くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密
劇場公開日:2013年12月28日
解説・あらすじ
水を食べ物に変えることができる「食べ物マシーン」の発明者フリント・ロックウッドと仲間たちが繰り広げる冒険を描いたCGアニメ「くもりときどきミートボール」(2009)の続編。仲間たちとともにフワロー・フォール島を離れたフリントだったが、謎の生物「フード・アニマル」が出現し、島を占拠してしまったことから、再び島に戻り、新たな発明品を駆使して世界を救うため奮闘する。食べ物と動物が合体した個性豊かなフード・アニマルが多数登場。
2013年製作/95分/G/アメリカ
原題または英題:Cloudy with a Chance of Meatballs 2
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2013年12月28日
スタッフ・声優・キャスト
フリント・ロックウッドビル・ヘイダー
サム・スパークスアンナ・ファリス
ティム・ロックウッドジェームズ・カーン
チェスター5世ウィル・フォーテ
ブレントアンディ・サムバーグ
マニーベンジャミン・ブラット
スティーブニール・パトリック・ハリス
アールテリー・クルーズ
バーブクリステン・シャール
フリント・ロックウッド(日本語吹き替え)梯篤司
サム・スパークス(日本語吹き替え)甲斐田裕子
ティム・ロックウッド(日本語吹き替え)斎藤志郎
チェスター5世(日本語吹き替え)梅津秀行
ブレント(日本語吹き替え)佐藤せつじ
マニー(日本語吹き替え)菅原正志
スティーブ(日本語吹き替え)庄司将之
アール(日本語吹き替え)森川智之
バーブ(日本語吹き替え)雨蘭咲木子
くもりときどきミートボール2 フー... の関連作を観る
関連ニュース
アニメ映画版「ゴーストバスターズ」の製作が進行中
2024年12月25日セレーナ・ゴメスがドラキュラの娘に 「モンスター・ホテル4」に声優復帰&製作総指揮
2020年9月28日新「スパイダーマン」の脚本家が決定
2015年7月31日クリス・ヘムズワース、コメディ映画でエド・ヘルムズの義弟に
2014年9月1日新婚ホヤホヤ・安田美沙子、幸せオーラ全開! 子どもは「2人欲しい」
2014年4月22日VESアワードがノミネートを発表 「ゼロ・グラビティ」が最多8部門
2014年1月16日
フォトギャラリー
映画レビュー
1.0タイトルなし(ネタバレ)
「いじめっ子がくれるシチューは毒入り」
3.5可愛いさで癒され、美しさが目の保養になる
3.0Then we were new, Now we are new. あのそれで、いつになったら故郷に帰れるんですかねぇ…。
発明家の卵フリントが引き起こす大騒動を描いたSFコメディアニメ『くもりときどきミートボール』(2009)の続編。
舞台は前作の直後。フリントの憧れる発明家、チェスターVが島に溢れかえる食べ物を撤去するためにスワロー・フォールズへとやってくる。チェスターはフリントの才能を認め、彼を自分の会社”リブコー”へとスカウトするのだが、その裏には大いなる陰謀があった…。
フィル&ミラーが監督/脚本から降りてしまったシリーズ2作目。やはりというべきか、映画としての面白さはグッと低下。
前作に込められていたテーマやメッセージは消え失せ、ただの可愛いキャラもの映画に成り下がってしまった…🤦
気になったのはヒロインであるサムの容姿。男性ウケするファッションを辞め、メガネ&ひっつめ髪という自分らしさを受け入れた彼女。パンパンに腫れた顔での愛の告白など、彼女の存在により明確なアンチルッキズムを打ち出していた前作だったが、今作ではそこはスルー。メガネ女子というのはそのままだが、髪型がおしゃれなポニーテールになっておりダサさが消えてしまっている。
アニメのヒロインらしい見た目になったのだが、それって前作での”他人の目を気にしない”という彼女の着地点から考えるとなんかおかしくないか?観客受けする容姿に変えちゃったら前作のメッセージはなんだったんだ、ということになるのではないだろうか。
科学技術を私利私欲のために用いる公権力の悍ましさも本作ではオミット。代わりにいかにもザ・悪役って感じのマッドサイエンティストなCEOが登場。わかりやすい勧善懲悪の映画になってしまった。
このチェスターのキャラクター描写が非常に薄っぺらく、面白みがなかったことは大きな問題だと思う。何がしたかったんだコイツ…?
世界最高の発明家の筈なのだが、結局このオッさんが作った最大の発明品ってカロリーメイトみたいなバー食品なの?ショボくないっすかね…。
ギャグの面白さが弱まってしまったことも気になるが、それより何よりとにかく脚本が弱い。
今回は「友情」をテーマにしたかったのだろう。いじめっ子といじめられっ子、過去の確執を乗り越え友情を築くことは出来るのか、みたいな問題提起がなされていたのだが、結局これが解決されたのかどうかはぶっちゃけよくわからん。というか、1作目でフリントとブレントは既に友達になっているのだから今更こんな問題提起したところでなんか意味があるのか?
