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隠し砦の三悪人

劇場公開日1958年12月28日

    隠し砦の三悪人のレビュー・感想・評価

    全60件中、1~20件目を表示

    4.5キャラクター設定が素晴らしく、スターウォーズに影響を与えたのも納得

    2025年3月2日
    PCから投稿
    鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

    笑える

    楽しい

    興奮

    映画の冒頭は、太平と又七のコンビの後ろ姿から始まる。ラストシーンもこの二人。この二人の他、雪姫も重要なキャラクターで、三船演じる六郎太だけが目立つ映画ではないところが魅力。太平と又七のキャラクター設定がよくできていて、観ていて身近な話に感じる効果がある。仲が良いようだけど喧嘩もよくするという、腐れ縁のような関係は、R2D2とC3POのモデルになったというのも納得できる。美しいだけでなく、気の強い雪姫のキャラクターもこの映画の質の高さを印象づける効果があり、ぴったりとはまっている。

    殺陣もこの映画の魅力。六郎太と田所兵衛との殺陣は、刀ではなく槍なので珍しい。大きく移動しながらの殺陣は緊迫感があって見どころのひとつだろう。馬に乗って逃げる相手を六郎太が馬で追いかける殺陣は、ハイレベルな騎乗技術とスピード感に驚く。このシーンもスターウォーズ/ジェダイの帰還のスピーダーバイクのチェイスシーンのモデルらしい。

    ラスト近くで雪姫が「雪姫は楽しかった。この数日の楽しさは城では味わえぬ。人の美しさを、人の醜さをこの目でしかと見た」と話す場面がある。ここは、ローマの休日の「ローマです。なんと申しましても、ローマです。私が生きている限り、ここでの思い出を生涯大切にするでしょう」というセリフを連想した。ただ、年代はローマの休日が1953年、隠し砦が1958年で影響を受けた側になる。

    この映画について、タイトルの「三悪人」とは、誰を指すのか、という議論があるが、やはり太平と又七の二人は「三悪人」に含むのではないかと思う。(すると、残る一人は当然、六郎太だろう)確かに、悪人と呼ぶには軽くて庶民的すぎるようにも思う。しかし、「金」を運ぶという“打ち首ものの役目”を必死に果たそうとしているのだから、そう呼んでも良いのではないか。

    p.f.naga

    4.5ラストが素晴らしい

    2025年2月12日
    PCから投稿
    鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

    楽しい

    萌える

     BSの録画(2024年12月12日放送)を視聴。本編139分。

     太平(千秋実)と又七(藤原釜足)の愉快な二人のやりとりが面白い。黒澤明監督作品『七人の侍』(1954年公開)で活躍していた俳優陣の出演が嬉しい。

     六郎太(三船敏郎)や雪姫(上原美佐)が格好良い。
     ラストが素晴らしい。

    どん・Giovanni

    5.0クロサワ映画の最高エンターテイメント!

    2025年2月2日
    iPhoneアプリから投稿
    鑑賞方法:VOD
    ネタバレ!クリックして本文を読む

    脚本監督、黒澤明。
    カテゴリーはなんと、敵領地を突破するロードムービー。

    【ストーリー】
    戦が終わった。
    敗軍の秋月軍に参加した百姓の太平と又七が、根城にもどる道すがら、互いになじりあっていた。
    益体ないやり取りを飽きずにつづけていた二人だが、城は天守まで炎上、しかもうろたえている間に敵軍の山名家手兵にとり囲まれ、捕縛されてしまう。
    場内に集められた敗残兵たちにまじる彼らだが、天守の炎上が盛んになり、崩落すると混乱に乗じてどうにか逃げおおせる。
    追っ手をふりきり川ぞいでひと息つくと、流れされた薪枝に、秋月の紋の刻まれた黄金が仕込まれているのに気づく。
    所有をめぐり、またぞろ揉めはじめる二人。
    そこに、あきらかに上級の侍然とした男があらわれる。
    男は六郎太と名乗り、二人に命じて黄金を集めさせ、急峻な崖に隠された砦に連れてゆく。
    そこには若い女がいて、六郎太は彼女を雪姫と呼び、上に置いていた。

