バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
劇場公開日:2016年3月25日
- 予告編を見る
- U-NEXTで
本編を見るPR

解説・あらすじ
不朽のヒーロー「スーパーマン」をリブートした「マン・オブ・スティール」の続編で、ヘンリー・カビル演じる主人公のクラーク・ケント=スーパーマンに加え、DCコミックを代表するヒーロー「バットマン」も登場。「アルゴ」のベン・アフレックがブルース・ウェイン=バットマンを演じる。そのほか、同じくDCコミックの「ワンダーウーマン」も参戦し、イスラエル出身の新星ガル・ギャドットがダイアナ・プリンス=ワンダーウーマンに扮する。スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーには「ソーシャル・ネットワーク」「グランド・イリュージョン」のジェシー・アイゼンバーグ、ブルースの執事アルフレッドにジェレミー・アイアンズ。監督はザック・スナイダーが続投、脚本に「アルゴ」でアカデミー賞を受賞したクリス・テリオが参加。パッケージ化された際には、劇場未公開シーン約30分を追加した「アルティメット・エディション」が発表された。
2016年製作/152分/G/アメリカ
原題または英題:Batman v Superman: Dawn of Justice
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2016年3月25日
スタッフ・キャスト
ブルース・ウェイン/バットマンベン・アフレック
クラーク・ケント/スーパーマンヘンリー・カビル
ロイス・レインエイミー・アダムス
レックス・ルーサージェシー・アイゼンバーグ
マーサ・ケントダイアン・レイン
ペリー・ホワイトローレンス・フィッシュバーン
アルフレッドジェレミー・アイアンズ
フィンチ議員ホリー・ハンター
ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマンガル・ギャドット
マーシー・グレイブスTAO
スクート・マクネイリー
カラン・マルベイ
ローレン・コーハン
ゾッド将軍マイケル・シャノン
リプリー・ソーボ
ジェニーレベッカ・ブラー
スワンウィックハリー・レニックス
ジョナサン・ケントケビン・コスナー
サイボーグレイ・フィッシャー
ザ・フラッシュエズラ・ミラー
アクアマンジェイソン・モモア
“観る楽しさ”倍増する特集をチェック!
まさか……そんな!? 私たちの《正義の象徴》スーパーマンが「悪」になるとは……この「人類最大の敵」を止められるのはバットマンだけ!!
バットマンとスーパーマン、2大人気スーパー・ヒーローが激突を果たすアクション超大作「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」が3月25日に公開。ヘンリー・カビルがスーパーマン/クラーク・ケント役を「マン・オブ・スティール」...
提供:ワーナー・ブラザースこの特集を読むバットマン vs スーパーマン ジ... の関連作を観る
関連ニュース
あなたが好きな“新聞映画”は? 映画.com&ユーザーおすすめ41選
2024年10月26日【超接戦】ファンが選ぶDC映画の最高傑作は? 人気投票の結果発表!
2024年10月23日ザック・スナイダー監督「REBEL MOON」の酷評に反論せず「私の映画は極端な反応を引き起こす」
2024年3月19日ジェイソン・モモア「ファンのみんなに愛と感謝を伝えたい」 「アクアマン」続編、日本公開を記念した特別映像
2024年1月12日米Vultureが選ぶバットマン映画ランキング 2位は「バットマン ビギンズ」、1位は?
2024年1月5日ジェイソン・モモア、アクアマン役継続の可能性は「あまりいい感じじゃない」
2023年12月31日
映画評論
善とは、力とは、正義とは。自問する両雄の激突は、悩める世界の合わせ鏡
絵空事の典型のようなアメリカンコミックのスーパーヒーローは、しかし、常に時代を映す鏡だった。元祖アメコミヒーローの「スーパーマン」が誕生したのは、第二次大戦前夜の欧州でナチスドイツがユダヤ人迫害を強め、米国では大恐慌を経て社会不安が高まる1938年のこと...
