懲罰大陸★USA
劇場公開日:2015年8月29日
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解説・あらすじ
「傷だらけのアイドル」(1967)やアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した「The War Game」(65・日本未公開)などで知られるイギリスの映像作家ピーター・ワトキンズ監督が、71年にアメリカで製作した問題作。ベトナム戦争の反対運動が激化していた当時の社会情勢を背景に、ニクソン大統領が治安維持のために反政府的・危険分子とみなした人物を人間狩りの対象にして処刑するという物語をフェイクドキュメンタリー形式で描いた。カンヌ国際映画祭で上映され、ニューヨークでも劇場公開されたものの、その内容から米メディアなどから猛烈な批判を浴びて公開は4日間で打ち切られ、テレビ放送も一度もされていないといういわくつきの作品。日本でも未公開作品だったが、2015年に「日本初公開!世界のどす黒い危険な闇映画」の第3弾作品として初公開。
1971年製作/88分/G/アメリカ
原題または英題:Punishment Park
配給:キングレコード
劇場公開日:2015年8月29日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ピーター・ワトキンズ
- 製作
- スーザン・マーチン
- 脚本
- ピーター・ワトキンズ
- 撮影
- ジョーン・チャーチル
- 撮影補佐
- ピーター・スモークラー
- リチャード・ウェルズ
- 美術
- デビッド・ハンコック
- 編集
- ピーター・ワトキンズ
- テリー・ホーデル
- 音楽
- ポール・モーシャン
- サウンドミックス
- ヒロキ・ヤモト
- ウェイン・ナカツ
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映画レビュー
5.0この映画はフェイクを通り越して笑える。コメディだ
なんでアメリカ(白人)はベトナム戦争を素直に描けないのか?
全く、不思議である。ベトナムは侵略戦争なのである。反戦や反共や差別はまた別の話なのだ。
今まで見た最悪映画の更新か!
いやいや『75歳でさようなら』のあの映画の方が最悪だ。どちらもあり得ない事(嘘を)をもっともらしく描いている。それが問題だ。その嘘に対して、反対であっても。兎に角、反対運動すれば、こうなるって言っている。同調圧力だと思うが。
どうせ。渋谷か表参道辺りのスクリーンの汚い映画館で、上映したのだろう。
言っている事は共感出来ない分けてはないので、評価だけはするが。
この映画に出た俳優は恥ずかしくないのか?いやいや、こんな映画作った演出家は恥ずかしくないのか?こんな表現しかできないのか?
平和の仮面を被った自由と民主主義の今のアメリカの方が怖い。
全くのプロパガンダ映画だ。勿論、体制擁護のプロパガンダだ。あと36分。
多分、ホーチミンが見たら、笑い飛ばすだろう。
これが、アメリカン・カウター・カルチャーなのだろう。そうである。アメリカン・ニューシネマに名作は絶対に無い。
やっと終わった。
3.0この時代の雰囲気はよく伝わる
作り手側には必要性がありこれになにか有効だと思うのっぴきならなさがあったのかなという共感はある、そしてpunishment park のみすぼらしさ、そこにいる権力側の兵士警官たちも、みすぼらし環境にいて、反戦反体制ビーズアンドラブな若者達ほど教育も受けてないものがほとんどだろうし、若者を射殺してしまう10代の州兵とか、本当にそんな存在もあるだろうと思う。過酷な撮影。そもそもなんでヨーロッパのメディアが撮影許可を?映画としては、いろいろ??なところもあるけど今こういうフェイク映画を見ると、事実は小説より奇なり、が累々と行われ、本当のことがこれだけの情報供給の下でもわからない、例えばウイグルの状況身近にもおそらく入管とかいろいろあると思うけど、とにかくその累々脈々と継続し拡大しているだろう迫害弾圧搾取暴虐に思いを馳せ危機感を新たにする、映画としてはなかなかよく撮りましたなあと感心しつつもコビナイ映画なので退屈なところもありますが、その意味で最後まで戒めとしてみた、制作の意図も意義もある作品だろう、しかし日本語タイトルがひどい。
2.0半分以上寝ていたけれど
自分の集中力の欠如により、最初からほとんど睡眠状態にあり、まともに見ることができたのは終盤20分くらいだった。
それでも、十分にこの映画の酷さは確認できたと思っている。
確かに、本当の記録のように思ってしまう。その技術、演出力の高さは認めよう。しかしながら、これを公開したところで何の意味があるのか、自分には理解しかねたところが大。理解できぬとはいえ、これを面白がって見るマニアなどはいるような気がした。そればかりでなく、自分とは全く感覚の違う人などは称賛するかもしれないとも思ったりする。ただ、フェイクにしても、もっと別の語り口があるだろうと思わざるを得ない。これだけの優れた技術を単にひけらかしているようにしか見えないのだから、非常に残念。
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