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サン・フィアクル殺人事件

劇場公開日:

    解説

    生まれ故郷のサン・フィアクルで起こった殺人事件に挑む警視庁の敏腕警視メグレの姿を描く。製作はクロード・オースール。監督は「太陽のならず者」のジャン・ドラノワ。ジョルジュ・シムノンの小説(創元推理文庫)を基にロドルフ・モーリス・アルロー、ミシェル・オーディアール、ジャン・ドラノワが脚色、撮影はルイ・パージュ、音楽はジャン・プロドロミデスが担当。出演はジャン・ギャバン、ヴァランティーヌ・テシエなど。

    1959年製作/101分/フランス
    原題または英題:Maigret et l'affaire St. Fiacre
    配給:IP
    劇場公開日:1986年4月12日

    あらすじ

    パリ警視庁の敏腕警視メグレ(ジャン・ギャバン)は40年ぶりに生まれ故郷のサン・フィアクルの村へ帰って来た。それというのも、幼い頃メグレが憧れていたサン・フィアクル伯爵夫人(ヴァランティーヌ・テシエ)が脅迫状を受け取り、直々にメグレに助けを求めたからだ。その脅迫状には「裁きの日が来た。灰の木曜日、お前は死ぬ」と書かれていた。駅には伯爵夫人が迎えに来ていた。40年ぶりの再会の後、館へと向かう二人。館にはサバチエ(ロベール・イルシュ)というムーラン日報に美術評論を書いている秘書と執事のゴーチエ(ポール・フランクール)がいた。心臓の弱い夫人にかわって実際にこの館をきりもりしているのはこの二人だった。夫人は脅迫状のことは伏せ、メグレを古物商として紹介した。館内には高価な美術品や初版本等があり、サバチエはメグレに購買を勧めた。夫人の息子でプレイボーイで浪費家のモーリス(ミシェル・オークレール)がいる限り売らなくてはやっていけないと、サバチエは語った。そして、問題の水曜日がやって来た。早朝のミサにメグレは伯爵夫人と共に出席した。ジョデ司祭(ミシェル・ヴィトー)の祈祷の間、メグレはかた時も夫人から目を離さなかったが、ミサが終ると、夫人は突然倒れた。心臓発作だ。しかし、これは巧みに仕組まれた計画的な殺人であるとメグレは見ぬいた。自分の身分を明かして捜査協力を館の者たちに求めるメグレ。その時、モーリスがパリから帰って来た。彼は自分の自殺記事がムーラン日報の朝刊に掲載されていて、それが母親の目に触れ彼女が発作を起こすのを防ぐためにかけつけたのだった。メグレはこの誤報記事を夫人が見たと仮定し、新聞社を訪ねた。そして、その記事がいかにして夫人の目にとまったかを追った。やがて、前夜、ムーラン日報の近くのカフェ・バーに秘書のサバチエ、秘書のゴーチエの息子、それにモーリスがいたことをつきとめた。事件の関係者を全員館に集めたメグレは、この中に犯人がいることを確信していた。殺害の動機はいかにして誤報記事を夫人に見せたのかである。メグレは、夫人の祈祷書に鍵があるとにらんだ。犯人はゴーチエとその息子の共犯だった。息子が誤報記事を新聞社に報告し、深夜に刷り上がった一番刷りを例のカフェ・バーで工員から手に入れ夫人の祈祷書にはさんでおいたのだった。見事に事件を解決したメグレは、複雑な想いで故郷を後にするのだった。

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