黄金を抱いて翔べのレビュー・感想・評価
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2.5みんな若い
北川が中心になって計画した強盗。大変な事をしでかそうとする割に計画が中途半端では?
爆弾がいるからと、仲間に引き入れた幸田に爆弾作れる奴を引き入れる事を丸投げ。自分で納得しなくていいのか?銀行の下見に行った時には客のおばちゃんに話聞かれてるし。金塊の重さ考えての最後の脱出方法があれ?金庫の扉がいくつあるかも分かってなかったようだし、警備員に顔見られているし。
浅はかな計画で、仲間は死んでしまうし、妻と子供、弟まで死んでしまう。妻と子供が1番気の毒。お腹の赤ちゃんも。その後に、1人になって身軽になったと笑って話す北川、このヤロー!
無計画な犯罪はやめましょう、のお手本のようなお話。出演者は豪華でしたね。
4.5スルメ作品
初めてこの作品を映画館で見たのは18歳の頃でした。
あらすじは一切知らず、タイトルにただワクワクしたので鑑賞しました。
が、
すぐタイトルとの高低差に驚きました。
最初から最後まで予測がつかずある意味ワクワクしっぱなしの作品だったなと思います。
雑なようで実は大事なキーワードは作品中の至る所に散りばめられており、あれから数年おきに約10年近く何度か見ておりますが、何度見ても自分の中の新たな感情の発見になり楽しめる作品です。
簡単に銀行強盗の話が進む訳がないとかあーだこーだ現実的なことはこの映画を見る上で重要ではないと思いますのでその辺はスルーして鑑賞すると更に楽しめると思います。
4.0闘いに負けて、しかも豊かになった者たち。
井筒監督も含む「あの時代の人たち」って、「精一杯闘ったけど敗北」ってのがホント好きなんだなと改めて実感しました。
闘いに負けて、にもかかわらず自分たちは豊かになってしまったというのが全共闘世代。
この映画も、テーマはまさにその通りです。
左翼が出てくる、暴力団が出てくる、舞台はマンガじみた大阪だ、というわけで、ディテールはとても楽しめました。
強盗映画ですが、きっと監督が目の敵にしているであろうハリウッド映画の対極というべき作品に仕上がっています。
凶暴で粗暴な者たちの、まるで全共闘の無鉄砲な闘争のような犯行が繰り広げられる、そう、これは闘争映画なのでしょう。
監督にとって、敵は日本なのか? 豊かさなのか? つまり勝利を収めた資本主義への挑戦なのか?
そういうことは、じつは世代の異なる私にはどうでもいい話です。
うらぶれて汚い屋台で安酒を呑んでクダを巻くのを良しとする全共闘世代の感性にはついて行けないな、と改めて実感させられました。
しかしこれが蹉跌した全共闘世代に共通する感覚だとすると、きっと、見る人によってはツボにハまる映画なのかも知れません。
監督と同世代でないのなら、ストーリーではなくディテールを楽しんでみてください。
4.0盗人には常人には覗い知れぬ快楽があるのだろう。
ドロボーには大儀はない。そこに金塊があるから盗むことを欲する。
福沢諭吉ではなく金塊だから煌めいていてワクワクする。登山家がそこに山があるからだと答える様に盗みを計画し仲間を集め実行に移す。
そんなドキュメンタリー映画ぽさがこの作品から匂ってきた。
そけぞれの登場人物には痛い過去がありフラッシュバックに悩まされつつも集中できる瞬間だけが生きていると実感できる・・・・そんな感覚の映像が観ている僕にはよく伝わってきた。知りたくものい真実。けれど知りたい。どんな人間にだって脚色してしまいたい忌まわしい過去を胸に秘めているものなのだ。都合のいいように格好いい過去に脚色した人生は体に毒なのだ。そんな大阪的ダンディズムに翻弄された。
わざわざTUTAYAへ足を運んだ甲斐があった。
0.5あほですか
2.5動機は?
