テイキング・ライブス
劇場公開日:2004年9月11日
解説
FBI特別捜査官の女性が、次々と被害者自身に成りすましながら生きていく連続殺人犯を追うサスペンス。監督はこれが日本初公開作となるD・J・カルーソー。原作はマイケル・パイの小説『人生を盗む男』。撮影は「バッドボーイズ2バッド」のアミーア・モークリー。音楽は「めぐりあう時間たち」のフィリップ・グラス。編集は「運命の女」のアン・V・コーツ。衣裳は「トータル・フィアーズ」のマリー=シルヴィー・デヴォー。出演は「すべては愛のために」のアンジェリーナ・ジョリー、「トレーニング デイ」のイーサン・ホーク、「フォーン・ブース」のキーファー・サザーランド、「マイ・ハート、マイ・ラブ」のジーナ・ローランズ、「S.W.A.T.」のオリヴィエ・マルティネス、「パトリオット」のチェッキー・ケイリオ、「略奪者」のジャン=ユーグ・アングラードほか。
2004年製作/103分/アメリカ・カナダ合作
原題または英題:Taking Lives
配給:ワーナー
劇場公開日:2004年9月11日
あらすじ
1983年、カナダ。マーティン・アッシャーという名の少年が、交通事故で死んだというニュースが流れる。そして現在。ある工事現場で白骨化の進んだ死体が発見され、猟奇殺人の匂いを感じたモントリオール警察のレクレア(チェッキー・カリョ)は、FBIに捜査協力を要請。単身で乗り込んできた特別捜査官の女性イリアナ・スコット(アンジェリーナ・ジョリー)は、殺人犯像を分析するプロファイルの天才。パーケット(オリヴィエ・マルティネス)、デュヴァル(ジャン=ユーグ・アングラード)という2人の刑事と行動を共にしつつ、誰も気づかなかった点から犯人像を浮かび上がらせていく。そんな矢先、次の殺人事件が起こる。目撃者の男コスタ(イーサン・ホーク)に、イリアナは尋問。一方、死んだはずの息子を目撃したと、老婦人アッシャー夫人(ジーナ・ローランズ)が警察に届け出る。イリアナの推理と捜査によって、マーティン・アッシャーが生きていることが確実となる。彼は自分の死を偽装するため、最初の被害者に成りすまし、以降それを繰り返しているのだ。そしてその人生に飽きたら、次の獲物を探す。イリアナの直感は彼が近くにいると告げていたが、一方、彼女はコスタに惹かれ始めており、2人は肉体関係を持ってしまう。だがそのあと、コスタがアッシャー夫人を殺害したことから、彼がマーティンだと判明。殺人犯と私的関係を持ったイリアナは責められ、FBIを解雇となる。7カ月後。コスタとの子供を妊娠したイリアナは田舎で一人暮らししていたが、そこにコスタが現われ、襲いかかる。しかしイリアナの妊娠は、彼を逮捕するためにFBIが仕組んだ狂言だった。そしてコスタはイリアナに胸をハサミで刺されて息絶えるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- D・J・カルーソ
- 脚本
- ジョン・ボーケンキャンプ
- 原作
- マイケル・パイ
- エグゼクティブプロデューサー
- ブルース・バーマン
- ダナ・ゴールドバーグ
- デビッド・ハイマン
- 製作
- バーニー・ゴールドマン
- マーク・キャントン
- 撮影
- アミーア・モークリー
- 美術
- トム・サウスウェル
- 音楽
- フィリップ・グラス
- 編集
- アン・V・コーツ
- 衣装デザイン
- マリー・シルビ・デュボー
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2003年8月5日
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映画レビュー
2.5ハラハラ
2.0えーっ?なんで?
ラストはバラすわけにいかないので、詳しくは書けませんが、はっきり言ってストーリーが破たんしています。
それは、起きるはずのないことが偶然起き、さらにその偶然を利用したとしか思えない展開の逆転劇が繰り広げられるからです。
例えば、ホールインワンを達成した記念のボールが、あらかじめ用意されていた記念球で、「ホールインワン達成」なんて書いてあったとしたら、素直に喜べるでしょうか。さらに達成を記念して、ホールインワン保険が発動し、その金を当てにして犯罪計画が進んでいたら。
かなり遠回しなお話ですが、そのくらい突拍子もない犯罪との闘いがあり、アンジェリーナ・ジョリーがそれに勝てるかどうか、という映画です。なのでラスト以外はかなり迫真のサスペンスなのですが、最後に感じるがっかり感が大きすぎます。
2017.12.31
4.0双子?
メガネのかわいい坊やマーチン。
あれ?シャイアラブーフ?
違った。
ポール・ダノだった。
ちょっと似てた。
イーサン・ホークがなかなかでてこない。
出てきたと思ったら、変な目撃者。
絶対犯人だよ。
早くしっぽを出してくれよ!
君に読む物語にも出てたあのお婆さん。絶対に頭おかしい。ボケてるとずっと思ってた。かなりの年だし。
双子?
でも、この手の映画ではよく聞く話しでもあります。
画商の死体の確認の時、まだほんとの息子は生きていると思ったんでしょうね。
その直後の大胆な親殺しと逃亡は大胆過ぎる。
アンジーもウカツ。
もう、がっかりですわ。
と、思ったら、最後また大逆転。
FBI辞めたっていうのはみんなでやってたお芝居でしたか。オトリ捜査は継続中だった。
でも終わってみると、なんだかんだで、イーサン・ホークの怪演というより、インチキ臭さが勝ってただけたったような。
アンジーの脇の甘さというか、股の緩さがただただ悔しい。
3.5怖くないアンジェリーナ・ジョリー
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