ブタがいた教室
劇場公開日:2008年11月1日
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解説・あらすじ
新米教師の星先生は、小学6年生の26人の生徒たちと、卒業までの1年間“食べる約束”で子ブタを飼い始めるが、子供たちはブタをPちゃんと名づけて世話をするうちに愛情が芽生え始め、やがてPちゃんを「食べる」「食べない」でクラスの意見は真っ二つに……。1990~93年に大阪の小学校で実際に行われた授業を原案に、命を育むことや、生命とは何かを問いただす。妻夫木聡が初の教師役に挑戦。監督は「ドルフィンブルー」の前田哲。
2008年製作/109分/日本
配給:日活
劇場公開日:2008年11月1日
スタッフ・キャスト
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2018年4月23日
映画評論
子どもたちの本音を引き出した即興演出が奏功
まず何よりも6年2組の小学生が小鳥や兎や山羊ではなく、ブタを飼育した実話に意外性がある。物語は担任が「大きくなったらみんなで食べよう」と教室に子ブタを連れてくるところから始まり、子どもたち26名が"Pちゃん"と名付けて世話をしながらペットとして愛情を抱く...
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映画レビュー
4.06年2組のスペシャルな1年間
何を食べ、何を食べないかを誰かに強制されたくはない。
自分で自分のことを決められるなら、それが一番良い。
何を言い、何を言わないかを誰かに強制されたくはない。
自分で自分のことを決められるなら、それが一番良い。
今作の6年2組の生徒たちによるデイベート(討論会)のシーンは、(Wikipediaによると)台本は白紙のままで子役たちに自由に発言させたため、ドキュメンタリー風で凄い迫力がある。
観ていてつい、もらい泣きしてしまった。
6年2組の担任の星先生(妻夫木聡)は、子どもたちが自分たちで考えて結論を出すことが一番良いと思っていたんだブ。そして、最終的にはきちんと責任を取ったので立派だったと思うんだブヒ。
劇中では触れていなかったが、ペットも家畜も民法上は「物」として扱われる。法律ってそんなものだっピ。
生徒が26人(偶数)で多数決をとっているのはブッブーだが、結果よりも過程をみる映画だと思えばオッケー。
3.5飼うと育てるは違うと思いました
これは個人的な意見です。
飼うと育てるは少し違うのではないかなとこの映画を見て思いました。飼うは、私たちが飼っているペットと同じようなものです。ペットを飼っていると思い出も沢山できます。この映画も同様に、最初は食べると言っていたのに思い出ができる度に、食べることを避けようとする子もいました。育てるは、私達が今こうしている間に、知らず知らずと育てられ、食料にされ、食べられています。私達はそれを見ていないから食べれているのです。動物に限らず思い出があると、簡単にはその人、その動物とは、手放せないと思います。だから、この映画みたいに、学校で豚を飼って食べるとなると少し残酷です。この映画の校長は動物を食べることは残酷でしょうか。みたいな風に言ってたシーンがありましたが、人の感情はそれぞれあります。実際、目の前で鶏を裁かれ食べられなくなった人もいます。私の祖父がそうでした。それを見たから食べることが残酷となって食べることが無理になったのでしょう。私も、目の前で学校で飼ってた豚を裁かれるのはもう無理です。目の前でなくても。わたしなら、その子との思い出が出来た限り何であそうと食べられないです。私からすると、自分の愛犬を食べるのと同じように思えます。この映画は凄く難しいお話でした!
3.5命について
ぶたちゃんの歩く後ろ姿、おしりがかわいい。小学校の中を自由に闊歩する、そのシュールさ。ぶたは犬と同じくらいの認知力があるとか、聞いた覚えがある(はっきりではないけど)。自分の名前や、人の顔は識別できるかもしれない。毎日触れ合って、コミニュケーションしてりゃ、情は移りますな。ドナドナドーナード〜ナ〜。
このクラスは、毎年同窓会をやるような気がする。こんなに腹の底まで見せ合ったら、もう一生の付き合いじゃない? 愛情と責任のどちらを取るか。12才が決断を迫られる。つらいねぇ。子どもたちの涙には、思わずもらい泣き。ついでに、若かりし北村匠海を発見。
命について考えると、この結末はぬるいと思うが、解体まで見せたらトラウマになりそうだし…。テキトーな飼育では、食肉としての基準も満たさないのでは、とPちゃんの存在価値を心配してしまう。なのでラストシーンは、なんかモヤモヤしてしまった。星先生、ぶた以外に教材の候補はなかったのでしょうか。
たまたま残ってた録画で鑑賞。
4.0感動の情操教育
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3月14日更新
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