主要人物が多くてキャラがバラバラなので、
それぞれのキャラの描き込みが必要だと思うが、
そこが出来なかったために話に乗り切れなかった。
いろんな話が劇中切り替えが早く、内容を詰め込みすぎな感もする。
それだけに原作は面白そうだなと思ったが、映画には不向きかもね。
幸田(妻夫木)が北川(浅野)に誘われる導入とか、
動機付けが不充分だし、仲が良いのかも分からない。
「お前はジャイアン」「何だよのび太」の会話は良かったが、
北川が1人で熱くなってる感じで、その熱も理解不能。
「何で銀行強盗するのか」という‘大義’に対して、
一番納得できる態度がモモ(チャンミン)というのも何だかな。
モモが一番ノリノリだったからというのもその所為だが。
強盗する上での障害以外の不要な絡みが要らないかなと。
あの裏カジノのチンピラも、殺すほどなのかとも思ってしまうし、
本編とはそれほど関係ないし。
銀行強盗の手口も全体像は面白いが、現場では古臭いやり方。
元々の話が古いだけあって迂闊に携帯電話使ってないのは良いが、
現代版にアレンジしてるんだからちょっとは使えよ。逆に違和感有るよ。
最後も「何で?」が拭えず、全体的に消化不良。
雰囲気は好きなだけに、もっと面白かったらと残念。
浅野忠信ってあんなわざとらしい演技だったか?
あとは他の面々、全然関西弁使ってないのも変。
それこそバックボーンがそれぞれあるのだろうが、
それ映してないから変。
西田敏行くらいは関西弁使ってよ。
4.0編集がブツ切りで話し進むの早くて良い。現実にこうはいかないだろうの...
2.5惜しい!
3.0『黄金を抱いて翔べ』
2.0物足りない
強盗する前に色々、問題起きすぎるよな。幸田とじいちゃんが親子だったていうのは予想外だったけど、さすがに無理があったと思う。たまたま寄せ集められた強盗グループで親子が再会するって恐ろしい確率やな。強盗のシーンはちょっとショボかった。ギリギリまで裏切り者が誰かわからなかったほうがよかった。
3.0人間模様
3.5つまらなくはないけどピンとこない
なんというか玄人向けな印象を受けました。
ラジオの発言なども併せて考えるに井筒監督がこの映画でやりたかったのは「日本で硬派なケイパー物を作ること」だったと思われます。人物描写が浅かったり、キャラの過去や背景があまり説明されないのは意図的なあたりかと。聞こえの悪い言い方をすれば、監督が自分のやりたいことのために、原作やキャストを利用したって感じなんですかね(でも映画ってそういうもんかって思ったり…)。なのでそこが悪いとは言いません。
しかし僕もジャンルムービーを多角的に見て楽しめるほど通じゃありません。ぺーぺーです。結局キャラへの移入度が面白さに直結してるところはあるので、この映画はあまりピンと来ませんでした。
4.0静かに進むが、後半はドキドキ
淡々と進み、淡々と死ぬことに、人生の終わりなんてそんなものなのかもしれないと思った。
死に様に、その人の人生が浮かんでくるよう。
最後の妻夫木くんが落ちる瞬間も、あっけないからこそ、気持ちが伝わってきた気がした。
後半の展開は画面に吸い寄せられた。
面白かった。
シム・チャンミンも良かった。
3.5思ったより
2.5クライムムービー
2.5余りに凡作過ぎて・・。
1.0ハリウッドリメイクしたらと思うと…
ざっくりした銀行強盗映画だった。特に盛り上がるところもなく、淡々とそして着々と不自然に事が運んでいく。取って付けたような設定もありイマイチ頭に入ってこなかった。(´д`)このご時世になんてアナログな爆弾なんだ!?(笑)とわらってしまった。
3.0頭に?が浮かぶ映画
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