トランスポーター
劇場公開日:2003年2月1日
解説
「スナッチ」などガイ・リッチー映画の常連個性派俳優ジェイソン・ステイサムと、アジアン・ビューティー、スー・チー主演のリュック・ベッソン プロデュース作。どんな依頼品も正確に目的地まで届けるプロの運び屋と、その依頼品である女が追っ手との壮絶な闘いを繰り広げる。
2002年製作/93分/フランス
原題または英題:Le Transporteur
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2003年2月1日
あらすじ
黒のスーツに身を包んだクールな男フランクは、運び屋のプロフェッショナル。ルールは3つ。「契約厳守」「名前は聞かない」「依頼品は開けない」。そのルールをひとつでも破れば、待ち受けるのは死だ。新たな依頼品は、黒いパッケージ。しかし、どうも様子がおかしい。中身が気になりつい蓋を開けてしまうフランクだが、中に入っていたのは手足を縛られた美しい東洋人の女(スー・チー)。そしてルールを破ったフランクには、次々と厄災が降りかかってくるのだった……。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ルイ・レテリエ
- 脚本
- リュック・ベッソン
- ロバート・マーク・ケイメン
- 製作総指揮
- スティーヴ・チャスマン
- 製作
- リュック・ベッソン
- 撮影
- ピエール・モレル
- 美術
- ユーグ・ティサンディエ
- 音楽
- スタンリー・クラーク
- 録音
- ドミニク・ラクール
- 編集
- ニコラ・トレンバジウィック
- 衣装デザイン
- マルティーヌ・ラパン
- キャスティング
- ナタリー・シェロン
- 助監督
- ステファン・モレノ・カルピオ
- スクリプター
- マリー・ルコント
- スチール
- ジャック・イングリッシュ
- 闘技監督
- コリー・ユン
- その他
- アルフレッド・ロット
- ジョエル・ビュィソン・コンドー
- ビンセント・テュリ
- ディディエ・ロザイック
- エリック・バソフ
- アレクサンドリーヌ・コル
- マキシム・ボシュネル
- ローラン・ラスノン
- アンヌ・ベルガマスキ
- ジスレーヌ・トルトゥノー
- ピエール・モレル
- ジャン=ピエール・マス
- ピエール・ガルニエ
- クリスチャン・アルティバルマキアン
- フィリッペ・ゲガン
- デビッド・メンティ
- ジョルジュ・デメトロ
- フレデリック・コービ
- エクレール・ヌーメリック
Franck Martinジェイソン・ステイサム
Laiスー・チー
Wall Streetマット・シュルツ
Tarconiフランソワ・ベルレアン
Mr. Kwaiリック・ヤン
Leaderダグ・ランド
Bossディディエ・サン・ムラン
Pilotバンサン・ネメス
Gangster 1-Bossジャン=イブ・ビリアン
Journalisteアドリアン・デアルネル
Policier 1アルフレッド・ロット
Gangster 1トニオ・デッサンベル
Gangster 2ローラン・デスボン
Gangster 3マチュー・アルベルティーニ
Secretaireオドレイ・アム
Wheel Manセバスチャン・ミニョー
Employeキャメロン・ワトソン
Jeune banditローラン・ジュモクール
Policier 2クリスチャン・ガズィオ
トランスポーター の関連作を観る
関連ニュース
台湾の俳優スー・チーが長編初監督
2024年9月23日360度、敵だらけ―奇襲を受け孤立した装甲車を助け出せるか!? 「96時間」監督の戦争アクション「アンブッシュ」12月29日公開
2023年10月26日ジェイソン・ステイサムに取材できなかったので、代わりに“ステイサムっぽくしゃべる人”を取材したら面白かった話
2023年10月14日ジェイソン・ステイサム作品の人気投票、結果発表! 「ベスト・ステイサム総選挙」ランキングトップ10
2023年10月13日ジェイソン・ステイサムは「軍用車並みにタフで頼りになる男」 ヒュー・グラントは「セリフをキメた後のドヤ顔」を称賛
2023年9月27日ステイサム、キアヌ、トム、ヴィン・ディーゼル、ニコケイ…ハリウッドを席巻する不屈の“アラ還”アクションスターまとめ
2023年9月22日
フォトギャラリー
映画レビュー
3.0「手ブレ」隆盛前の「カット割」アクション。
○作品全体
ストーリーや脚本はもう最初から横に置いとこう。ジェイソンステイサムのキャラクターを見せる序盤、自らに襲いくる危機とヒロインの苦悩、明朗快活に解決...素晴らしい三幕構成でアクションの邪魔をしない。逆にいうと、ただそれだけ。人間関係の深掘りとかはほとんどなく、「アクションを見せたい」というのが良くも悪くも誇張されているような気がする。
さて、メインのアクション。個人的には対人の格闘アクションを映すにあたって『ボーンアイデンティティ』で興った「手ブレカット」以前の作品の典型作品だと感じた。
アクションの中にメインディッシュを置いて、それを見せるために段取りを取っていくようなアクション構成。そこで印象的なのはテンポよくカットを割っていく手法だ。凶器を振り下ろしてカット割り、避けた反応を見せてカット割、追撃の拳でカット割り...動作にクローズアップしてそれぞれの動きを誇張させつつ、アクションのリズムは切らさない。そして大胆に見せる回し蹴りや多人数への蹴り...というような構成だ。
確かにカット割のテンポ感が心地よくあるのだが、ぶつ切りで見せられている感覚になるのがもどかしい。その上回し蹴りなどの「決めカット」のあとにある誰も動かない(ステイサムも動かない)一瞬の間があるのが気になってしょうがない。1カットを長く取ってせめぎ合いを描写する『ジョン・ウィック』シリーズなどとは明らかに差異があって、面白くもあり2021年の自分は物足りなくも感じた。
冒頭で名前を出した『ボーンアイデンティティ』の公開日は本作とほとんど変わらず、2003年初頭だ。本作の一つ一つの動きを「見せつける」アクションと『ボーンアイデンティティ』のカメラブレ演出で「見せない」アクションが両立する2003年は格闘シーン演出において一つの節目になっているのかもしれない。
○カメラワークとか
・スローモーションカットがダサい。宙に浮く銃とか、爆発の衝撃をスローモーションで映されるのに見飽きた感がある。むしろお決まりと割り切ってやってるのだろうか?
