誰も守ってくれない
劇場公開日:2009年1月24日
解説・あらすじ
大ヒットシリーズ「踊る大捜査線」の製作チームが、殺人事件の被疑者家族として言われのない社会的制裁を受ける15歳の少女(志田未来)と、彼女の保護を命じられた中年刑事(佐藤浩市)の逃避行をドキュメンタリータッチで描いた社会派サスペンスドラマ。監督・脚本は「MAKOTO」「容疑者 室井慎次」の君塚良一。第32回モントリオール世界映画祭では最優秀脚本賞を受賞した。
2008年製作/118分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2009年1月24日
スタッフ・キャスト
受賞歴
第33回 日本アカデミー賞(2010年)
ノミネート
新人俳優賞 | 志田未来 |
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2009年11月20日
映画評論
ズシリと重くて見応えがある、中年刑事と少女の逃避行
ほとんどの刑事ものは被害者を描いているが、この作品は加害者家族の保護という視点が斬新で、最初から引き込まれた。君塚良一監督はエンタテインメント系の人だと思っていたので、いい意味で裏切られた。誰にとっても生きることは容易でなく、登場人物はそれぞれ深刻な悩み...
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映画レビュー
4.0誰も守れない そして 誰も守ってくれない‼️
殺人事件の加害者家族として好奇の目にさらされる15歳の少女と、彼女の保護を担当する刑事の物語‼️昔ならば見知らぬ土地へ引っ越せばよかったんですけど、ネット社会である現代では日本全国逃げ場はない‼️SNS社会、インターネット社会の恐ろしさ、マスコミの執拗さに身震いさせられる作品‼️「背筋が凍るなッ、オイ!」‼️佐藤浩市の刑事、少女役の志田未来の存在感も素晴らしい‼️透明感あふれるリベラによる主題歌「あなたがいるから」も映画の世界観構築にかなり貢献している‼️監督・脚本は「踊る大捜査線」の君塚良一なんですが、犯人の関係者の保護というテーマでなら「踊る大捜査線」のエピソードにありましたよね‼️今作はそれを更に深めたテーマですね‼️ただ今作には前日譚のスペシャルTVドラマ「誰も守れない」があり、そちらを鑑賞してないと佐藤浩市の刑事と木村佳乃の関係、相棒の刑事・松田龍平との人間ドラマがイマイチ掴めないのも事実‼️
4.0【被害者側の家族と、加害者側の家族の現代社会の非情さと人間の危うさを浮き彫りに。セミドキュメンタリーの手法を用い、登場人物たちの心情をリアルに映し出す作品。】
■未成年の男が小学生姉妹殺人事件の容疑者として逮捕される。
マスコミが加害者の家に押し寄せる中、妹の沙織は両親とバラバラに保護されることに。刑事の勝浦が彼女の担当になるが、マスコミ報道とネットの書き込みが過熱化し、二人は逃げ場を失っていく。
◆感想
・私の務める企業でも、様々なトラブルが起きる。
だが、真っ先に行うのが(特に、加害者の瑕疵が薄き案件である。週末に車を運転していた際に、路上で寝ていた人を轢いたしまった案件等。)
- 流石に、報道機関にも連絡をし、過大なある処分にして貰った案件にして貰ったモノである。-
・今作の見所は、名もなきSNS上の愚かしき人々に対し、刑事が決然と立ちむかうシーンであろう
<私は、このレビューサイトでコメントを全て受けるスタンスを取っている。
だが、数名のレビュワーの方の、夜中二時のコメントは控えて頂きたいと思っている。
私はバリバリの企業に勤めているのでそこらへん、宜しくお願いしたいモノである。
(私のレビューが老成した感があるらしいが、現役の勤め人ですので、そこらへん、宜しく。貴女ですよ!)
3.0映画らしい
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公然と認めてはいないものの、警察が加害者の家族を保護する事があるらしい。
マスコミの激しい取材で家族が疲れ果てて自殺するケースもあるからとか。
兄が殺人を犯した事で高校生の未来とその両親は保護を受ける。
しかしうまくまいてもどこからともなく居場所をかぎつけるマスコミ。
刑事の佐藤は未来の母親の警護をしていたが、母は自殺してしまった。
佐藤は未来を連れて、かつて自分が捜査した事件の被害者を訪れた。
それはかつて息子を殺された柳葉で、ペンションを経営していた。
佐藤が警護していながらも上司の指示に従い、彼らの子を死なせてしまった。
それでも毎年命日に来る佐藤を、柳葉は許していた。
しかし機嫌が悪かったのか、突然柳葉が切れる。
未来は加害者の家族であり、君は被害者の家族と同じように扱うのかと。
まあこれは後から謝罪されるのだが、佐藤は柳葉の本心を感じることとなる。
しかも母を守れなかった警察に不信感を持つ未来はネットに居場所を書く。
このヤケクソの行動により、このペンションにもマスコミが訪れる事となった。
しかも未来の彼氏とやらが来て、未来を連れて逃亡する。
そしてホテルの一室に連れ込み、隠しカメラでネットで生中継(場)
それを知った佐藤が来てカメラを壊すが、キレたオタクが乱入、ボコられる。
そんな中でも未来を励まし続ける佐藤に対して未来は信用を回復、
ついには事件の事を話し始め、それをきっかけに兄の有罪が確定。
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やっぱり佐藤はこういう葛藤するような役がよく似合う。
未来も当時まだ15歳とのことだが、上手だった。
それにしてもこれが現実かと思うと寂しいなあ。
いや実際には、マスコミはあそこまでひどくないとは思うけど。
それに加害者の家族の情報をさらしまくりのネット社会になってたが、
ネットの住人たしちもあそこまでひどくはないだろう。
というより、加害者の家族にそこまで興味がないと思うけどね。
あと気持ち悪い恋人が訪れた時、未来が楽しげやったのは異常。
だって、兄が人を殺し、母が自殺してんねんで?
挙句の果てにこの男は最低な奴やったってわかるしね。
ホテルに連れ込んで、何するんか思ったらそれかい!(場)
別の事する方がよっぽどまともな人間やろうって思ったわ(場)
3.5ただの女の子、ではない
加害者「家族」にフォーカスしすぎて
犯人の少年の動機が薄かった
親の厳しい教育だけで女の子二人も殺しちゃうとなると、
やっぱり犯人の妹もそれなりの遺伝的な凶暴性を秘めてるんじゃないかとか、現実にいたら絶対関わりたくない存在にはなりそう
妹をもっと「お兄ちゃんを庇う普通の女の子」として描きたかったなら、もうちょっとお兄ちゃんの精神状態とか動機を詳しくしたほうが、感情移入できたかも、、
とおもいました
加害者家族が糾弾される系だと、
「望み」のほうが面白かったかな
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