夜の歌謡シリーズ なみだ恋
劇場公開日:1973年8月11日

解説
“夜の歌謡”シリーズ10作目。金とセックスのうごめく夜の盛り場で、唯一人純心でウェットなホステスと、組に追われて逃亡中の若いやくざとの悲恋を描く。脚本は「夜の歌謡シリーズ 女のみち」の成澤昌茂、監督は「子連れ狼 親の心子の心」の斎藤武市、撮影は「不良番長 骨までしゃぶれ」の山沢義一がそれぞれ担当。
1973年製作/73分/日本
配給:東映
劇場公開日:1973年8月11日
あらすじ
新宿。母が経営しているスナック“ダニイ”で働いている三枝子は、夜の出勤の途中、若い男に、いきなりショルダーバックの中に血のついた拳銃をねじ込まれて、店の裏のトイレで待つように頼まれる。指定されたトイレに行くと、その男は血のついた手と傷口を洗っていた。男は暴力団組員で海老原五郎といい、同じ組の幹部を刺して逃亡中の身だった。やがて、五郎は三枝子を連れて町医者へ駆け込んだ。三枝子は、早く五郎の元を離れたかったが、五郎が一ヶ月の入院を要する重体だと聞かされ、彼を見捨てるわけにはいかなくなった。三枝子の母キク江は、“ダニイ”を経営するかたわら、裏では売春の斡旋をしており、三枝子までも商売道具にしようとしていたため、三枝子は母をひどく憎んでいた。やがて、三枝子は二度、三度と五郎の病院へ通ううちに、いつしか五郎に好意を寄せるようになった。初めて知った恋であった。そんなある日、三枝子は、店のマネージャーでキク江の情夫でもある若松に犯された。三枝子は母と若松を憎み泣きながら一晩中、夜道をさまよった。翌朝、三枝子が帰ると、キク江は、若松が三枝子に手をつけたことから、とり乱しショック死していた。三枝子は売春幇助で捕われ、五郎から預っていた拳銃まで発見されてしまった。彼女は突差に、その拳銃は若松のだ、と嘘をつくが、指紋から見破られてしまう。釈放された若松は、ふたたび三枝子に迫った。逃げる三枝子は無意識に庖丁を掴み、のしかかる若松を刺した。丁度その時、刑事に追われている五郎が来た。激しく抱き合う二人……。翌朝、五郎は「若松を殺したのは俺だ」と言い残すと逃げるように姿を消した。三枝子はいつまでも、五郎の面影を追って泣き佇ずむのだった。
スタッフ・キャスト
映画レビュー
映画.com注目特集
3月19日更新
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」に熱狂するのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ
【あまりにオススメされるので、シリーズ未見だけど観てみた】結果は…ハマるまでのリアルドキュメント
提供:ツインエンジン【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)
注目作品ランキング
1
ウィキッド ふたりの魔女劇場公開日 2025年3月7日
2
35年目のラブレター劇場公開日 2025年3月7日
3
ファーストキス 1ST KISS劇場公開日 2025年2月7日
4
映画ドラえもん のび太の絵世界物語劇場公開日 2025年3月7日
5
ロングレッグス劇場公開日 2025年3月14日
映画ニュースアクセスランキング
- 昨日
- 先週
1
女優で歌手で潜入工作員…さらに射撃の名手! ガイ・リッチー新作「アンジェントルメン」本編映像2025年3月19日 08:00
2
アンディ・ラウ主演、香港映画史上最大級のディザスター大作「カウントダウン」緊急公開が決定【特報公開】2025年3月19日 08:00
3
【本日配信!】「ガンニバル」完結編、新宿にリアル出現した“人が喰われている村”に行ってきた2025年3月19日 15:00
4
橋本環奈が“赤い人”になった!? 「カラダ探し THE LAST NIGHT」9月公開、衝撃のビジュアル披露2025年3月19日 07:00
5
「47RONIN」監督がNetflixに対する詐欺容疑で起訴 16億円を不正流用2025年3月19日 14:00
1
ニコラス・ケイジの変貌ぶりがヤバすぎて主演女優の心拍数が「76→170」に跳ね上がる「一生忘れない」2025年3月11日 18:00
2
櫻井翔×北川景子「映画 謎解きはディナーのあとで」3月29日に放送2025年3月14日 16:00
3
「日曜アニメ劇場」3月16、23日に「宇宙戦艦ヤマト2199」劇場版2作を放送 30日は「ルパン三世VSキャッツ・アイ」2025年3月14日 18:00
4
【閲覧注意】台湾ホラー「ガラ」5月9日公開決定! 衝撃の日本版ビジュアル&予告編&場面写真を一挙公開2025年3月10日 08:00
5
【第48回日本アカデミー賞】最優秀作品賞は「侍タイムスリッパー」 安田淳一監督&山口馬木也が涙2025年3月14日 22:55