ルパン三世
劇場公開日:2014年8月30日
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解説・あらすじ
モンキー・パンチ原作の名作「ルパン三世」を小栗旬主演で実写映画化。所有する者は世界を統べると言われる秘宝「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を盗み出すため、鉄壁のセキュリティを誇る要塞「ナヴァロンの箱舟」に挑むルパンと仲間たちの姿を描く。小栗がルパン三世に扮し、次元大介を玉山鉄二、石川五エ門を綾野剛、峰不二子を黒木メイサ、銭形警部を浅野忠信がそれぞれ演じ、日本、タイ、香港、シンガポール、フィリピンの5カ国でロケを敢行。それぞれのキャラクターの出会いから、強大な敵に立ち向かうことでおなじみのチームがいかにして結成されたかを描き出す。「あずみ」「ゴジラ FINAL WARS」を手がけ、近年は「ミッドナイト・ミート・トレイン」「NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ」などアメリカでも映画を製作してきた北村龍平監督がメガホンをとった。「ルパン三世」の実写化は、1974年の「ルパン三世 念力珍作戦」以来40年ぶり。
2014年製作/133分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2014年8月30日
スタッフ・キャスト
- 監督
- 北村龍平
- 原作
- モンキー・パンチ
- 脚本
- 水島力也
- プロデューサー
- 山本又一朗
- 企画
- 池田宏之
- 濱名一哉
- 企画協力
- 加藤州平
- 共同プロデューサー
- 佐谷秀美
- 岡田有正
- 片山宣
- ユニットプロデューサー
- 鳥澤晋
- 助監督
- 神保英昭
- 撮影監督
- ペドロ・J・マルケス
- 撮影
- 古谷巧
- 照明
- 和田雄二
- 美術
- 丸尾知行
- 録音
- 久連石由文
- 編集
- 掛須秀一
- 音響効果
- 柴崎憲治
- 音楽
- アルド・シュラク
- 音楽プロデューサー
- 古川ヒロシ
- メインテーマ
- 布袋寅泰
- ラインプロデューサー
- 橋本淳司
- タイユニットプロデューサー
- 石川達也
- 記録
- 新玉和子
- 装飾
- 藤田徹
- 制作担当
- 児嶋冬樹
- コスチュームデザイン
- 中里唯馬
- 衣装
- 清藤美香
- ヘアメイク
- CHIKA
- キャスティングディレクター
- 富田敏家
- 協力プロデューサー
- 楠本直樹
- アシスタントプロデューサー
- グリーン健司クリス
- VFXスーパーバイザー
- ソン・スンヒョン
- VFX協力
- 大萩真司
- アクション監督
- シム・ジェウォン
- ヤン・キリョン
- カウィー・シリカクン
- ポストプロダクションプロデューサー
- 篠田学
インタビュー
小栗旬×玉山鉄二×綾野剛×黒木メイサ×浅野忠信が明かす「ルパン三世」への熱き思い
ルパン三世、次元大介、石川五エ門、峰不二子――言わずと知れた「ルパン三世」の主要メンバーで、誰もが主人公になり得るキャラクターである。その実写映画化には小栗旬、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサと、こちらも主役を張れる面々が顔をそろえた。老...
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映画レビュー
3.0エピソード・ゼロ
5.0あれもルパン、これもルパン。この自由さこそルパン三世!