    この映画、アクションが容赦なく危険で、逃げた騎馬兵を追いかけて、六郎太が馬上で八相にかまえて並走し、斬り落とすシーン。
    敵兵役のスタントマンが、疾走する馬の足元に落ちるんですよ。
    おもわず「あぶな!」って声出ました。
    六郎太役の三船敏郎の動きも落馬の危険あるし、よくこんなの生フィルムで撮れたなと。
    戦後、競馬で落馬した騎手が、国内だけでも20名も死んでるんですよ。
    大怪我なんて数しれず。
    落馬はスタントアクションでも本当に危険なので、ぜったいにマネしないでくださいね。かせとの約束だよ。

    印象的なシーンは数多く、途中で立ち寄った村の火祭りはその一つ。
    手塚治虫の『火の鳥 乱世編』によく似たシーンあるんですけど、あれ絶対にパクリと思ってます。
    おっと、パクリではなくリスペクトですね。まあどっちでもいいや。
    どっちも抜群におもしろいですよ。
    ちなみにマンガは見開き2ページの手塚直筆の大作絵があるので、ぜひぜひ見てほしいです。

    次に雪姫。
    クロサワ二大ヒロインの陽性側。
    男まさりで、黒々とバッキーンとした逆八の字眉。
    痛快な性格で、黒澤明という人の先進的な思想が解るようなキャラクター。

    さらに六郎太のライバル、山名の侍大将田所兵衛。
    陣幕を間にした六郎太との果し合いは、槍を用いた時代劇でも珍しいもの。
    剣術指導の香取神道流・杉村嘉男によるシビアな技術の応酬も相まって、非常にスペクタクルなものに仕上がってます。

    ラストもまた善き。
    お金が絡むとずっと罵倒しあってた百姓の二人が、なんかゆずりあいながらイチャイチャ村に帰るんですよ。
    この映画の真のヒロインは、この二人だなって思いました。
    あのジョージ・ルーカスが、あの『スターウォーズ』シリーズの人気ロボコンビ、あのC3POとR2D2の元ネタにしたのが、この太平と又七っていうのは、とても有名な逸話ですね。

    めっちゃ楽しい映画です。
    映画をあんまり見ない人に黒澤作品すすめるなら、自分は断然、この『隠し砦の三悪人』です。

    書き忘れてたけど、隠し砦のロケ地、六甲山の蓬莱峡を見にいきました。
    弟の車で、時間がなくて通りすぎるだけでしたけと、チラッと見えた独特の威容は、ファンとしては瞬間で蓬莱にとどきそうな上がり方しましたよ。
    よかったぜ!

    かせさん

    4.0やんちゃ姫が閉ざされた城を出て世界を知る物語

    2024年12月15日
    PCから投稿
    ネタバレ!クリックして本文を読む

    隣国山名に攻め込まれ壊滅状態となり、滅亡の危機に陥った秋月藩の残党6人は、隠し砦に逃げ延びます。最後の希望は16歳の雪姫と隠し金200貫(750kg)が無事なこと。姫と金を密約のある早川領へなんとか無事に脱出させること、それが侍大将だった真壁六郎太(三船敏郎)に課せられたミッションです。

    タイトルの「三悪人」の解釈もいろいろあるようですが、隠し砦で密談をする三人①老重臣、長倉和泉(志村喬)②姫の付き人の婆(三好栄子)③真壁六郎太の三人を悪人と見ました。三人の作った悪魔のプランにまんまと乗せられ、生死の狭間で欲まみれのダンスを踊らされるのが百姓コンビ、太平(千秋実)&又七(藤原釜足)です。3頭の馬と3人の男の背中に偽装した金を積み、姫と男たちの決死の脱出劇が始まります。

    太平&又七がたまたま金を見つけるなんて、管理が杜撰すぎ!とか、太平&又七に頼らずとも、若い下郎が二人いるじゃないの!などの小さな疑問が湧くところですが、大した問題ではありません。そんな小さな問題は雪姫のキャラ設定の前に吹っ飛びます。

    ・怖いほど釣り上がった眉の美少女
    ・スタイル抜群
    ・ピチTとホットパンツとレッグウォーマー(脚絆)で駆け回る
    ・話す時はいつも命令口調の叫び声
    ・自称が「姫」
    ・ツンデレで口は悪いが情に厚い
    ・いつもスックと「Aの字」立ち、座るときはあぐらか大股開き
    ・乗馬好きで手にはいつもムチ
    ・何かあるとすぐ人をムチでしばこうとする
    ・人前では涙を見せない、泣く時は一人
    ・眠ると全く無防備で、なかなか起きない

