るろうに剣心 京都大火編
劇場公開日:2014年8月1日
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解説・あらすじ
和月伸宏の人気コミックを佐藤健主演&大友啓史監督で実写映画化した「るろうに剣心」(2012)の続編で、原作のクライマックスにあたり、人気の高いエピソード「京都編」を描いた2部作の前編。かつては「人斬り抜刀斎」と恐れられた緋村剣心は、新時代の訪れとともに穏やかな生活を送っていた。しかし、剣心の後継者として「影の人斬り役」を引き継いだ志々雄真実が、全身に大火傷を負わせた明治政府へ復讐を企てていると知った剣心は、逆羽刀を手にとり、単身で志々雄のいる京都へ向かう。
2014年製作/139分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2014年8月1日
スタッフ・キャスト
- 監督
- 大友啓史
- 原作
- 和月伸宏
- 脚本
- 藤井清美
- 大友啓史
- 製作総指揮
- ウィリアム・アイアトン
- 製作
- 上木則安
- 畠中達郎
- 茨木政彦
- 高橋誠
- 宮本直人
- エグゼクティブプロデューサー
- 小岩井宏悦
- プロデューサー
- 福島聡司
- 撮影
- 石坂拓郎
- 照明
- 平野勝利
- 美術
- 橋本創
- 装飾
- 渡辺大智
- 録音
- 益子宏明
- 蓮田智一
- 編集
- 今井剛
- 音楽
- 佐藤直紀
- 主題歌
- ONE OK ROCK
- アクション監督
- 谷垣健治
- スタントコーディネーター
- 大内貴仁
- 衣装
- 澤田石和寛
- キャラクターデザイン
- 澤田石和寛
- ヘアー&メイクアップデザイン
- ShinYa
- VFXスーパーバイザー
- 小坂一順
- スーパーバイジングサウンドエディター
- 勝俣まさとし
- スクリプター
- 河島順子
- スケジュール
- 猪腰弘之
- キャスティング
- 高屋隆太
- 助監督
- 田中諭
- 製作担当
- 馬場三輝
- ラインプロデューサー
- 宿崎恵造
緋村剣心佐藤健
神谷薫武井咲
四乃森蒼紫伊勢谷友介
相楽左之助青木崇高
高荷恵蒼井優
瀬田宗次郎神木隆之介
大久保利通宮沢和史
巻町操土屋太鳳
明神弥彦大八木凱斗
佐渡島方治滝藤賢一
沢下条張三浦涼介
悠久山安慈丸山智己
駒形由美高橋メアリージュン
川路利良小市慢太郎
高野眞島秀和
新井青空渡辺大
新井赤空中村達也
魚沼宇水村田充
本条鎌足屋敷紘子
刈羽蝙也原勇弥
夷腕坊山田崇夫
不二山口航太
才槌島津健太郎
黒尉小久保丈二
白尉佐藤滋
増髮江田結香
近江女別府あゆみ
新井梓西原亜希
新井伊織蓮沼誠希
新井伊織細川愉楽多
三島栄次田端瑛
三島栄一郎淵上泰史
翁(柏崎念至)田中泯
謎の男福山雅治
斎藤一江口洋介
志々雄真実藤原竜也
窪田正孝
渡辺菜月
空海大空
坂東工
生津徹
北代高士
金原泰成
坂本爽
望月章男
阿部晃介
井上肇
インタビュー
佐藤健×神木隆之介×大友啓史監督が明かす「るろ剣」続編に込めた熱
ほほの十字傷に、人を斬ることができない逆刃刀――緋村剣心が「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」の2部作で、スクリーンに帰ってくる。前作「るろうに剣心」に続き、剣心を演じた佐藤健、剣心と相対する存在として刀を交える...
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映画評論
アクションのうねりがドラマを撹拌していくスピーディな痛快作
痛快。エンドロールまで2時間を越えていたのが信じがたいほど掴まれた。近年、人気コミックの実写化でこれほど成功した日本映画シリーズもなかなかないだろう。前作に続き、いや、前作が序章にすぎなかったことを改めて思い知らされるクオリティだ。捕り物中の斎藤一(江口...
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映画レビュー
4.5幕末動乱期の闇、亡霊が迫りくる!
アニメのリメイク版も、ちょうど新しい逆刃刀を手に入れた辺りです。
前作の「るろうに剣心」がメチャクチャ面白かった。映画館で観なかったことを後悔して公開初日に鑑賞し、思いっきり楽しませてもらったことを思い出しました。
元々が、重い内容の話で、実写化になると、ホンっとズッシ~~~ンときます。赤い着物を着ていないってところもあるでしょうが、剣心のオロっていうところが少なかったと思います。全編緊迫感って感じ。
そこに輪をかけて、アクションシーンは、前作以上に壮絶な死闘もあります。
十本刀の張との一戦なんてのがまさにそれ!もう激しい、激しいったらありゃしない。そこへ持ってきて、この戦いでは、心情を表現する名シーンまで用意されている。いや~、ホンっとすごかった!
