十代の狼
劇場公開日:1960年3月2日
解説
角田喜久雄の「汚れたハンカチ」を、「危険な女」のコンビ原源一が脚色し、若杉光夫が監督したもので、グレン隊と、彼らを追う刑事の葛藤を描いたもの。撮影は「硫黄島(1959)」の井上莞。
1960年製作/54分/日本
配給:日活
劇場公開日:1960年3月2日
あらすじ
最近グレン隊に仲間入りした鉄夫にも恋人があった。由枝といい彼と同郷、街工場で働いている。ある日、二人は浅草の娯楽センターに行った。兄貴分の修に見つかった。いつものところに由枝を連れて行けと言った。バー・クールの二階、いつもそこで彼らはひっかけた女をなぶりものにするのだ。鉄夫は修らをまいて、由枝を逃がしてしまった--。翌日、下町の住宅地に殺人事件が発生した。兇器の拳銃は昨夜半交番から盗まれたものだという。老刑事の松下はグレン隊の仕業とにらんだが、若い助川刑事は殺された細君の過去がくさいのでその点から追って行くと言った。松下は、被害者の女中が犯行直後ホクロのあるグレン隊風の男を見たという事実を重視した。さらに、飲み屋の女はホクロの鉄と名のる男が法外なチップをおいていったという。同一人だ。助川は細君の線をたどって九州へ飛んだという。バー・クールの二階。鉄夫が重傷を負ったといつわり連中は由枝を連れ出していた。由枝の下着が破られた。そこへ鉄夫が飛びこんで来た。手には拳銃があった。由枝は魔手を逃れた。鉄夫の家に松下が踏みこんだ。逃げる鉄夫。格闘となったが、鉄夫の拳銃が暴発した。鉄夫は危篤の状態になった。その時、真犯人夏木が助川の手により九州で逮捕されたという報が入った。鉄夫はその夜、夏木が交番から盗み出した拳銃で殺人を犯すのを見ていた。そして、夏木が捨てた拳銃を捨いおどしたので、夏木は彼に口止め料を払って九州に高飛びしたのだ。原因は怨恨だった。松下の全身から力が抜けた。鉄夫の危篤状態は続いている。松下が外に出るとその背に、鉄夫の母の怒声が浴びせられた。人殺し!人殺しめッ!
スタッフ・キャスト
映画レビュー
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