    付き人の婆も殿が育て方を間違えたと嘆きます。この姫の設定を大のおっさん4人があーでもないこーでもないと額を突き合わせて作り上げたかと思うと、なんだか微笑ましくなります。美少女キャラとそれを支えるおっさんという設定は、現在も世界中のフィクションで繰り返し利用され続けています。

    「姫は楽しかった!
    この数日の楽しさは城の中では味わえぬ
    装わぬ人の世を
    人の美しさを
    人の醜さを
    この目でしかと見た
    六郎太、礼を言うぞ
    これで姫は悔いなく死ねる」

    姫は敵に掴まり絶体絶命のピンチに陥っても泣き言一つ漏らしません。漏らさないどころか、ついに六郎太の今までの苦労を労ります。これには叱られフェチの六郎太もメロメロです。ついでに二人の会話を聞いていた敵方の武将、田所兵衛(藤田進)までメロメロになっています。幼さの残るやんちゃ姫を豪傑二人が支える構図、この姫に仕えたい!とおっさんに思わせる説得力、さすが黒澤明の演出力です。観客のおっさんたちも、恐らくみんなこのエキセントリックな姫を守りたくなったのではないでしょうか。

    侍であるおっさん二人はいずれも個の力で困難な状況を突破します。馬上で両手に刀を構え、全速力で敵を追走する真壁六郎太(三船敏郎)。もう、「ひとり騎馬軍団」です。農耕民族には見えません。あんなのが追っかけてきたらもう諦めます。田所兵衛(藤田進)も一人で大勢を相手に大立ち回りを演じ、姫と六郎太を死地から救います。個人の爆発的なパワーで困難な状況を打開するのが黒澤監督は好きなようです。どんな無茶な設定も、三船敏郎の「農耕民族離れした身体的説得力」で乗り越えます。痛快娯楽時代劇に三船敏郎は欠かせません。

    六郎太は姫と同じ年である妹、小冬を姫の身代わり(影武者)として敵に差し出しています。脱藩した田所兵衛は自分の家族を山名に置き去りにしています。隠し砦に残った4人は敵に殺されています。痛快時代劇ですので、こういった犠牲はさらりとした描かれません。みんなの犠牲はすべて雪姫を生かすためです。雪姫は本作の悲劇性を一身に背負っています。でも雪姫はそれをほとんど見せません。唯一、小冬の死を知った雪姫が仁王立ちで一人号泣するシーン以外では。

    陥落した秋月城には大勢の裸の男達が集められています。城の地下を掘らせ、埋蔵金を探すためです。「おまえら人間じゃねえ、モグラだ!」。もぐらというより、軍隊アリかイナゴの群れでした。一斉に蜂起した奴隷たちが手に手に棒きれを持って武装した山名兵たちに襲いかかります。撃たれても斬られても、仲間の屍を乗り越え、声を上げながら突進する裸のおっさんたちの群れ。しかも数多すぎ!さすが過剰大好き黒澤映画です。まず冒頭にこの最大のスペクタクルシーンが描かれるのも本作の特徴です。侍は侍の意地のために個の力で戦い、大衆は生きるために群れで戦います。

    映画の中盤「火祭り」も大衆が主役のシーンですが、ここでは歌と踊りというルールがあります。姫も六郎太も仕方なく踊りに参加させられます。「この世は闇夜、ただ狂え!」という歌の文句がありましたが、この大衆はただの虫けらの集まりではありません。仏教的無常観を背景にした過激さ、陶酔して踊り狂う熱狂、得体の知れないパワーを秘めています。

    黒澤監督自身も、心のどこかでこのような大衆のパワーに対する恐怖心を持っていたのではないでしょうか。このような大衆のパワーの前には、きっと六郎太も太刀打ちできないはずです。本作が作られた頃の黒澤監督は、大好きな三船敏郎と組んで、映画好きな大衆にも支持され、もっとも幸福な時代だったのではないでしょうか。

    「仲ようわけるのじゃ。喧嘩はならんぞ!」

    褒美をもらった太平&又七が雪姫に叱られて、映画は幸せに幕を下ろします。

    jin-inu

    4.5『人の命は火に燃やせ、 虫の命は火に捨てろ』

    2024年12月14日
    PCから投稿
    鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

    途中、祭りのシーンで出てくる歌の歌詞。

    高潔に生きる雪姫、真壁六郎太、

    目先の損得で裏切ったり寝返ったりする百姓二人

    対照的な人物像がわかりやすく、楽しめた。

    藤崎敬太

    4.5一大冒険活劇にして、最高のエンターテイメントだ。

    2024年9月26日
    PCから投稿

    戦国時代。敗戦の侍大将が、負けん気の強い姫とお家復活の軍資金を伴い、道中で出会った2人の農民を伴って、敵中突破を目指す姿を描いた、冒険活劇。『スター・ウォーズ』に影響を与えたことでも知られる作品ですね。