フリントとサムの諍いも、それ自体になんのドラマも生み出してなかったし…。ほんと、今回のお話は何がやりたかったんだか。
そして一番の問題は、結局スワロー・フォールズの食べ物問題にはなんの解決も齎されていないということ。
故郷を奪われた人々からしてみれば「フードアニマルの生態系とかどうでもいいから家に帰らせてくれっ!」って思うだろう。そこを無視して「命は大事!自然を守ろう!」とか言われてもハァ?て感じになっちゃう。監督は『もののけ姫』(1997)でも観て勉強しろっ!!
とはいえ、95分と時間が短くて観やすいし、画面はなかなか華やかだしで、そこまで退屈するような映画ではない。
主題歌がポール・マッカートニーだったのはGOOD!ポールの歌が聴けただけで割と満足してしまっていたりする♪
1作目と比較すると駄作だが、この作品単体として考えればそこまでボロクソに言うほどでもないのかも知れない。
それでもやっぱりこの物語は蛇足だとは思うけどね。
2.0ハリウッドアニメ、月ときどきスッポン
ハリウッドのアニメ映画はほとんど子供向けに作られているので、見てれば大抵は面白い。
例え1作目を忘れていても。
水を食べ物に変えるマシーンを発明した若き発明家が織り成す騒動を描いた2009年のCGアニメの続編。
前作はそこそこ面白かったけど、ざっくばらんにしか覚えておらず…という、まさしくそのパターン。
が、しかし!
う~ん…面白くない。
話が直結だからって言うんじゃなく、登場キャラもどんなだったっけ?って言うんじゃなく(あのナイスなパパは思い出した)、話が面白くない。
ワチャワチャ騒いでるだけで幼稚。
笑いも小さい子供なら喜びそう。
大人が見るには…。
ハリウッドのアニメも会社によって月とスッポン。
食べ物と動物の融合体“フード・アニマル”のキュート&ユニークなキャラ(特にいちごちゃん)、
ヒロインの服装始め某恐竜映画小ネタ、
…良かったのはそれくらい。
映画.com注目特集
3月14日更新
【衝撃の問題作】この村は、人を喰ってる――なぜ世界は本作にハマる? “絶対支持”の理由を解説!
提供:ディズニー
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ
【あまりにオススメされるので、シリーズ未見だけど観てみた】結果は…ハマるまでのリアルドキュメント
提供:ツインエンジン【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)
注目作品ランキング
1
ウィキッド ふたりの魔女劇場公開日 2025年3月7日
2
35年目のラブレター劇場公開日 2025年3月7日
3
ファーストキス 1ST KISS劇場公開日 2025年2月7日
4
映画ドラえもん のび太の絵世界物語劇場公開日 2025年3月7日
5
知らないカノジョ劇場公開日 2025年2月28日
映画ニュースアクセスランキング
- 昨日
- 先週
1
「夜明けのすべて」藤沢さんと山添くんの物語を“映画”にするための試み 三宅唱監督、松村北斗&上白石萌音の“声”にも言及2025年3月16日 08:00
2
Snow Man渡辺翔太が映画単独初主演! 大ヒットホラーシリーズ最新作「事故物件ゾク 恐い間取り」7月25日公開2025年3月16日 11:00
3
聖地巡礼ツアーも話題「アイの歌声を聴かせて」舞台が佐渡になった理由、AIの表現について吉浦康裕監督らがトーク2025年3月16日 09:30
4
「エレファント・マン」を新たな視点で描く伝記映画 ジャック・ヒューストンが監督2025年3月16日 09:00
5
「この恋で鼻血を止めて」に杉田智和と日笠陽子が出演、本PVとキービジュアル公開 4月2日から放送開始2025年3月16日 07:00
1
ニコラス・ケイジの変貌ぶりがヤバすぎて主演女優の心拍数が「76→170」に跳ね上がる「一生忘れない」2025年3月11日 18:00
2
櫻井翔×北川景子「映画 謎解きはディナーのあとで」3月29日に放送2025年3月14日 16:00
3
「日曜アニメ劇場」3月16、23日に「宇宙戦艦ヤマト2199」劇場版2作を放送 30日は「ルパン三世VSキャッツ・アイ」2025年3月14日 18:00
4
【閲覧注意】台湾ホラー「ガラ」5月9日公開決定! 衝撃の日本版ビジュアル&予告編&場面写真を一挙公開2025年3月10日 08:00
5
【第48回日本アカデミー賞】最優秀作品賞は「侍タイムスリッパー」 安田淳一監督&山口馬木也が涙2025年3月14日 22:55