ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴
劇場公開日:1993年7月10日
解説
天下一大武道大会に出場した悟飯たちが、地球征服を狙う一味と戦う姿を描くアニメ。鳥山明原作による『ドラゴンボールZ』シリーズの映画化第十二作で、“39夏東映アニメフェア”の一本として公開。監督は上田芳裕。脚本は前作「DRAGON BALL Z 燃えつきろ!! 熱戦・烈戦・超激戦」の小山高生が担当。
1993年製作/50分/日本
配給:東映
劇場公開日:1993年7月10日
あらすじ
天下一大武道大会に、全世界各地から格闘技の強豪が集まり、悟飯、トランクス、クリリン、ピッコロ達も一同に介した。だがベスト4に残った者と戦うはずのミスター・サタンの弟子たちはみな殺され、地球征服を狙う凶悪な戦士・ボージャックとその部下、ゴクア、ビドー、ブージン、ザンギャたちが待ち構えていた。彼らの強さに天津飯、ヤムチャ、ベジータたちも次々に倒されていくが、悟飯は天国にいる父・悟空の励ましを得て超サイヤ人に変身、見事彼らを倒すのだった。
スタッフ・キャスト
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0.5折角の武道会だがつまらなかった!!
天下一大武道会から始まりますが、武道会自体が面白い訳ではなく、悟空がいない事を言い訳にしてか後半もやられっぱなしで高揚感がなく、暗いBGMな流れてつまらなかったです。
4.5非常に魅力的なアニメ映画
もう何度も繰り返し視聴するほど大好きな本作ですが、意見等を共有したいので筆を取ります。興奮気味ですので、論理性が欠落気味なのはご承知をば。
まず、この作品の面白い部分、興味惹かれる箇所を列挙していきますね。
一点目。やはりビジュアルが最高ですね。鳥山明氏のキャラクターデザインセンスは秀逸ですが、本作では殊にその才能が輝いております。ボージャック、ザンギャ、ゴクア、ブージン、ビドー、全て初出のキャラですが一度見たら脳裏に焼きつく魅力を各々持っています。
二点目は脚本ですね。毎度の如く、シンプルで簡明な、されど熱いストーリーは彼方に失われし自分の少年心に再び火を灯してくれます。また本作は時間設定がアニメ本編に違和感なく、適合します。セルゲームの後、未来トランクスが人造人間を破壊して過去に報告にやってきた時ということになりますね。そして、悟空が亡くなり自信を喪失してしまったベジータを焚き付ける展開もあるわけです。そのため、セル編と魔人ブウ編の中継ぎとしては最適な作品ということです。
三点目、これは言うまでもないですがアニメーション。この時分のセル画アニメは、本当に芸術作品に近しい出来です。資金と労力が大量にあった当時の日本だからこそ、成し得た技だと思います。
色々魅力を論じてきましたが、どのような著作にも至らぬ部分はあるもの。この作品における欠点を一点あげるとしましょう。それは、ピッコロやベジータ等のキャラの扱いが雑なところです。こればっかりはまあほんとに…酷いなぁと思うほかありません。おそらく、本作を毛嫌いしている方々は、その点が気に入らないのではないでしょうか。ベジータは微妙ですが、スラックやターレス等の初期の頃の映画から登場してきたピッコロは、いつも悟飯やクリリンのピンチに駆けつけて中ボスを倒し、しかしラスボスには歯が立たないといった感じでした。いわゆる中ボスキラーなわけですね。一方で本作では、一体も敵キャラを倒せず、ボージャックに蹴りをいれたのみで終わってしまっています。
ベジータも同様にトランクスたちを助けた以外は、特に活躍していません。強いてあげるならボージャックを変身させる気にさせた、くらいでしょうか。
とはいえ、ボージャック一味てかなり平均的な戦闘力は高いんですよね。一対一の場合、トランクスやベジータであれば勝てるレベルですから、彼ら未満の戦闘力のキャラクターはなかなか活躍するのは困難だったでしょう。
とかくそうした欠点もありますが、そこはトレードオフな関係なのでしょう。悟飯以外のZ戦士たちが倒れてしまったからこそ、最後の彼の覚醒が映えるわけです。そして、一味をセルジュニアを屠るように消していく。あのカタルシスはかっこいいと思う反面、恐ろしくもあります。
これだけは言えますが、本当に面白い作品です。
最後に…。ボージャック一味て、めちゃくちゃ連携取れてるんですよね。ボージャックは部下たちを信じ、部下たちもまたボージャックを尊敬している。でも最終局面、ボージャックは部下のザンギャを盾に、背後から悟飯めがけて不意打ちをかましました。初見の時はえぇ…と思いましたが、あれは悟飯が女キャラを殺害する様子を描写させないために用意した展開だったんでしょうね。同時にボージャックの悪辣さも際立ちますから、一挙両得だったんでしょう。
3.5悟飯が大活躍
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