こんなのルパンじゃない!とか、当時は賛否両論、意見が乱れ飛んでました。いろんな人がそれぞれの見方をするので当たり前だと思います。そこをどうこう言うつもりはありません。なんせ自分的には大満足の一本でした。非常に楽しませてもらいましたから。
そもそもルパンの基準ってなんでしょう? アニメ化された時、原作とイメージが違うと不満に思った方も多いと思います。第1シリーズ(緑ジャケ)と第2シリーズ(赤ジャケ)、第3シリーズ~第6シリーズ、テレビスペシャルや映画もそれぞれ微妙に設定が変わっているんじゃないでしょうか(第2シリーズなんて、その中でも微妙に違ってたりとか)
特に「カリオストロの城」なんて公開当時はかなり批判を受けてましたよね、ルパンじゃないと。(宮崎駿の知名度が上がるとともに名作として評価が変わっていきましたが)
でも、それでいいんじゃないですか。このいろいろな表現こそ、自由の象徴であるルパン三世の醍醐味だと思います。
ただ、ルパンと言えば、あの大野メロディに尽きると思ってたんですが・・・。
実写化では、使ってませんでしたね。(そんなことも忘れてたんですが)とは言え、アニメとは違うけど、めちゃくちゃはまってて、カッコいい曲でした。(音楽は布袋さんでしたね。相変わらず良い仕事してくれます)
さて、本作ですが、 ハリウッドのド派手なアクションに比べれば、多少の見劣りはあるかもしれませんが、邦画としてはかなり頑張った部類だと思います。
ストーリー的にも、良かったです。主要メンバー5人以外の泥棒たち、組織なんてのもありましたが、それはそれで面白かったですよ。新たな試みとして。 まあ、不満もありますけど・・・。
多くのレビュアーさんが語っているように、五右衛門の斬鉄剣!あの場面では真っ二つになった車を見たかったとかね。せっかく、綾野剛さんが頑張ってくれていたのに、ちょっと残念でした。
それから峰不二子の黒木メイサさん。入浴シーンとか、素肌に皮ジャンとか努力は認めますが、PVなんかで見せるエロさがちょっと出ていなかったような・・・。不二子の巨乳っていうイメージから物足りなく感じたのかもしれません。 でも、基本的には大好きな女優さんなんで、次回作があればそれに期待します!
もちろん、主要メンバー5人はこのままの第2弾ということですが・・・
もう10年経っちゃったんですね。ちょっと無理かな。
2.0ん~~~。思っていたよりは。。。
『ルパン三世』は子供の頃に初めて大人のカッコ良さを教えてもらった作品という意味でずーっと大好きです。普段はふざけてても仕事と女にはマジメで真っすぐな「かっこいい男」として、ルパン三世は私のひとつの理想像です。
アニメ版では山田康夫さんがルパンを演じる旧声優陣がいまだにしっくり来る感じで、その中でも特に『カリオストロの城』は私の中の最高峰で、金曜ロードショーで放送される度に何度も何度も観たし、中学生の時には初めてアニメの原作の文庫本を買い、大人になってあらためてDVD購入と、どっぷりハマりストーリーは頭に入り切っているのに今でも観る度に胸がアツくなります。
そんな『ルパン三世』の実写化だけに誰がキャストでも完全に満足はできないものの、それでも思っていたよりイメージに近かったですし、特に不二子役の黒木メイサさんは失礼ながら意外に良かったと思いました。
ただアクション映画としては、接写とカット割りがあまりにも多過ぎて、観難いというか、今どんなアクションをしているかがわかりにくく、非常にもったいない気がしました。(ただこれは先週『ミッションインポッシブル フォールアウト』を観たばかりなのでどうしても比べてしまったからかも知れません。)
エンドロール前の映像がすごく凝っていて、布袋寅泰さんのメインテーマと相まってすごくカッコ良かったです。
人気マンガの実写化は失敗作が多いと言われる中、想像以上にがんばっている印象ではありますが、アニメ(特に旧声優陣の頃)が好き過ぎるだけに比べてはいけないんでしょうが、どうしても採点は低くなってしまいます。ごめんなさい。。。
3.5全く期待せずに観てみたら、そこそこルパンしている作品でした。でも…浅野忠信って、こんな演技下手だったっけ?
ちょっと昔の話になるです。
3Dアニメの『ルパン三世 THE FIRST』っていう非常に面白かったルパン観た後の鑑賞ですので、ちょっと苦言入れるです。
と、そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。
脱線しますが『FIRST』は、ほんっとによかったの。オールスターファン感謝祭みたいな。全キャラ見せ場たっぷりの作品でした。『カリ城』と並んで大好きなルパンです。
本当にいい作品を見せてもらったものだから、劇場売店だけでは揃えられなかったクリアファイルをヤフオクで買い足したほどです。確か、とっつぁんだけ売店では売り切れだったかなぁ。なんでやねん。
不二子は在庫あったのに。レティシアがラインナップに入ってなかったのは残念だったなぁ。彼女、かなりディズニーテイスト入っていて笑ったけれどね(笑)
あと、豪華な3D仕様下敷きも買ってたよ!
閑話休題。
だから、どーしても『カリ城』や『FIRST』と比較しちゃうのよん。熱くなるのよん。
片やアニメ、片や実写なので、同じ土俵で比べちゃダメなんですが。
なので本作は厳しい目で見ようと思ったの。まず批判ありきの星2個以下のレビューで締めうと思ってたの。なのに、これが結構よかったから困る!
