黒く濁る村
劇場公開日:2010年11月20日
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解説・あらすじ
韓国で人気を博したWEBコミックを、「シルミド SILMIDO」のカン・ウソク監督が映画化したミステリー。ヘグクは20年間にわたり音信不通だった父の訃報を受け、父が暮らしていた山奥の村を訪れる。村人たちはよそ者のヘグクに対し警戒心をあらわにするが、村長のひと言で態度を一変する。そんな村人に不信感を抱きはじめたヘグクは、父の死因を探るべく行動を開始する。主演は「殺人の追憶」のパク・ヘイル。
2010年製作/161分/PG12/韓国
原題または英題:苔
配給:CJ Entertainment Japan
劇場公開日:2010年11月20日
スタッフ・キャスト
インタビュー
韓国一のヒットメイカーが、初のミステリーに挑戦!
「シルミド SILMIDO」(03)で韓国映画初となる1000万人の観客動員を記録したヒットメイカー、カン・ウソク監督の最新作「黒く濁る村」が11月20日から公開となる。本作は韓国で過去最高のアクセス数を記録したWEBコミックを映画化...
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2010年10月18日
映画評論
おぞましき構造腐敗を新世代が掃き清めようと挑む寓話
父の死をめぐる真相を息子が解明するために「村」を訪れる筋書きは、横溝正史的な血と絆の物語を想起させる。ミステリーとしての体裁は王道を踏まえ、村の秘密に迫るにつれ起きる殺人の手法もバラエティに富んで、屈折したキャラクターたちは泣き喚き叫び脅え、長丁場を魅せ...
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映画レビュー
3.0.
自宅にて鑑賞。韓国産で原題"이끼"。相変わらずのよく判らない邦題だが、Y.テホのweb配信された同題コミックが原作。161分と長めの尺だが、決して駆け足や中だるみ等を感じさせないゆったりとした作り。その一例として、タイトルコール迄16分も掛るが、この間にH.ジュノ演じる“ユ・モッキョン”のカリスマ性やそもそもとなる30年前をしっかりと描いている。意地汚い者の純粋さ、敬虔な者の醜さ、純真な者の強かさ等、人間臭い深い心情が前面に押し出された物語だが、混乱せず共感出来る範囲内で巧く纏めている。65/100点。
・ストーリー自体は概ね想定内と云えるが、ラストの表情のアップで或る仕掛けに気付かされ、鑑賞者自身の置かれた立ち位置で、後味が変化するかもしれない。作り手はストーリーテリングや感情の誘導の手腕に長けていると感じた。ただ驚く程の意外性が無い分、やや小粒な印象が残ってしまう。
・よく考えれば、本作の骨組みはステロタイプな先入観に支えられており、あくまでその上で成立している事に気付かされる。その意味で、どの程度絵空事と思えるか、どこ迄がリアルに感じ取れるかにより、評価が分かれるのではないだろうか。
・後半、P.ヘイルの“ユ・ヘグク”の母親がツイストに絡んでくるのかと思ったが、母親については一切触れられなかった。そして何故、20年も父親と疎遠だったのかも説明が無く、謎である。
・演者達──特に男性キャストは鬘とメイクを駆使して、青年期から老いに差し掛かる現在迄を自身が演じている。
・“キム・ドクチョン”がそれ迄の心の内を吐露する独白のシーン──演じるY.ヘジンの長科白で延々と感情をぶつける熱演が凄く佳かった。鍵となる謎多き“イ・ヨンジ”のユソンも少女期から現在迄の演じ分けは流石。そして何と云っても“チョン・ヨンドク”のJ.ジェヨン、彼の存在感溢れる演技が無ければ本作は霞んでしまい、成り立たなかったであろう。
・鑑賞日:2017年9月10日(日)
4.0推理ものと考えれば悪くない
韓国ミステリー映画にしてはグロもエロもかなり控えめですが、父の死の謎、元刑事の秘密、そして女の正体など、雰囲気たっぶりで引き込まれました。昨年の公開映画コクソンなど、韓国の田舎ってどうしてこんなにおどろおどろしいのでしょうか。確かに市川監督の横溝映画のような怪しい雰囲気は感じられます。こういう雰囲気だけでドキドキしてしまい、楽しめるので星4つです。
3.0☆☆☆★★ ※鑑賞直後のメモから 主人公が堺雅人並みに一見なよっと...
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