    大胆不敵で堂々たる侍大将と、勝ち気で負けん気が強い姫が、身分を隠したまま、2人の農民との道中を繰り広げるのだが、真剣なドラマとユーモラスなコメディを、絶妙なバランスで見せてくれる。

    2人の農民は、決して賢いとは言えず、喧嘩ばかり繰り返すのだが、単なる狂言回しを遥かに超えた、とてもコミカルな存在で、愛すべきキャラクターだ。

    1958年公開のクラシカルな映画の中でも、カラッとした雰囲気で、突き抜けた面白さがある。細やかさと大胆さを融合させ、アクションとコメディとドラマが混ざり合った、純粋に楽しめる一大エンターテイメントだ。

    瀬戸口仁

    4.0黒澤作品としては細部の詰めが甘い

    2024年9月26日
    PCから投稿
    鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

    気になるのは脚本の練り込みの粗さ。

    特に太平と又七のコンビが一貫性のない性格で、こんにゃくのように態度が変わる。欲深い性格の故と、劇中では語られるが、狂言回しの役割なので、主人公たちの置かれた危機をうまく説明するために、彼らのセリフを当て込んでいるが、ついて来る必然性が薄い。200貫と言えば相当に重いはず。少人数で運べる量ではなく、どこかに隠して、逃げることを優先するのが定石だろう。

    関所の通過を解りやすく説明するのも、観客に分からせるための方便で、真壁六郎太ほどの大将であれば、選択肢の一つとして頭にあったはず。太平と又七に気づかされた体裁だが、愛すべき凸凹コンビと強い侍の結団式を、粋なエピソードで見せているが、普通なら二人は逃げ出すだろう。

    偶然の要素が重なり過ぎている。

    それにしても祭りのシーンは素晴らしい。
    三船と藤田進の槍の戦いも見事。練習から、本番まで、かなりの手間がかかっているはずだ。
    最後の、獄中で姫が負け惜しみを吐くシーンも素晴らしい。処刑を待つ身でありながら「楽しかった!」と言って、歌を朗じ、それを見た兵衛は自分の主君とのあまりの器の違いに、心中穏やかでない。姫を守り切れなかった六郎太は悔しさで男泣き。このロングショットの長回し。画面に収まっている4人ともが、それぞれの胸中を態度で見せている。奇跡が起きたと言っていいだろう。

    娯楽性に大きく舵を切って作られた映画で、展開の少なさの割には尺が長い。確かに面白い作品ではあるが、個人的には「用心棒」「椿三十郎」で、その娯楽性は結実した印象だ。

    また、この前の年に「蜘蛛巣城」があるが、ここでもド迫力の矢撃ちのシーンがある。三船敏郎の演技は、文字通り命がけであったろう。

    後年、人間の業を描くことで、黒澤の映画はより深みを増していく。個人的には「赤ひげ」ほど魂を揺さぶられた映画も少ないので、どれか一つと言われれば黒澤作品では「赤ひげ」が一番で、この映画は残念ながら好きな黒澤映画の中の一本に過ぎない。

    うそつきかもめ

    5.0黒澤監督映画で一番好き

    2024年4月16日
    iPhoneアプリから投稿
    鑑賞方法:DVD/BD

    楽しい

    興奮

    幸せ

    一作目のスターウォーズの原作として有名ですが、テンポ、アングル、台詞回し
    どれを取っても一流でこれぞ娯楽映画!って作品で、黒澤監督映画では一番好きです。
    機会があれば是非、鑑賞下さい。

    映画野郎

    5.0謎の涙

    2024年2月12日
    iPhoneアプリから投稿
    鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

