迷い婚 すべての迷える女性たちへ
劇場公開日:2006年5月27日
解説
結婚をめぐるハートウォーミングなラブストーリー。主演はTVドラマ『フレンズ』のレイチェル役で人気を博したジェニファー・アニストン。シャーリー・マクレーン(「愛と追憶の日々」)やケビン・コスナー(「ワイルド・レンジ 最後の銃撃」)など大物俳優陣が脇を固めている。監督は「恋人たちの予感」のロブ・ライナー。
2005年製作/97分/アメリカ
原題または英題:RUMOR HAS IT...
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:2006年5月27日
あらすじ
「ニューヨーク・タイムズ」の記者サラ(ジェニファー・アニストン)は、恋人ジェフ(マーク・ラファロ)からプロポーズを受けて以来、気がめいっていた。結婚によって自分の可能性が閉ざされるような気がするのだ。姉のアニーの結婚式に出席するため故郷のパサデナに帰るサラ。その退屈な町で唯一サラの救いとなるのが個性的な祖母キャサリン(シャーリー・マクレーン)だ。結婚をためらうサラにキャサリンがふと漏らした秘密、それは今は亡きサラの母が結婚前にある若者と駆け落ちしていたという事実だった。祖母はそれ以上語らなかったがサラはその話からある結論に辿り着いた。30年前、パサデナでスキャンダルとなった事件があった。結婚式直前に、自分の母親が誘惑した若者と駆け落ちした娘の話。映画「卒業」のモデルにもなったその娘こそ、自分の母であったに違いない。自分の本当の父親は誰なのか? 両親の結婚の謎を探るべく、サラは、祖母が誘惑し、母が駆け落ちした相手、ボー(ケビン・コスナー)に会おうとサンフランシスコへと向かう。会ってみると、ボーはサラの父親ではなかったことが判った。しかし、その先には思いも寄らぬ展開が待ち受けていたのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ロブ・ライナー
- 脚本
- テッド・グリフィン
- 製作総指揮
- ジョージ・クルーニー
- スティーブン・ソダーバーグ
- ジェニファー・フォックス
- マイケル・ラックミル
- レン・アマト
- ロバート・カービー
- ブルース・バーマン
- 製作
- ポーラ・ワインスタイン
- ベン・コスグローブ
- 共同製作
- フランク・カプラサード
- 撮影
- ピーター・デミング
- 美術
- トム・サンダース
- 音楽
- マーク・シェイマン
- 編集
- ロバート・レイトン
- 衣装
- キム・バレット
- 日本語字幕
- 太田直子
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映画レビュー
3.0映画『迷い婚』には裏話があってな・・・実はケヴィン・コスナーの役はホリエモンがモデルなんじゃよ。
この映画の設定は1997年。サラ(ジェニファー・アニストン)の母親が映画『卒業』(1967)のモデルであったとすると、サラは33歳。さすがに現代にすると、年齢的にも難しくなってしまうのでしょう。その他、ネット関連の先駆者で大金持ちであったと思われるボー・バローズだって、1997年だからこそ上手く設定できたわけで、「AOLとタイムワーナーが合併したらすごいことになるだろうな」という会話にもあざとさを感じてしまいました(この映画の配給もワーナー)。
弁護士ジェフと婚約したばかりのサラはニューヨークで結婚・死亡欄専門のジャーナリスト。ロスのパサディナの実家に帰ると、部屋にはジョーン・ジェットのポスターやエレキギターも置いてあるくらいのロック少女だったと想像できます。多分「アイ・ラヴ・ロックンロール」なんかも歌っていたのでしょう。そのジョーン・ジョットの在籍したバンドが「ランナウェイズ」ですが、このバンド名の由来が『卒業』からだったかどうかは定かではありません。
親子丼などという話なら小説や映画の世界では珍しくないのかもしれないけど、『卒業』でのベンジャミン(ダスティン・ホフマン)のモデルとなったボー・バローズ(ケヴィン・コスナー)はその娘サラとも寝てしまうという親子三代丼という偉業を達成してしまったのです。これはもうダブルバーガーの上を行くトリプルバーガーと同じ域です。とまぁ、すごい設定のラブコメだったことに驚いてしまいましたけど、そのボーがネット関連の仕事、自家用ジェット、大学は中退などといった設定からすると、どうしてもホリエモンと重なって見えてしまうのです。そう考えたら、感情移入なんて2人にできるわけもなく、弁護士ジェフ(マーク・ラファロ)をつい応援したくなりました。
他の俳優陣では『スタンドアップ』でもセロンのお父さんだったリチャード・ジェンキンスがとても良かったのですが、トンネルで息を止めるなどといったエピソードが妹アニーの息がつまったという事件に絡んでいるのかどうかがよくわかりませんでした。また、クレジットには載っていない意外な俳優キャシー・ベイツの登場!サラのお祖母さん(シャーリー・マクレーン)の役名もキャシーだったし、映画『卒業』でのエレン役はキャサリン・ロス。なんと3人のキャシーという共通項が現れるではありませんか・・・だからどうなんだと言われても仕方ないですけど・・・
ストーリーの面白さは「実はモデルがいた」という設定だけで、むしろ小ネタが面白い映画でした。クリントンやゲバラの合成写真、『タイタニック』ネタやリチャード・ドレイファスネタでブハハと笑えること必至です。
【2006年6月映画館にて】
3.5卒業との関係性が面白い
映画.com注目特集
3月19日更新
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