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ラスト・ターゲット

劇場公開日:

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ラスト・ターゲット

解説・あらすじ

マーティン・ブースの小説「暗闇の蝶」を「コントロール」のアントン・コービン監督、ジョージ・クルーニー主演で映画化したサスペンスドラマ。スウェーデンで仕事を終えた殺し屋ジャック(クルーニー)は、最後の仕事としてイタリアの小さな村へとやってくる。カメラマンとして生活しながら村の神父ベネデットや美しい女性カルラと交流するジャックだったが、やがて彼の命が狙う殺し屋が村に現れ……。

2010年製作/106分/PG12/アメリカ
原題または英題:The American
配給:角川映画
劇場公開日:2011年7月2日

スタッフ・キャスト

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特集

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映画レビュー

2.0淡々と展開する殺し屋の日常

2024年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ストーリーはかなり淡白で、ジョージ・クルーニーのクールな演技がマッチしています。
娼婦と、殺し屋の女が似ていて、ストーリーが混乱します。
セックスシーンは丁寧に描いてあるのに、アクションシーンは盛り上がりに欠け、見るべき点はありません。
正直、退屈な映画でした。

うそつきかもめ

2.5予測の展開から、1㎜も外れない

2024年3月27日
PCから投稿

ジャン・レノ主演の「レオン」レベルを期待したのだが…。

展開も結末も判りやすく「型にはまった」感の「殺し屋」映画。
映像は結構イイ味を出しているだけに、残念。

ビン棒

3.5「殺し屋」にもなれるジョージ・クルーニー

2023年12月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

単純

興奮

まず冒頭のシーンで、
見る側を「あっ!えっ?」と、″なぞ状態″ にした上で物語がスタートする。

その後、舞台はイタリアに移るのだが、このイタリアの城塞都市カステル・デル・モンテが、非常に美しい。
本作の舞台としては最高だろう。

ヴィオランテ・プラシド、テクラ・ロイテンという二人の助演女優もすこぶる良い。
演技の巧拙というよりキャスティングの勝利だろう。

主役を演じる、
ジョージ・クルーニー扮する一流の殺し屋は、

実は愛に飢えている ″孤独″
特定の女性にだけ向けた一途な ″色気″
ターゲットに対する隙のない ″冷酷さ″
ちょっぴり高倉健のような(笑) ″不器用さ″

を全身に纏い、この役は彼以外では考えにくい、くらいまで感じてしまう。
(とか言いながら、キアヌ・リーブスならイケルかもしれない、なんて思ったりする)

と、ここまで書いたところで、またまた
ニコラス・ケイジによる『リービング・ラスベガス』と、
ジャン・レノによる『レオン』を思い出した。

なにを隠そう私は、
「世捨て人」&「薄幸な女性」
という組み合わせに滅法弱いのだ。

だが、この組み合わせは、決してハッピーエンディングをいただけないのが、映画の悲しい性(さが)なのだが、ラストシーンが切なく感じてしまうのは、見ているうちに自分がジョージ・クルーニーに成りきってしまっているからだろう。

良作であることは間違いないが、深みや意外性を期待してはいけない。
ということで、★3.5。

ところで、
この映画を見終わるたびに、ニットのセーターが欲しくなるのは何故だろう(笑)

Haihai

3.0もう人殺しはしたくない!

2021年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ!クリックして本文を読む

 パヴェル(ヨハン・レイゼン)という渋いおっさんから様々な依頼を受けていたジャック(クルーニー)。機械は苦手だと言い、携帯の取り方もわからない(笑)。ただし、銃の組み立てや車の修理は得意なのだ。車の医者ファビオから部品を調達し、サイレンサー部分を作ったり、かなり職人風。ある日、スウェーデンの殺し屋に狙われたりして、静かな村でも彼の命は脅かされているのだ。カメラマンと偽り、村人たちとも仲良く過ごし、クララ(プラシド)という娼婦と恋人かセフレのような関係にもなった。

 常に誰かに命を狙われてるジャック。スウェーデンでは暗殺者2人と友人(?)である女も殺してしまい、罪悪感と疑心暗鬼に苛まれる日々。クララの部屋で寝たときに、拳銃を持ってることがわかり、彼女をも疑ってしまうのだ。マチルダ(ルーテン)にブツを渡すときも不安でしょうがないジャック。このまま静かに引退できるのだろうか・・・

 結局マチルダに渡した自作のライフルで自分自身が狙撃の対象になることになったジャック。しかし、引き金を引いたマチルダは暴発により命を落とす。ジャックはそこまで考えて仕掛をしていたのだ。パヴェルも後始末をしようとジャックに銃口を向けるがパヴェルは即死、ジャックも腹に銃弾を浴び、瀕死の状態でクララの待つピクニックに行った川のほとりへ車を走らせる。

 内容はハードボイルド映画なのに、抒情的なヨーロッパ映画を思わせる雰囲気。途中まではいいのだが、死にゆくジョージ・クルーニーの演技がイマイチ。もう人殺しはしたくない!といった感情は伝わってくるが、殺し屋の冷酷さが全くない。また、彼には最後に死んでいくイメージがないからかもしれないが、悲壮感が伝わってこないのだ。この場合、娼婦クララが仕事を辞めてジャック(エドワルドとかミスター・バタフライと呼んでた)と幸せになることを願ってるとか、彼女の心理面も強調すればよかったのに・・・

kossy

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