この映画評論・批評を読むフォトギャラリー
映画レビュー
1.5バットマンとスーパーマンを同じ映画に登場させる、と言う点は申し分ないが。
クリストファー・ノーラン。ザック・スナイダー。
オレの大嫌いな映画人である。だが前作「マン・オブ・スティール」は、ザック・バカエンジェル・ウォーズ・スナイダーのシリアス・ダークナイトのうじうじ路線と「見せる(すぎる)スローアクション」からの「見せない(詐欺)超高速アクション」への転換に非常に興味深く見させてもらった。スナイダーの映画としては気に入ったほうだった。
だが、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」でもういいや、と思ったオレが本作をまあ、期待たっぷりに見ることはまずない。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」
その続編にあたる本作の原題はVだが、VSにしてしまう日本人ヒーロー気質に微笑みはするも、ジャスティスの誕生の副題をそのままつけて、完全に「ファン以外門前払い」の作りにはなっているだろうなとマゾ的な視点で期待しつつ鑑賞。
バットマンとスーパーマンが「仮に」戦うとなると、ミドリのアレが出てくるのはアメコミファンでなくても映画ファンならわかるわけで、そんな二人の戯れにオレの興味はない。
ベン・アフレックの「スケベ」封印のウェインにちょっとがっかりも、「いからせ肩」に絶えず苦笑い。アーマースーツになるなら、肉体はそうでなくてもよいでしょう。ましてや、相手は「神」である。おなじく「スケベ」封印のジェレミー・アイアンズのアルフレッドにはそれ以上に失笑。
しかし、ダークでなければいけなかった男の、神のような、そして一瞬にして多くを救う、そして一瞬にして無に帰することのできる力、との出会いと葛藤。ウェインの、スーパーマンへの「複雑な感情(いや単純か?)」は十分に伝わり、かなわない敵。だが、果てなき挑戦は良く描かれている。
本作の、バットマンとスーパーマンを同じ映画に登場させる、と言う点は申し分ない100点満点。
だが、本作何といっても一番の欠点はジェシー・アイゼンバーグ。
こいつは、あれだね、「ファントムメナス」のジャージャーだよ。出るだけで、しゃべるだけでイラッとする。いや、もちろんそういう役作りなんだどうけども、「渋い」ベンと「眉間しわ寄せ」ヘンリーの間に立つには軽すぎて、暗い画面の色調にあっていない。
こいつのつくる「アレ」もまあ、ありふれた造形で、こいつとのバトルがまあ、退屈だ。またハリウッド映画では珍しく「敵が待ってくれる邦画伝統芸」を魅せてくれる。
そして「昔から老けていた」コンビ、エイミー・アダムスとダイアン・レインの女コンビ。「スーパーマン」に登場する女性はピンポイントで狙われる点は「らしくって」良し。
全体的に演出は極めて「幼稚」。画面は暗く「シリアス(笑)」。ザックとノーラン。この二人の存在こそ、まさしく本作を象徴している。バットマンとスーパーマンとは、まさしくこいつら。
それこそが本作のバランスで、うまくいったところであり、ダメだった点でもある。そこがチラチラ見えることがとても面白い。
だが、アイゼンバーグだけがバランスをぶち壊して興ざめである。
4.0今作の二つのバージョンの平均点
残念ながら現在、別バージョンであるアルティメット・エディションを今作のレビューに混ぜて書くしかない。さらに長尺(本編約187分)である評価の高い別バージョン「アルティメット・エディション」は、円盤を購入するしか視聴する手段がないため、どのような事情であれ、この状況は映画製作側が悪いのであり、したがって“映画コム”は悪くない...と思う。
ここではないレビューサイト“Filmarks”は、劇場で上映されていない(テレビ放映のみ、配信のみ、円盤のみの)作品のレビューが豊富にあり、今作のUE(アルティメット・エディションの略)も、そこでは高く評価されている。
今作の続編にあたる『ジャスティス・リーグ』にも、別バージョンの『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』が存在しており、その作品は“映画コム”でレビュー可能である。
今作の劇場公開版、じゅうぶん長尺(本編約152分)だが、そのわりには説明不足で不完全燃焼。
UEのほうは再編集されており追加シーンもあり納得の完成度。
と、いうことで、バージョン違いをあわせて割って☆4.0になった。
3.0これは…。笑 期待してなかったけど、ツッコミ所のオンパレードで、な...
