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キングピン ストライクへの道

劇場公開日:

    解説

    かつての天才プロボーラーが、再起を賭けてもう一度ボウリングに挑む姿を、ギャグ満載でコミカルに描いた一編。監督は「ジム・キャリーはMr.ダマー」のピーター・ファレリーと、その弟で同作の脚本を執筆したボビー・ファレリーの共同。脚本はバリー・ファナロとモート・ネイサンの共同。製作はブラッド・クレヴォイ、スティーヴン・ステイブラー、ブラッドレイ・トーマス。製作総指揮はキース・サンプルズ。撮影はデイヴィッド・クローネンバーグ作品でも知られる、「スクリーム」のマーク・アーウィン。主演は「ラリー・フリント」のウディ・ハレルソン。共演は「インデペンデンス・デイ」のランディ・クエイド、「小さな贈り物」のビル・マーレー、「刑事ジョー ママにお手上げ」のヴァネッサ・エンジェルほか。特別出演として、異色シンガーのジョナサン・リッチマンなどが顔を見せる。

    1996年製作/114分/アメリカ
    原題または英題:Kingpin
    配給:ケイエスエス
    劇場公開日:1997年6月28日

    あらすじ

    1979年。アイオワ州オセロット。父親にボウリングの才能を見出だされたロイ・マンソン(ウディ・ハレルソン)は、コンペでライヴァルのアーニー・“ビッグ・アーン”・マクラケン(ビル・マーレー)を破り、チャンピオンの座を獲得。だが、アーニーの策略で、ロイはいかさまボウリングの片棒を担がされ、自慢の黄金の右手をボーリング・マシーンにつっこまれて失った。17年後。ペンシルヴァニア州スクラントン。義手の身で酒浸りの落ちぶれたロイは、ボーリング場でアーミッシュの青年イシュマエル(ランディ・クエイド)に会い、その才能に注目。彼をネヴァダ州リノで開催されるトーナメントのチャンピオンに仕立てあげようと思いつく。アーミッシュの慣習に背くので誘いを断るイシュマエルを追って、変装してアーミッシュの村にもぐりこむロイ。渋るイシュマエルだが、ちょうど村が差し押さえの危機から50万ドル必要になったことを聞いて、ようやく承知。二人はボウリング行脚の旅に出た。賭けボウリングで日銭を稼ぐ彼らは、ある日、ヤクザ者のスタンリーとつるんでいた美女クラウディア(ヴァネッサ・エンジェル)と出会い、ひょんなことで旅を共にすることに。クラウディアのお色気作戦も加わって連戦連勝の彼らだが、金のトラブルで喧嘩したクラウディアとロイに愛想をつかして、イシュマエルは一時オカマ・ダンサーになったりとひと波乱も。かくしてトーナメント会場のリノに着いた3人。ところがそこに、今や大物ボーラーになったあのアーニーが登場してロイを挑発。怒ったイシュマエルはパンチを空振り、利き腕にケガをしてしまって一大事。決意したロイは義手でトーナメントに出場。並み入る強豪を倒し、ついに決勝でアーニーと一騎打ち、だがあと一歩のところで敗北した。イシュマエルは村から迎えに来た仲間と知らないうちに帰ってしまい、クラウディアもいなくなってまた一人になったロイだが、そこに幸運が。彼のゴム製の義手に目をつけたコンドームのメーカーが、彼をキャラクター・タレントに起用したのだ。ロイはイシュマエルをクラウディアとたずねて、多額の契約金のうちの50万ドルを寄付。イシュマエルも面目が立って、ロイはクラウディアと村を後にしてめでたしめでたし。

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    スタッフ・キャスト

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    映画レビュー

    4.5本当に誰かにいてほしい時ほど人は孤独である件

    2020年4月30日
    PCから投稿
    ネタバレ!クリックして本文を読む

    ものすごくバカバカしい映画のようで、いや、実際、ものすごくバカバカしい映画なんだけど、ハッとさせられる瞬間がある。賭けボウリングで片腕を潰された元プロボウラーが、純朴なアーミッシュの青年を後継者に育てて儲けようとするのだが、やがて、かつてのライバルボウラーと対決することに……って、筋だけ書いたら陰惨な話にも思えるが、ともかくコメディである。