・トレーラーの中でのごちゃごちゃとしたアクションはカット割り主義のアクションは向かない気がする。整理されすぎて狭い空間でのめちゃくちゃ感が薄まってしまう気がする。
○その他
・一番の見どころはオイルでヌルヌルアクション。回転しながらのアクションとも相性が良くて面白いシーンだった。スーパーマンみたいに手を伸ばして滑って逃げるステイサムでめちゃくちゃ笑ってしまったが。
・押井守が『押井守の映画50年50本』で「イギリスやアメリカの映画では必ずある、独り身の男が帰ってきたら真っ先にやる儀式が「冷蔵庫を開けること」なんだよね。」と言っているけれど、本作は車を洗う、だったな。ただ、ヒロインを連れて返ってきた時にはまず冷蔵庫を開けていた。ステイサムはファストフードでの食事シーンが多かった。「冷蔵庫を開ける」とは違った雰囲気の孤独感があったと思う。
・基本的に洋画は字幕で見るけど、ステイサムが出ていると吹き替えで見がち。「石丸博也とジャッキーチェン」と同じくらい「山路和弘とジェイソンステイサム」が好きだ。
4.5何回も観てるけど1は久々な気がする。中国コンテナ、オイルで
4.0アクションぼちぼち、ストーリーイマイチ
映画.com注目特集
3月19日更新
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」に熱狂するのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ
【あまりにオススメされるので、シリーズ未見だけど観てみた】結果は…ハマるまでのリアルドキュメント
提供:ツインエンジン【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)
注目作品ランキング
1
ウィキッド ふたりの魔女劇場公開日 2025年3月7日
2
35年目のラブレター劇場公開日 2025年3月7日
3
ファーストキス 1ST KISS劇場公開日 2025年2月7日
4
映画ドラえもん のび太の絵世界物語劇場公開日 2025年3月7日
5
ロングレッグス劇場公開日 2025年3月14日
映画ニュースアクセスランキング
- 昨日
- 先週
1
女優で歌手で潜入工作員…さらに射撃の名手! ガイ・リッチー新作「アンジェントルメン」本編映像2025年3月19日 08:00
2
アンディ・ラウ主演、香港映画史上最大級のディザスター大作「カウントダウン」緊急公開が決定【特報公開】2025年3月19日 08:00
3
【本日配信!】「ガンニバル」完結編、新宿にリアル出現した“人が喰われている村”に行ってきた2025年3月19日 15:00
4
橋本環奈が“赤い人”になった!? 「カラダ探し THE LAST NIGHT」9月公開、衝撃のビジュアル披露2025年3月19日 07:00
5
「47RONIN」監督がNetflixに対する詐欺容疑で起訴 16億円を不正流用2025年3月19日 14:00
1
ニコラス・ケイジの変貌ぶりがヤバすぎて主演女優の心拍数が「76→170」に跳ね上がる「一生忘れない」2025年3月11日 18:00
2
櫻井翔×北川景子「映画 謎解きはディナーのあとで」3月29日に放送2025年3月14日 16:00
3
「日曜アニメ劇場」3月16、23日に「宇宙戦艦ヤマト2199」劇場版2作を放送 30日は「ルパン三世VSキャッツ・アイ」2025年3月14日 18:00
4
【閲覧注意】台湾ホラー「ガラ」5月9日公開決定! 衝撃の日本版ビジュアル&予告編&場面写真を一挙公開2025年3月10日 08:00
5
【第48回日本アカデミー賞】最優秀作品賞は「侍タイムスリッパー」 安田淳一監督&山口馬木也が涙2025年3月14日 22:55
「トランスポーター」シリーズ関連作品
トランスポーター イグニション
2015年トランスポーター3 アンリミテッド
2008年トランスポーター2
2005年トランスポーター
2002年