ジャッジ・ドレッド(1995)
劇場公開日:1995年9月15日
解説
未来社会の法の番人を務めるタフガイの苦悩と戦いを描いたSFアクション大作。ジョン・ワーグナー(作)とカルロス・エズキエラ(画)によるイギリスの同名人気コミックを基に、「ターミネーター2」のウィリアム・ウィッシャーと「ダイ・ハード」のスティーヴン・E・デ・スーザが脚色、監督には「プレイデッド」のダニー・キャノンが当たった。製作はチャールズ・M・リピンコットとボー・E・L・マークス。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ダイ・ハード3」のアンドリュー・ヴァイナと「ストリートファイター(1994)」のエドワード・R・プレスマン。撮影は「1492 コロンブス」のエイドリアン・ビドル、音楽は「フォレスト・ガンプ 一期一会」のアラン・シルヴェストリ、プロダクション・デザインは「バットマン(1989)」のナイジェル・フェルプス、衣装に「エイリアン」のエマ・ポーテウス。特殊効果は「エイリアン2、3」のジョス・ウィリアムズ、視覚効果は「シュワルツェネッガー プレデター」「プレデター2」のジョエル・ハイネック、特殊メイクは「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のニック・ダッドマンが担当。主演は「スペシャリスト」のシルヴェスター・スタローン。共演は「ホッファ」のアーマンド・アサンテ、「チャーリー」のダイアン・レイン、「巨人と青年」のマックス・フォン・シドー、「沈黙の要塞」のジョアン・チェン、「デモリションマン」のロブ・シュナイダー、「マウス・オブ・マッドネス」のユルゲン・プロホノフ、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のバルタザール・ゲティら。
1995年製作/96分/アメリカ
原題または英題:Judge Dredd
配給:東宝東和
劇場公開日:1995年9月15日
あらすじ
2139年。世界は荒廃し、人々はメガシティと呼ばれる巨大都市で生活していたが、多発する犯罪に対処するため、究極の治安維持機構であるジャッジ・システムが施行されていた。ジャッジとは警察官、裁判官、陪審員、そして法の執行人までも兼ねた超エリートで、中でもジャッジ・ドレッド(シルヴェスター・スタローン)はその伝説的な存在だった。ジャッジ・システムを巡る秘密の計画を探っていたレポーターが殺され、ドレッドに嫌疑がかかった。同僚のハーシー(ダイアン・レイン)は懸命に彼を弁護したが有罪の判決が下される。彼を息子のように愛していたファーゴ長官(マックス・フォン・シドー)は自らの引退と引き換えに彼を終身刑に減刑し、「呪われた土地」と呼ばれる放射能汚染区域へ帰らぬ旅に出た。ドレッドはアスペン刑務所に送られたが、輸送機は荒野の無法者エンジェル一家に撃ち落とされ、ドレッドはかつて自分が逮捕した犯罪者ファージー(ロブ・シュナイダー)と共に捕らわれの身となる。そこへファーゴ長官が現れ、自らを犠牲にして彼らを救った。死を目前にした長官は、恐るべき秘密を打ち明ける。ドレッドは遺伝子工学を駆使して理想的なジャッジを作り上げる計画=ヤヌス・プロジェクトの産物だというのだ。そしてドレッドのかつての親友で、彼の手で刑務所に送ったジャッジ仲間のリコ(アーマンド・アサンテ)も同様にして生まれたのだった。だが、リコは失敗作で、計画は封印されていたが、グリフィン副長官(ユルゲン・プロホノフ)はイルザ博士(ジョアン・チェン)と組んでそれを復活させようとしていた。副長官はリコを使い、各地に暴動を起こさせて緊急にジャッジの補給が必要な状況を作りだそうとする。ドレッドはファージーと共にメガシティに戻ると、ハーシーと協力してプロジェクトのセンターを目指す。一方、街の支配を企むリコは使われる遺伝子を自分のものに変え、ロボットを使ってグリフィンを殺した。ドレッドはいわば兄弟であるリコと対峙し、死闘の果てに彼を倒す。彼は街の治安を取り戻すため、再び任務に赴いた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ダニー・キャノン
- 脚本
- ウィリアム・ウィッシャー
- スティーブン・E・デ・スーザ
- 製作総指揮
- アンドリュー・G・バイナ
- エドワード・R・プレスマン
- 製作
- チャールズ・M・リピンコット
- ボー・E・L・マークス
- キャラクター原案
- ジョン・ワグナー
- カルロス・エズキエラ
- 撮影
- エイドリアン・ビドル
- 美術監督
- レスリー・トムキンス
- プロダクション・デザイン
- ナイジェル・フェルプス
- 音楽
- アラン・シルベストリ
- 編集
- アレックス・マッキー
- ハリー・ケラミダス
- 衣裳
- エマ・ポーテウス
- 特殊視覚効果
- マス・イリュージョン
- 特殊視覚効果スーパーバイザー
- ジョス・ウィリアムズ
- 視覚効果スーパーバイザー
- ジョエル・ハイネック
- 特殊メイク
- ニック・ダドマン
- 字幕
- 戸田奈津子
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映画レビュー
1.0タイトルなし
3.0近代武装したランボー
近代武装したランボーといった猛者ぶりは相変わらずスターロンの独壇場、お馴染み近未来のディストピア、どこか漂う既視感はご愛嬌、スターロンじゃ悪党といえ女は叩けないからダイアンレインにお任せ、道化役(ロブ・シュナイダー)まで加えて悪党どもを成敗。
登場人物のバラエティも実に豊か、レトロな戦闘ロボやまさかの人食いカルト一家まで出て来て笑わせる、もっとも原作が英国のコミックだから荒唐無稽はお約束なのでしょう。ダニー・キャノン監督は行き過ぎた管理社会への警鐘を込めた深刻な映画にするつもりでしたがスターローンが嫌ってコメディ調となり、キャノン監督は二度と仕事をするもんかと荒れたようです。
恋愛どころか飲食シーンも一切なしの硬派ぶり、ティストはB級感満載ですが主役がスターロンですし、VFXは一級なので派手な戦闘シーンだけでも楽しめるSFアクション娯楽映画でした。
4.0子供の頃よく観たなあ~(^-^)
3.0ダイアン・レイン!
優秀なジャッジ・ドレッド(スタローン)だったが、脱獄したリコ(アサンテ)によってハメられ殺人罪の嫌疑をかけられる。ファーゴ長官(マックス・フォン・シドー)が引退宣言することで、死刑を免れ無期懲役の刑を与えられたドレッド。釈放されたばかりなのに再逮捕されたファーギー(シュナイダー)とともに護送されるが、エンジェル一家の襲撃によって護送船が爆破。辛うじて逃げた2人はふたたびメガシティに舞い戻る。
ジャッジ・ハーシー(ダイアン・レイン)の助けもあり、暴動の根源を突き止める。ドレッドは実はクローン人間であり、リコはその兄弟であった。リコは街を支配するためクローン人間を大量に生産しようとしていたのだ。
普通につまらないSFなのだが、ダイアン・レインが何だかかっこいい!おとぼけコンビとなったロブ・シュナイダーもなかなか良い(笑)
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