大人数との戦いが多く、その立ち回りも素晴らしい作品でしたが、このタイマン勝負は、映画史に残るんじゃないかってくらいの大迫力でした。(宗次郎との一戦も霞んじゃうかな)
そして、この作品のもう一つのすごいところは、やっぱり役者の皆さんですね~。 ただのコスプレ大会に成りかねない設定、特に志々雄なんてのは、一歩間違えればタダの滑稽にしか見えないでしょうが、リアルな存在感を醸し出すのは、さすが藤原さんです。殆ど顔が出てこない役なのに、よくぞやってくれました。
鬼気迫る蒼紫も良かった。翁との一戦も凄まじかったです。
志々雄の横に佇む由美。この作品ではあまり活躍するところはなかったですが、そのアンニュイな雰囲気が妙に存在感アリアリでした。高橋さんは、この頃、体調が非常に悪かったらしく、点滴を打ちながらの撮影ということもあったからかな。独特の妖しさを放ってました。
ホンっと、このキャスティングは絶妙以外の何者でもない!
昨今では、よくある前後編の二部作ですが、どちらも2時間超えってところが好感持てます。
漫画もアニメも面白かった長編を、何とか二部作にまとめ上げたって感じです。(前後編で3時間程度ならわざわざ分けるなって、常日頃思ってますから)
【ネタバレになるかな?ちょっと気になったところを・・・】
今回、見直して思ったのは、なんかテンポが悪い?長く感じちゃいました。次から次へといろんなことが起こるんですが、その一つ一つのエピソードが薄っぺらいような。
確かに、ズ〜ンと落ち込むこともありますが、余韻に浸る間もなく、直ぐに次のシーンに移ってしまうような。
そして、次回作への持ち越しが多すぎるんじゃないかって気がします。
志々雄との死闘はもちろんですが、宗次郎との決着もついてないし。
蒼紫とは、まだ出会ってもいません。操ちゃんの心情もあるだろうから、せめて、蒼紫との決着は今作品中でつけておいたほうが良かったんじゃないかな。
もう一つ気になるところは、剣心たちが殺さずで頑張っている横で警察官たちが真剣で斬りつけあっている?まぁ、派手な場面の演出って言えばそれまでなんだけど、なんか腑に落ちませんでした。
そもそも、逆刃刀にしたって斬ることができないだけで、あんな鉄の棒で頭殴られたら死ぬこともあると思うんだけど・・・殺さず?
まぁ、そんなこと言い出したら、お話にもならないと言うことで、なかった事に・・・
今回、見直して気づいたことが。
本作品で、逆刃刀を渡す赤空ですが、「最終章 The Begining」に於いても、刀を渡す時に出ていて、同じ役者さんか演じてました。こんな細かいところも忠実に再現したのにビックリです。
4.0タイトルなし
最終章を観る前のおさらい鑑賞。初鑑賞の時より、つまらなく感じた。
志々雄真実との戦いの前編的作品と言う事もあり、どうしても盛り上がりに欠ける。なんだかオアズケを喰らった気分。
原作は、かなり前に読んだので細かく覚えていないが、映画だけを観ているとキャラの行動がチグハグしているのが気になった。御庭番衆の爺さんと蒼紫の無理矢理感の強い戦い。その戦いの決着の場に不自然な展開で駆けつける土屋太鳳さん。志々雄真の次の狙いが東京と知って突然どこかに走り出す剣心。拐われて、すぐに海に捨てられる薫殿。
逆に子役の演技は良くて、序盤で警察官の死体が送り届けられた場面で泣き途方に暮れる子や、両親を吊るし殺された村の子供。弥彦も最後の戦いの殺陣は良かった。
しかし、何よりも藤原竜也さんの演技が抜群に良くて、これだけでも観る価値の有る作品だと思う。
3.5シリーズの2部作としては良いけど、1本の映画としては起伏も少なく退屈
志々雄真実や四乃森蒼紫など、めっちゃ強そうな敵が出てきて前作以上にワクワク。剣心とやり合う壮絶なアクションが見られると期待してた。でも結局さいごまで手合わせすることなかったので残念。
気になったキャラは翁と駒形由美。翁はヌンチャクスタイルになってからの体術アクションがかっこいい。あのお爺ちゃんがあんな動けると思わなかった。
由美は色気ぷんぷん。台詞無しで立ってるだけでも悩殺されそう。役者だれか気になって調べちゃった。高橋メアリージェンの唇がセクシー。
シリーズの2部作としては良いけど、1本の映画としては起伏も少なく退屈。
続編ありきだから仕方ないけど、終わりもスッキリしない。今なら全シリーズ配信されてるから良いけど、公開当時だったら早く続きが見たくてウズウズしただろうなー。
3.5続きがどうなるのか
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