    楽しい

    興奮

    幸せ

    細かい批評は他の人を参考にされたい。
    娯楽映画が目指すべき金字塔的傑作。
    CGIのない時代の生身のはかりごとの全て。
    鑑賞中上手すぎて、壮大すぎて、驚愕すぎて、爽快すぎて、人間の生々しさが記録された故の、悲しみではない謎の涙が出てくる。鳥肌である。
    クリエイティブに関わる人間は特に観た方が良いであろう。

    kokobat

    4.0これぞ娯楽映画

    2024年2月8日
    iPhoneアプリから投稿

    楽しい

    興奮

    ネタバレ!クリックして本文を読む

    最後に田所兵衛が裏切る場面が痛快。特に六郎太が馬で娘を拾い上げる場面に拍手喝采した。

    あっちゃんのパパと

    4.5可能なら、日本語字幕ONがおすすめ

    2024年2月1日
    PCから投稿

    SW4の発想になった1作。やっと見れました。

    正直な話、セリフが聞き取りにくくて。
    「日本語字幕版」表示にして大正解。わかりやすかった。

    くすくす笑えるところもあれば、かっこいー!な場面もあり。
    白黒だけど、そう感じさせない面白さ。
    次さてどうなるんだ?と。

    欲を出しては、いけないということで。
    ラストもスッキリ。

    ゆき@おうちの中の人

    3.0「隠し砦の三悪人」1956(羅生門1950と七人の侍1954の後)...

    2023年12月9日
    スマートフォンから投稿
    鑑賞方法:映画館

    知的

    寝られる

    「隠し砦の三悪人」1956(羅生門1950と七人の侍1954の後)
    三船の主演アクションなので見にいく 今年シネヌーヴォ九条で見た羅生門に引き続き
    あの時三船敏郎に衝撃うけて本まで買ったり満州や秋田出身戦争に従軍したことなど色々特攻くずれとか
    ・馬に乗ったまま槍で戦う 本当にできるの?怖い 命がけのアクションシーン多い
    ・歴史場面(城の行くまでの石の階段 祭りは農民の軍事訓練的な農民を集めて築城などする)
    ・黒澤明の好み 農民祭り面白い
    ・三船敏郎がもうスターの確固たる地位を築いた後の映画なのかも 役柄がすごく頼れる兄貴になっている 品格のある偉い侍大将の役はまってる
    ・後世に影響を与えた 砦の場面ゲームのFFのチョコボ思い出した
    ・ギャグはノリが古く感じられて痛快娯楽活劇という評価だが途中で寝てしまう 二人の百姓はすぐケンカ兄弟げんかのようだ凝りもせず
    これはその当時の日本人のノリなのだろうか軽薄植木等とか無責任男は1962年
    ・お姫様のかっこよさ殿としての魅力的な感じでエンド 心地よく終わった
    ・コメディができる俳優って貴重だよねできる人とできない人がいるのなぜなのかみんなできないぐらい演技力いるのかしかし三船はできない派かも 百姓コンビが達者な人たちだったバカになりきってて安心して見れた

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    共感した!1件)
    チャン・パー

    5.0世界の黒澤面白い!

    2023年7月30日
    PCから投稿
    鑑賞方法:DVD/BD

    楽しい

    興奮

    登場人物がみなキャラが立っていて、いつも黒澤映画で思うのは名もないような村人が生き生きしていてこういう人いるなあ、ダメダメなんだけど憎めなくって。
    でも最近そういう人少なくなったなあ…ということです。

    この映画もそう。
    ストーリーは二転三転してはらはらしますが、最後にはなんだかほのぼのにやりとしてしまいます。
    正直すこし尺が長いなとは思いました。
    でも面白いです!

    こまめぞう

    4.5いいから飯を炊け!

    2023年7月26日
    スマートフォンから投稿
    鑑賞方法:DVD/BD

    笑える

    悲しい

    興奮

    ネタバレ!クリックして本文を読む

    まずはじめの捕虜達の脱走シーンから迫力に圧倒されました。
    そして中盤と最後の馬を駆けるシーン。凄すぎて「ええー!!」と思わず声が出た。とにかくかっこいい。

    2度目は六郎太目線で鑑賞。また違った面白さがありますよ!

    ムーン

    4.0【時代劇の主役に名もなき農民を据えた作品。後世に及ぼした影響は多大なる作品である。】

    2023年6月8日
    PCから投稿
    鑑賞方法:VOD

    悲しい

    知的

    幸せ

    ■敗軍の将、真壁六郎太(三船敏郎が)、世継ぎの姫と、雪姫と隠されていた軍用金を抱えて敵陣中を突破しようとする。
     次々襲い掛かる困難を危機一髪で潜り抜けていくシーンは、迫力たっぷりで爽快感満点である。

    ■戦国の乱世。山名家と一戦を交え、敗れ去った秋月家の侍大将・真壁六郎太は、世継ぎの雪姫と数名の残党と共に隠し砦にこもった。秋月家再興のため、同盟国である早川領への脱出を計画する。それには敵地を通って早川領へ抜けるほかに道はなく…。

