花咲ける騎士道
劇場公開日:2004年6月26日

解説
プレイボーイのフランス兵士の活躍と、運命の女性との恋を描くラヴ・ストーリー。ジェラール・フィリップ主演の1952年作品「花咲ける騎士道」のリメイク。監督は「TAXi2」&「III」のジェラール・クラヴジック。製作・共同脚本は「TAXi」シリーズのリュック・ベッソン。脚本は「レセ・パセ/自由への通行許可証」のジャン・コスモス。撮影は「バティニョールおじさん」のジェラール・シモン。音楽は「天使の肌」(レプリカン名義)のアレクサンドル・アザリア。美術は「TAXiIII」のジャック・ビュフノワール。衣裳は「ファム・ファタール」のオリヴィエ・ベリオ。出演は「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」のヴァンサン・ペレーズ、「ゴシカ」のペネロペ・クルス、「ザ・レース」のエレーヌ・ド・フジュロル、「ザ・マシーン/私のなかの殺人者」のディディエ・ブルドンほか。
2003年製作/99分/フランス
原題または英題:Fanfan la Tulipe
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2004年6月26日
あらすじ
フランス革命の足音が近づく18世紀。”チューリップの騎士“と呼ばれる恋に遊ぶ男ファンファン(ヴァンサン・ペレーズ)は、強制結婚を言い渡されて窮地に追い込まれていた。そんな彼の前に、”戯れの占い師“と呼ばれる募兵官の娘アドリーヌ(ペネロペ・クルス)が現われて、あなたは王女と結ばれる運命にあるという恋の予言をする。それを真に受けたファンファンは、結婚から逃げ出して入隊。彼を乗せた馬車は、戦いの最前線を目指して山道を走り出す。やがて峠に差し掛かった頃、女性たちが賊に襲われているのを発見。ファンファンは見事な剣さばきで悪漢をやっつけ、たった一人で女性たちを救出する。その中には、なんとアンリエット王女(マグダレナ・ミエルカルツ)と、王室の実権を握るポンパドゥール夫人(エレーヌ・ド・フジュロル)がいた。占い通りの展開に、期待で胸が高鳴るファンファン。一方、彼に恋心を抱いていたアドリーヌの心は動揺。そして、ある陰謀が動き出す。謎のスパイに時の王ルイ十五世(ディディエ・ブルドン)の命が狙われ、その騒乱の中で、アドリーヌが誘拐されてしまったのだ。ファンファンは彼女を救い出す戦いの中で、アドリーヌこそが運命の女性だと気づき、二人はめでたく結婚するのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジェラール・クラブジック
- 脚本
- ジャン・コスモ
- リュック・ベッソン
- エグゼクティブプロデューサー
- ベルナール・グルネ
- 製作
- ミシェル・フェレール
- リュック・ベッソン
- 撮影
- ジェラール・シモン
- 美術
- ジャック・ビュフノワール
- 音楽
- アレクサンドル・アザリア
- 編集
- ニコラ・トレンバジウィック
- 衣装デザイン
- オリビエ・ベリオ
Fanfanバンサン・ペレーズ
Adelineペネロペ・クルス
Mme de Pompadourエレーヌ・ドゥ・フジュロール
Louis XVディディエ・ブルドン
Tranche Montagneミシェル・ミューラー
Fier-a-brasフィリップ・ドルモワ
La Franchiseジャック・フランツ
Corsiniジェラルド・ラロシュ
La Houletteギョーム・ガリエンヌ
Le marechalジル・アルボナ
L'aumonierジャン=ポル・デュボワ
GuillaumeYves Pignot
L'oncle de Lisonジャン・フランソワ・ラパリュス
Le cureフランソワ・シャトー
Chavilleジャック・ディナン
Henrietteマグダレナ・ミエルカルツ
Wandaアナ・マイシェール
Lisonウジェニ・アルクザール
Narratorジャン・ロシュフォール
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映画レビュー
2.5恋と冒険のフランス映画のエスプリ再現だが・・・
3.0 戦争がゲームと化していた・・・この冒頭の戦争コメディが面白い。副...
3.0昔々あるところに・・・中略・・・めでたしめでたし
総合:60点
ストーリー: 55
キャスト: 75
演出: 65
ビジュアル: 75
音楽: 65
昔々あるところに、剣の腕前はいいけれど女好きのだらしない男がいましたとさ。そして占い女に騙されて軍隊に入り、恋に落ちて女のために命懸けで活躍して王を助けて戦争に勝ち、そして二人はその後幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
そんな語りかけが似合うようなお目出度くて楽しい昔話。物語は御気楽な喜劇でとんとん拍子で進行していく。それほどたいした内容のものではないが、そのような軽い展開ぶりが売りの喜劇だろう。のんびり楽に見るにはいいのでは。
ヒロイン役のペネルペ・クルスが可愛らしくて最も良かった。かなりはまり役と言える。当時の衣装や街並みのセットも映画に即していて良い出来だった。
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