて、本作では製作にも参加。つまり、同性愛者の映画人たちが元の実話に勇気づけられ、その愛をさらに多くの人へ「手渡していこう」という想いがあったからこそ、「ハンズ・オブ・ラヴ」が実現したのだ。その事実をおさえて観ると、一層感慨深くなるはず。
2人でリフォームした「家」が象徴的な意味を持ち、守るべき大切なもの、普遍的な価値を表している。
3.5【今作は、ニュージャージー州在住のレズビアンパートナーの二人が、当然の権利を獲得する様を描いた作品であり、彼女達の功績が如何に後世に大きな財産を残したかを描いた作品でもある。】
■20数年間、真面目に職務をこなして来た女性警察官のローレル(ジュリアン・ムーア)は、ある日ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と恋に落ち、一緒に暮らし始める。
しかし幸せな生活もつかの間、ローレルは末期がんである事が判明する。彼女は自分がいなくなった後のために、ステイシーに遺族年金を遺そうとするが、群法ではその当然の権利を認められなかった。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・私はジュリアン・ムーア出演作を何本観て来たか分からないが、今作は彼女が出演した作品の中では、やや平板な感じを抱いてしまう。
それは、事実だった出来事を短い尺に収めるために、ストーリー展開にやや深みが掛けている感があるからである。
・だが、そういう部分をジュリアン・ムーアは元気な姿から、末期の癌に侵され、髪が抜け落ちやせ細る中、パートーナーのステイシーに自らの年金を与えるために、彼女を密かに愛していたいつも共に捜査をして来たデーン・ウェルズ刑事(マイケル・シャノン:彼の抑制した演技は、この作品に深みを与えている。)や、同性愛者を支援する団体のスティーブン・ゴールドスタイン(スティーヴ・カレル:ちょっと、はしゃぎすぎ・・。)、同僚のゲイの刑事らの後押しの元、当然の権利を獲得するために、奮闘するのである。
<今作は、ニュージャージー州在住のレズビアンのパートナーの二人が、当然の権利を獲得する様を描いた作品であり、彼女たちの功績が如何に後世に大きな財産を残したかを描いた作品でもある。>
4.0ジュリアン・ムーア
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