躓いて転んだだけで、大腿骨が“ポキっ”と折れそうなひょろひょろの体型じゃなきゃルパン見た気になれないって思ってるの。
そこいらあたりも再現させているのかな?と見てみれば、結構違和感なかったです。ルパンも次元も。小栗さん、玉山さん、脚長っ!&ほっそ!
小栗旬のルパン、そんなに悪くなかったの。声色も表情も演技も、それなりにルパン降りてたし。
新鮮さまではなかったけれど、次元のガンアクションシーンも及第点だったし。
五右衛門の見せ場が、もうひとつ足りなかったかなぁ。綾野さん、好演だったので、余計にそう思ったです。
くぁwせdrftgyふじこlp・黒木メイサのアクションもかなり結構頑張っていたと思うし。そういうマニアにはたまらんであろう、キャットファイトシーンもあったし。←私はちがうよ!
思わず拍手したかったシーンもあったの。『カリ城』に倣って黄色のフィアット出してくれたところとか。
このあたりは、結構良かった点。
銭形警部を除けば、全員、キャラ立ってたと思うです。とっつぁん以外は…ね。
【ここからちょいと辛口になった点】
細かいことを言うとですね、ルパンのジャケットの生地がベルベット調だったのは最後まで馴染めなかったかな。黒の革パンも。鈍くテカテカ光ってるのが気になって。普通に赤いテーラードジャケットと黒パンツでよかったんじゃね?
次元の完全再現は、やはり無理っぽかったかなぁ。玉山さん、クールな役柄を演じていらっしゃったですけれど。でも次元と言えば、目がずーっと帽子で隠れてなきゃダメ!そんなんで演技できへんのですが。ムチャな注文なんですが。なら要求するなし。
それから、なんかルックス的にキャラが被ってるのいませんでした?マイケルでしたっけ?そこ、ちょっとどうにかならんかったんか?
本当に不満だったのは、カーチェイスシーン。あそこは特撮をバリバリに駆使して、フィアットのリアエンジンがボン!って飛び出すギミックを再現してほしかったかな。
そこでの五右衛門のアクションシーンの物足りなさは、致命的な失敗。車を縦に真っ二つに斬らなかったところは、大いに不満だったの。
「またつまらぬ物を斬ってしまった…」じゃなくて「拙者としては、つまらぬ斬り方をしてしまった…」みたいな感じだったから。
五右衛門といえば、そこが真骨頂発揮でしょ!ルパンの決定的な見せ場のひとつでしょ!ルパン作るなら、そこ頑張れと思うし。予算的には知らんけど、時代的にCG頑張れたはずでしょ?
綾野さんのキャスティングは、結構ハマっていたと思ったの。
でも、しがらみじゃなくて、日当2千万円の大金で動く描写はいらんかったかな。例え“義”のためじゃなくても、そこはボカしておいてほしかったです。
くぁwせdrftgyふじこlpの、おぱいぼよよよよ~ん♡要素は、やや足りなかったかな。さすがにそれは役作りでの減量や増量みたいに、努力でどーにかなるもんじゃないですけれどね。黒木さん、セクハラ発言ごめんなさい。
童貞じゃないんで、そこまで巨乳への拘りはないんですが(童貞のほぼ100%は巨乳好き←偏見ひどい!)
とっつぁん役の浅野忠信の演技と言うとですね…浮きまくってんの!これだけは擁護できないの!浅野さん、あんな下手な俳優さんだったっけ?(伏線回収)それともただ単にミスキャスト?
とっつあんに、余計なヒゲいらんし。じゃあ、誰やったら納得できるとっつぁんやねん!って問われれば…全く思いつきませんでしたすみませんでした。
あとね、外国人俳優さんが流暢に日本語話してたのには、かなりの違和感を覚えたです。
口の動きと発声が明らかに食い違ってるので、意地悪に粗探ししてました。
吹替のアフレコだったのかな?鹿賀丈史のそっくりさん(笑)が、しゃべっているところなんて、声まで鹿賀さんっぽかったもの。
とっつぁんが外国人と、思いっきり日本語で会話してるシーンもあったけれど、インターポールの警部なら英語くらいはペラペラにマスターしていた方がよかったんじゃね?その方がとっつぁんクール。
終ってみれば、観たことを後悔しないレベルには仕上がっていたです。要するに及第点。
五右衛門のアクションシーンと、とっつぁんの件さえ満足できていれば★もう1は追加だったんだけれどなぁ。
ちょっと惜しい。
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