映画.com注目特集
3月14日更新
【衝撃の問題作】この村は、人を喰ってる――なぜ世界は本作にハマる? “絶対支持”の理由を解説!
提供:ディズニー
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ
【あまりにオススメされるので、シリーズ未見だけど観てみた】結果は…ハマるまでのリアルドキュメント
提供:ツインエンジン【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)
注目作品ランキング
1
ウィキッド ふたりの魔女劇場公開日 2025年3月7日
2
35年目のラブレター劇場公開日 2025年3月7日
3
ファーストキス 1ST KISS劇場公開日 2025年2月7日
4
映画ドラえもん のび太の絵世界物語劇場公開日 2025年3月7日
5
知らないカノジョ劇場公開日 2025年2月28日
映画ニュースアクセスランキング
- 昨日
- 先週
1
「夜明けのすべて」藤沢さんと山添くんの物語を“映画”にするための試み 三宅唱監督、松村北斗&上白石萌音の“声”にも言及2025年3月16日 08:00
2
Snow Man渡辺翔太が映画単独初主演! 大ヒットホラーシリーズ最新作「事故物件ゾク 恐い間取り」7月25日公開2025年3月16日 11:00
3
聖地巡礼ツアーも話題「アイの歌声を聴かせて」舞台が佐渡になった理由、AIの表現について吉浦康裕監督らがトーク2025年3月16日 09:30
4
「エレファント・マン」を新たな視点で描く伝記映画 ジャック・ヒューストンが監督2025年3月16日 09:00
5
「この恋で鼻血を止めて」に杉田智和と日笠陽子が出演、本PVとキービジュアル公開 4月2日から放送開始2025年3月16日 07:00
1
ニコラス・ケイジの変貌ぶりがヤバすぎて主演女優の心拍数が「76→170」に跳ね上がる「一生忘れない」2025年3月11日 18:00
2
櫻井翔×北川景子「映画 謎解きはディナーのあとで」3月29日に放送2025年3月14日 16:00
3
「日曜アニメ劇場」3月16、23日に「宇宙戦艦ヤマト2199」劇場版2作を放送 30日は「ルパン三世VSキャッツ・アイ」2025年3月14日 18:00
4
【閲覧注意】台湾ホラー「ガラ」5月9日公開決定! 衝撃の日本版ビジュアル&予告編&場面写真を一挙公開2025年3月10日 08:00
5
【第48回日本アカデミー賞】最優秀作品賞は「侍タイムスリッパー」 安田淳一監督&山口馬木也が涙2025年3月14日 22:55
「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズ関連作品
アクアマン 失われた王国
2023年ザ・フラッシュ
2023年シャザム! 神々の怒り
2023年ブラックアダム
2022年ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
2021年ワンダーウーマン 1984
2020年ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
2020年シャザム!
2019年アクアマン
2018年ジャスティス・リーグ
2017年ワンダーウーマン
2017年スーサイド・スクワッド
2016年バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
2016年マン・オブ・スティール
2013年ブルービートル
2023年ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット
2021年
「スーパーマン」シリーズ関連作品
スーパーマン
2025年バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
2016年マン・オブ・スティール
2013年スーパーマン リターンズ
2006年スーパーマン4 最強の敵
1987年スーパーマンIII 電子の要塞
1983年スーパーマンII 冒険篇
1981年スーパーマン(1978)
1978年スーパーマンII リチャード・ドナーCUT版
2006年
「バットマン」シリーズ関連作品
THE BATMAN ザ・バットマン
2022年バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
2016年ダークナイト ライジング
2012年ダークナイト
2008年バットマン ビギンズ
2005年バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲
1997年バットマン・フォーエヴァー
1995年バットマン リターンズ
1992年バットマン
1989年バットマン(1966)
1966年