    ◆感想

    ・今作の主役は名もなき太平(千秋実)と又七(藤原釜足)である。
    ー 今までにない視点である。-

    ■驚くのは、今作の脚本のレベルの高さであり、三船敏郎の眼力は別格とて、雪姫を演じた上原美佐さんの、眼力及びその魅力であろう。

    <今から50以上の前の作品にして、この面白さ。唸るばかりである。>

    NOBU

    5.0裏切り御免‼️

    2023年4月8日
    スマートフォンから投稿

    楽しい

    興奮

    侍大将が姫と黄金を守って敵中突破!聞いただけで胸躍る!上原美佐さん扮する雪姫の魅力、そして我が憧れ三船さんの真壁六郎太!刀を構えて馬を駆る迫力といったら。三船さんは映画史上最高の俳優のみならず最高の馬乗りでもあったのです‼️

    活動写真愛好家

    4.5胸躍る時代劇!! こんな映画ほかにはない

    2023年4月2日
    PCから投稿

    難解さ無し、重さ無し、眠気無し、よくもこんな映画を作ったものだと感心する。物語は戦に負けたお家の姫と家来、その姫を探す敵、そこに欲深いふたりの農民と敵の武将が加わり物語を面白くする。

    この映画から何かを感じ
    新しい映画作りをした監督も多い。
    現場での黒澤監督の楽しさが見えるようで
    観れば観るほど面白さは倍増する。

    星組

    4.0過激こそ黒澤

    2022年12月30日
    iPhoneアプリから投稿
    鑑賞方法:VOD

    R2D2より人間な二人
    ゴツい三船、凛とした姫
    裏切り御免!

    すぅ

    5.0痛快娯楽エンタテインメント!!!

    2022年11月30日
    PCから投稿
    鑑賞方法:DVD/BD

    この作品を元に、ジョージルーカスが「スターウォーズ」を制作したのは
    有名だが、初期のスターウォーズを知らない世代の為に、あえて説明する。
    この作品の、太平と又七の凸凹コンビをから、スターウォーズC3PO、
    R2D2が作られた。 だがスター…の、ロボットで片や人間の言葉が喋れ、
    片方は喋れないの掛け合いより、やはり普通の人間の会話の太平と又七
    コンビの方が、パフォーマンスで上と見れる。
    黒澤映画の痛快娯楽エンタテイメント作品は「七人の侍」が有名だが、
    七人…は映画の密度が濃いので、黒澤映画初心者に痛快娯楽作品を
    求める人には、この隠し砦…の方をオススメする。
    このレビューが、満点が★5つしか無いが、満点が★8つであった場合、
    私は満を持して、この作品に★8つを与える!! 日本はおろか、世界中
    の映画の中で、★8つを付ける物は、そうそう幾つも無い!!!

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    共感した!2件)
    777

    4.0THAT's時代劇

    2022年7月27日
    PCから投稿
    鑑賞方法:DVD/BD

    1958年。黒澤明監督作品。
    三船敏朗主演の時代劇エンターテインメント。
    《ミフネは日本で一番乗馬シーンが上手かった》そうです。
    手綱を持たずに手放しで馬を走らせる(股で馬を挟んでる?)
    そして馬上同士で刀と槍を振り回しての斬り合い。
    また、走ってる馬から村娘を右手一本で、引き上げて乗せたまま走らせる!!
    神技です。
    気持ちイイ!!

    この題名の三悪人・・・って誰と誰と誰?
    謎ですよね、三船敏朗の真壁六郎太?
    百姓の千秋実と藤原鎌足の三人?(悪人とは思えないけど・・・)

    STORYは、世継ぎの雪姫(上原美佐)と隠し置いた黄金200貫とともに敵陣を突破して、同盟軍の陣内へ逃亡するまでの脱出劇・・・ロードムービーですね。
    金山の洞窟掘りや、黄金運搬にこき使われる百姓の千秋実と藤原鎌足は、
    後にジョージ・ルーカスにより「スターウォーズ」のC-3POと、R2-D2にの
    モデルになったとか!!

    お姫様上原美佐の勇ましさ・・脚の長さ。
    百姓二人の、ズッコケぶり。
    そしてなんと言っても大将ミフネの格好良さ!!
    存分に楽しめました。

    琥珀糖

    全60件中、1~20件目を表示

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