恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム
劇場公開日:2013年3月16日
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解説・あらすじ
ボリウッドを代表する俳優シャー・ルク・カーンが主演を務め、インドで大ヒットを記録したミュージカル・エンタテインメント。1970年代、脇役俳優のオームは人気女優シャンティに恋をするが、シャンティは売れっ子プロデューサーのムケーシュと密かに結婚・妊娠していた。しかし、ムケーシュは、妻の妊娠を喜ぶどころか疎ましく思っており、ある晩、撮影中の映画のセットにシャンティを呼び出し、罠にはめて殺害。シャンティを助けようと駆け付たオームも、映画スターのカプール夫妻の車にはねられてしまい、搬送先の病院で息を引き取る。オームの死亡と同じ時、同じ病院でカプール夫人は男児を出産。その男の子はオームと名付けられて育ち、30年後、スター俳優として活躍するが……。
2007年製作/169分/G/インド
原題または英題:Om Shanti Om
配給:アップリンク
劇場公開日:2013年3月16日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ファラー・カーン
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2013年3月16日
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映画レビュー
5.0最高に楽しい!!!!!
5.0切ない、切ない物語。
ヒロインの存在感が圧倒的。
ただ綺麗なだけじゃない。演技も最高、迫力も最高。ダンスだけは『踊るマハラジャ』のヒロインの方がうまいけど、彼女の存在感なくしては成り立たなかった映画。もう、”女神”とひれ伏すのみ。
そしてヒーローもね。
途中から、ヒーローのカーン氏と若いころの真田広之さんと似ているなあ、とか、
ヒロインは、多岐川裕美さんや松坂慶子さんの若いころのオーラを彷彿とさせるとか思ってしまう。
そして悪役もすごいイケメン。そうでなくては成り立たない。色悪の典型。
この悪役とヒロインが並んでいると、気を失ってしまいそうになるほどうっとりしてしまう。
かつ、ヒーローの親友・おじさん役も捨てがたい。こんな風に自分を信じてくれる人・メンターがいたらいいなあ。
ヒーローの母役も、ベテラン女優の貫録をみせる。
物語はロマンチックの極み。
でも、全てが一歩通行の想いが交錯して、切ない。人に恋するって・・・というもどかしくも切ない展開。せっかく輪廻転生したのに。
突っ込みどころもあるけれど、
直球勝負、物語の筋は極めてシンプル。それだけに、ヒーロー、ヒロインの想いが胸に飛び込んできて、狂おしくも切ない(T_T)。
そこに、冗長的に、ギャクのような笑い、楽しいダンスが挟み込まれる。そんな編集を楽しめるがで評価は分かれるかもしれない。
ボリウッドは数本しか観ていない私でも、その緩急に酔いしれた。編集がうまい。
ハッピーエンドなのかは疑問だけど、〇〇で締めくくられる、救いを感じられて後味の良い映画。
映画製作現場を舞台にした映画。
ボリウッドの現場を垣間見られるのも楽しい。
映画の中の受賞パーティは、本物の受賞パーティに紛れ込んだような感覚。
見慣れぬ出席者ばかりだけれど、その見せ方、関係性などが楽しい。
華やかさ。歌とダンスに酔いしれてしまう。
そこからの、後半への展開に移るシーンの流れに息を飲む。
かつ、公式HPによると、いろいろなボリウッド映画にオマージュを捧げているところもあるとのことだが、ボリウッド映画に詳しくない私には???
でも、公式HPには記載されていないけれど、ここ『雨に唄えば』?とか『オペラ座の怪人』?など、連想してしまい、ワクワクする。
そして、ボリウッド映画の特徴。
歌とダンスのオンパレード。
耳について離れない。ふとした時に、頭を駆け巡る。
エンディングが超!!!楽しいので最後まで観てください。
4.0マサラ上映で鑑賞
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