    ただ、ついに仲間を得たと思った主人公が、かつてのライバルと雌雄を決する時に、誰も側にいてくれていないことに気づく。結局、戦いは自分のものであり、誰にも頼れないのだという人生哲学のようなものを、確かにこの映画から受け取った。

    ファレリー兄弟の映画は、どれもバカバカしいようでいてどこかで筋が通っていて、見方にはよってはとてもまっとうなことを描いている。そんな好例のひとつがこの映画だと思っている。

    村山章

    5.0生理的不快感満載の正統派アメリカンバカシネマ

    2024年10月30日
    PCから投稿
    ネタバレ!クリックして本文を読む

    「ボウリングを題材にしたアメリカ映画に駄作なし」という格言がありますが、本作もまさにそう。鑑賞中は「一体おれは何を観せられてるんだ…」と何度も心の中で呟いてしまいますが、しょうもない役柄を嬉々として演じる名優たちの姿を見ていると、やっぱり笑ってしまいます。ピザをビールで流し込みながら楽しむのが本作の正しい観賞法です。

    ロイ・マンソンを演じるウディ・ハレルソン(35)。
    本作では年上男に騙されるうぶで間抜けなダメ男を熱演。「悪人」顔のウディ・ハレルソンがどんどん惨めになっていく姿に哀愁を感じながら苦笑を禁じえません。最高です。女にもボコられいいとこなしです。次々と災難が降りかかり人生を転げ落ちていく男の役ですが、すべて自業自得。彼は実生活でも奇行癖で楽しませてくれます。映画の出演作も途切れることがありません。

    敵役アーニー・マクラケンを演じるビル・マーレイ(46)。
    本作ではうぶなロイ・マンソンをとことん陥れるずる賢い嫌な年上男の役ですが、どこか憎めないとぼけた味わいを遺憾なく発揮しています。

    アーミッシュ教徒の純粋男イシュマエル役、ランディ・クエイド(46)。
    表情に滲み出す「いい人」感はアーミッシュの設定にうってつけ。1971年以降、映画出演が途切れない名優です。背中のタトゥーに口からピザを吹きました。

    ナイスバディのイケてる美女クラウディア役、ヴァネッサ・エンジェル(30)。
    ロイ・マンソンのハゲ頭を手で撫でつけながら「立派よ…素敵だわ…」。この一言で頭の薄くなった男性観客の心を掴みます。でもリアルワールドではイマイチ出演作に恵まれないのはなぜでしょうか。

    女家主役、リン・シェイ(53)。
    本作で最も強烈なインパクトを残す恐怖の女家主を熱演。最悪(最高)。1975年以降映画出演が途切れない名優のようです。

    こんな脳天気バカ映画がまたアメリカで量産されるようになりますように。

    jin-inu

    3.0ファレリー兄弟

    2024年10月23日
    PCから投稿
    鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

    笑える

    楽しい

    萌える

    主人公(ウッディ・ハレルソン)は天才ボウラーだったが、悪いチャンピオン(ビル・マーレイ)にはめられ、利き腕を失ってしまう。
    17年後、酒に溺れていた主人公は天才(ランディ・クエイド)を見つけるが、アーミッシュだった。
    この二人にギャングの愛人を加え、三人で全米ボーリング大会を目指すことに。
    ギャグはきついけど、主人公と悪役の頭を強調するのはまいったな~。

    コメントする(0件)
    共感した!0件)
    いやよセブン

    3.0"Amish"

    2024年9月19日
    iPhoneアプリから投稿
    鑑賞方法:VOD

    笑える

    楽しい

    単純

    何だかおハゲな二人がカツラ被って、他に思いつくのはブルース・ウィリスとニコラス・ケイジ、4大カツラ被り気味俳優、ビル・マーレイは違うか、そんなビル・マーレイは終盤に乱れハゲて荒れ狂い、ウディ・ハレルソンは『ローリング・サンダー』のパロディが如く残虐ながら笑いよりも呆気に取られる!?

    物語は単純過ぎてクダらない一歩手前の面白さ、笑える場面と理解出来ずに笑えなかったりしながらも楽しい気持ちは持続され、アーミッシュと言う宗教集団を知れて勉強になったりTVで吹き替え放映されたら良いと思う。

    万年 東一

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