難病「再生不良性貧血症」と闘う 君はいま光のなかに
劇場公開日:1978年10月28日

解説
「再生不良性貧血症」で愛児を亡くした一主婦の苦闘の記録を映画化したもので、日夜苦しみ続ける患者と家族の姿を通して、この病気のおそろしさと、献血の必要性を描く。脚本は岡田正代と塩田千種の共同執筆、監督は「鴎よ、きらめく海を見たか めぐり逢い」の吉田憲二、撮影も同作の大津幸四郎がそれぞれ担当。
1978年製作/108分/日本
配給:ATG
劇場公開日:1978年10月28日
あらすじ
福本治男、伸子の夫婦には、真由美、貴博の二人の子供がいた。ある夜、シーツを真赤に染めて貴博が出血した。病院で「再生不良性貧血症」と診断された。「急性のものは出血傾向が強く、六カ月以内に死亡する者が多い。輸血だけが唯一の対症療法である」。貴博が死ぬ!子供の死への恐怖に混乱した伸子は看護婦に励まされて献血者に連絡をとるのであった。この病気の輸血は生鮮血に限られ、血は採血後六時間以内のものでなければならなかった。伸子の、新鮮な血液を求めて奔走する日々が始まった。そんな時、大学の献血運動の会の学生が供血を申し出て来た。「貴博は助かるかもしれない……」伸子はそう思った。しかし、難病の患者を抱えた家族に経済的な問題かつさまとう。貯えていた金も底をつき、借金も増えた。その後、テレビでの伸子の献血の呼びかけに、全国から供血者が続出し、貴博の病状も落ちついた。伸子の胸に希望が湧いてきた。しかし、久し振りに外出したある日、また貴博は出血した。出血は幾日も続き、貴博は幻影を見るようになった。貴博が小学校にあがるはずの春、子供の命が長くないことを感じた伸子は医師に外出を願い出た。久し振りの家族の遠出である。野山に貴博の笑い声がこだました。家族は、小さな体を、笑顔を、熱い思いで見守るのであった。
スタッフ・キャスト
映画レビュー
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