ウィンブルドン
劇場公開日:2005年4月23日
解説
落ち目のテニス選手と新人女性選手の恋を描いたラヴ・ストーリー。監督は「リチャード三世」のリチャード・ロンクレイン。脚本は「ブリジット・ジョーンズの日記/きれそうなわたしの12か月」のアダム・ブルックスほか。撮影は「パニック・ルーム」のダリウス・コンジ。音楽は「スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー」のエドワード・シェアマー。美術は「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のブライアン・モリス。編集は「スターリングラード」のハンフリー・ディクソン。衣裳は「ドリーマーズ」のルイーズ・スチャンスワード。出演は「エターナル・サンシャイン」のキルスティン・ダンスト、「ドッグヴィル」のポール・ベタニー、「ジュラシック・パーク」シリーズのサム・ニール、「恋愛適齢期」のジョン・ファヴロー、「デイ・アフター・トゥモロー」のオースティン・ニコルズ、「ブラックホーク・ダウン」のニコライ・コスター=ワルドウほか。
2004年製作/99分/イギリス・アメリカ合作
原題または英題:Wimbledon
配給:UIP
劇場公開日:2005年4月23日
あらすじ
6月から7月にかけて行なわれるウィンブルドン・テニス選手権。世界ランキングが119位にまで落ちたイギリスのベテラン選手ピーター(ポール・ベタニー)は、推薦特別枠で出場権を得たものの、この大会で引退を決意していた。そんな彼が、アメリカからやってきた注目の若手女性選手リジー(キルスティン・ダンスト)と知り合う。彼女の父親でコーチのデニス(サム・ニール)からの厳しい視線を受けながらも、2人は早々に熱い夜を過ごす。翌日、初戦に臨んだピーターは思うように体が動かなかったが、リジーの声援によって逆転勝利を決める。波に乗ったピーターは準々決勝に進出。落ち目だった頃には連絡もよこさなかったエージェントのロン(ジョン・ファヴロー)も顔を出してくる。だがピーターとリジーの写真がマスコミに流れてしまい、デニスは2人の仲を引き離す。やがて集中力を欠いたリジーは途中敗退。ピーターは決勝にまで進んだ。相手はかつてリジーと関係があったジェイク・ハモンド(オースティン・ニコルズ)。ピーターは苦戦を強いられるものの、試合の途中でリジーが現われ、球を読むアドバイスを与える。結果ピーターは見事優勝。そして予定通り引退し、リジーと結婚して幸せな生活を送るのだった。
スタッフ・キャスト
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映画レビュー
3.0まあ、ほどほど
3.0スポーツと恋の夢物語
開催国イギリスの選手がウィンブルドンで優勝する夢物語と、スター選手同士の男女が大会中の出逢いから恋が芽生える有り得そうな話を合わせたスポーツ映画。まだアンディ・マリーが現れるまえで、イギリス人の優勝を誰も想像できなかった頃の作品。いい意味で力の抜けた軽いユーモアが特徴で嫌味がない。ただテニスの試合シーンの、ボールと選手の動きに不自然さがあり、スポーツ映画の醍醐味はあまりない。それより恋の駆け引きにもうひと捻りあれば佳作になったと惜しまれる。キルスティン・ダンストとポール・ベタニーの主演二人の演技がいい。サム・ニールの父親像は特徴がなく、遣り甲斐のない役柄であったろう。主役二人を囲む登場人物の構成力が弱い。
2.5キルスティン・ダンストのファン限定
うーんと、まぁ、キルスティン・ダンストのファンでなければ、あまり観ない作品かもですね。またはポール・ベタニーのファンか、ウィンブルドンのファンか。
それで私はキルスティン・ダンストの激烈ファンなのであります。そしてまた、幼い頃からウィンブルドンテニスをよく見てもいたのであります。その意味では楽しめる映画でしたね。
その意味ではっていうのは、この二つの個人的条件を抜きにして、純作品的に見てみれば、ラブストーリーだからって、圧倒的に幸せな気持ちにさせてくれるわけでもなく、テニス映画だからって、実際のゲームばりにドキドキさせてくれるわけでもなく、まぁ、そんな感じの映画だったわけでね。
今後、あまりここのレビューが増えることも期待できない作品なのかもしれませんが、しかし、キルスティン・ダンストだけで評価するとするなら、つまりどれぐらいキルスティン・ダンストが可愛かったかの評価でいえば、★3.5ぐらいでしたので、ファンの方はどうぞぜひ。
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