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ダブルス

劇場公開日:

解説

エレベーターに閉じ込められてしまった二人組の強盗の脱出劇を、スリリングに描いたコメディ。監督は「破線のマリス」の井坂聡。脚本は「それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき」の米村正二と「codename:TOMOKO〈TOMOKO もっとも危険な女〉」の我妻正義。撮影を「破線のマリス」の佐野哲郎が担当している。主演は、「JOKER 疫病神」の萩原健一と「東京★ざんすっ/約束」の鈴木一真。スーパー16ミリからのブローアップ。

2001年製作/91分/日本
配給:オメガ・ミコット
劇場公開日:2001年4月21日

あらすじ

若くして会社を立ち上げたものの、部下のクーデターに遭い社長職を追われたパソコンオタクのgunこと晃は、パソコン通信で知り合った元鍵師のkeyと共に、腹いせに会社から総会屋へ流れた闇献金6千万を盗む計画を実行に移した。事前のシミュレーションでは成功率98.83%。警察のガサ入れの情報を聞きつけた金庫番と鉢合わせしたものの、果たしてふたりは金庫の6千万ゲットに成功する。だが、乗り込んだエレベーターが途中階で止まるという番狂わせに見舞われてしまった。シミュレーションにはないアクシデントに動揺するふたりは、なんとかこの危機を脱しようと策を練るが、結局は警備会社にエレベーターの修理を頼むことに。それから数時間、朝を迎えようとする頃、ふたりは漸く密室から解放された。しかし、もう少しというところで心臓に持病を抱えていたkeyが発作を起こし、運悪く出勤してきた総会屋・大木戸に捕らえられてしまう。そんなkeyに、gunは娘のカズミに金を渡してくれるよう託される。実は、奪ったその金はバラバラになった家族を再生する為に必要な資金だったのだ。そして、約束通りカズミに金を届けたgunはkeyを救出すべくビルに戻る。首尾良くkeyを助け出すことに成功したgun。だが、ふたりが乗り込んだエレベーターは、再びストップしてしまう。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
米村正二
我妻正義
製作
原田俊明
星野岳志
元村武
プロデューサー
平野隆
星野晃志
明石渉
撮影
佐野哲郎
美術
太田喜久男
主題歌
カリン
録音
今井善孝
照明
森谷清彦
編集
菊池純一
衣裳
河野淑子
スタイリスト
西野泰子
選曲
佐藤啓
ラインプロデューサー
竹山昌利
アシスタントプロデューサー
神崎良
制作担当
村瀬正憲
助監督
瀧本智行
スクリプター
中田秀子
スチール
ジェフ・ジョンソン
ビジュアルエフェクト
灰原光晴
擬斗
二家本辰巳
全てのスタッフ・キャストを見る

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映画レビュー

4.5ミックスダブルス??

2007年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ!クリックして本文を読む

ライトでハイセンスなクライム・ムービー。6千万円を強奪した後にそのビルのエレベーターに閉じ込められるという設定は名作『死刑台のエレベーター』を思い起こさせるが、こちらはそれとは全く違うコメディタッチが楽しい。エレベーターという密室に閉じ込められた、性格の全く違う2人の男たちのやり取りや、心理的に追い詰められる様子、反発しあいながらも心を通わせていく過程などを、コミカルに描いていることはもちろん、監督のセンスを一番感じるのは「ダブルス」というタイトルとマッチした人物相関。もちろんエレベーターに閉じ込められた当事者である男2人と、そしてその男を待つ2人(タブルス)の女・・・。最初は男たちとは全く関係ないと思われた女たちが、実は1人の男と絡んでいるらしいと気づかせ、物語が進むに連れて、その関係が1対1なのか2対2なのか気をもませる。男たちがダサかったり、弱かったりの“カッコわるさ”を見せる中で、オシャレなレストランで待つ女たちは都会的で“カッコいい”。ニクイのは川原亜矢子演じる名前もわからない女が最後まで誰を待っていたのかを明かさない点。ダブルスの関係が最後は2対1になる逆転の面白さ。さらにベタなオチをベタベタにせずサラリと流してオシャレなエンディングロールに持っていく絶妙なラスト。全編ほぼ2人芝居の、完璧なコンビネーションを見せた萩原・鈴木コンビの名演(余談だが、名優萩原と真っ向から対峙しつつ、臆することなく軽さの中に光る演技を見せた、鈴木一真に拍手)もあいまって、サイコーにイカしたハイセンス・ムービー。

Chemy

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