ざわざわ下北沢
劇場公開日:2000年7月7日
解説
東京世田谷区の下北沢という街を舞台に、そこに暮らす人々の日々の営みをスケッチ風に綴ったドラマ。監督は「大阪物語」の市川準。脚本は、市川監督の原案を基に「たどんとちくわ」の佐藤信介が執筆。撮影を「大阪物語」の蔦井孝洋が担当している。主演は、「大阪物語」の北川智子と「アナザヘヴン」の原田芳雄、「豚の報い」の小澤征悦。スーパー16ミリからのブローアップ。
2000年製作/105分/日本
配給:シネマ下北沢
劇場公開日:2000年7月7日
あらすじ
駅にぴったりと張り付いたように建つKARASSというカフェでバイトしている20歳の有希が暮らす下北沢という町は、老若男女や古い物と新しい物がざわざわとひしめき合って共存する不思議な街だ。カフェの常連客・九四郎は、ザ・スズナリという劇場で十年以上も定期芝居を続ける俺言座の座長兼看板役者で、カフェのママ・陽子とは古い付き合いである。彼は最近、別れた女房・福子と再会を果たした。有希の叔母のフジ子さんは、ピアノを弾きながら19歳にもなる猫と一緒に暮らしている。アクセサリー店でバイトする美亜は、昔つきあっていた人気歌手・有吉のヒットナンバーを作曲した印税で新車を買った。酒屋の跡継ぎの高藤は骨董屋の未亡人・静子さんに片想い中で、タウンホールで掃除のアルバイトをしている林は絵の上手な小学生・アキちゃんの目に夢中。DJになりたい章介は実家の喫茶店の跡を継ぐかで父親ともめていて、謎の男・石田は私服刑事に追われていた。また、有希の弟は仲間と映画作りに熱中しており、有希の彼氏である達也はカメラマンになるという夢を持っている。だが、そんな達也に年上の恋人がいたことが発覚した。有希は、達也との関係を見直す為、そして自分自身の成長の為、少しの間、下北沢のぬるま湯的な暖かさから離れて暮らすことを決意し、ひとり、愛する街を後にするのであった…。
スタッフ・キャスト
有希北川智子
九四郎原田芳雄
達也小澤征悦
陽子りりィ
フジ子イングリット・フジ子・ヘミング
造形作家柄本明
麻耶鈴木京香
有希の弟橋本怜資
有希の父平田満
有希の母井上加奈子
有希の祖父はやしこば
田中八反田勝虎
林中村靖日
九四郎のファンの女性樹木希林
石田渡辺謙
私服刑事岸部一徳
私服刑事松重豊
チラシを置きにくる演劇青年豊川悦司
フリーマーケットの若い女性広末涼子
令子田中麗奈
神田くん草野康太
福子田中裕子
美亜唯野未歩子
有吉有吉康平
ATMの客テリー伊藤
麻耶の店の店員広岡由里子
根本綾田俊樹
桜高橋克実
造形作家の妻角替和枝
ビリヤード場の店長松尾スズキ
小屋主本多一夫
吉岡円城寺あや
岸田ねじめ正一
岸田の妻POCO
高藤大森南朋
静子藤井かほり
章介の彼女安部聡子
高藤の友人阿部サダヲ
田代葛山信吾
神宮外波山文明
運転手伊藤洋三郎
達也の兄永澤俊矢
弟の彼女SARU
章介長塚圭史
弟の友人浅倉麗
弟の友人大木裕之
俺言座の若い座員たち山岡一
俺言座の若い座員たち笠松伴助
俺言座の若い座員たち安藤岳史
真弓安妙子
岡村田中要次
通いの家政婦小林麻子
看板屋荒谷清水
達也の友人たち鈴木卓爾
達也の友人たち矢口史靖
達也の友人たち犬童一心
千明今井陽子
スカウトマン門脇学
スカウトマン森下能幸
有吉康平のバンドメンバー沖山優司
有吉康平のバンドメンバー松岡モトキ
有吉康平のバンドメンバー斉藤光子
CDショップの店長梅田凡和
有希の元彼安藤一志
呼び込みの劇団員川野弘毅
呼び込みの劇団員宇和川士朗
ヤン宮本裕子
俺言座の若い座員大西土門
達也のバイトの先輩さとうこうじ
警備服姿の男翁華栄
工事人夫中沢青六
工事人夫川上泳
絵画サークルの先生秋山道男
絵画サークルの助手種子
アキ伊藤詩織
福子の息子原口周平
追いかける人々川屋せっちん
追いかける人々紀伊修平
追いかける人々岸部哲郎
追いかける人々佐藤伸之
追いかける人々杉野克彦
追いかける人々園部貴一
追いかける人々坪井人太
追いかける人々三浦景虎
私服刑事Bの吹き替え木村肇
KARASSの客早貴
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0.5ほんとに、ざわざわしてるだけ・・
「ざわざわ下北沢」なんて駄洒落のようなタイトルだが観て納得、多少、自虐性をこめて付けたのだろうか、全く中身のないストーリー、終始ざわざわしているだけだから言いえて妙ですね。
街の描写と言うより店の中の撮影の方が多いのだが、街を撮るならテレビの「アド街ック天国」の方が手馴れているでしょう、これほど撮影、録音の下手なスタッフも珍しいほど、見づらいし聞きづらい。やたら無駄に喫煙シーンが多いのも時代を感じさせます。ちらっと映ったおっぱいカットは何だったのでしょう、本筋不明で一事が万事、こま切れシーンの羅列には閉口しました。
本作でなんといっても驚くのは有名どころの役者さんの無駄遣いぶり。
樹木希林、柄本明、渡辺謙、豊川悦司、鈴木京香、広末涼子、田中裕子、平田満、大森南朋、松重豊、高橋克実、阿部サダヲ、岸部一徳、長塚圭史、田中要次、フジ子・ヘミングさんなどなど、よくもこれだけの有名どころを募ったものです。
ただ、出演と言うより、彩を添えるだけのエキストラ並みのチョイ役でした。それに反して準主役のヒロイン北川智子さんのオーラの無さ、大根ぶりは何でしょう、一気に学芸会レベル、歳の差もあるのでしょうが恋人らしい小澤征悦さんとは不似合い過ぎて白けるばかり・・。人物描写も人数は多いが浅すぎて群像劇でもないし、恋愛ものでもないし、ご当地PRとしても中途半端、何を創りたかったのでしょうか、難解でした。
0.5親の七光りなんだね。知らなかった。
2000年の映画だが、私が下北沢へ通っていたのは1980年代だった。昭和の終わり。その後、下北沢へは一回も行っていない。さて、この映画は2000年の下北沢の様子なのだろうが、物凄く古臭く感じる。
下北沢の中古レコード店に通って、ドイツのビッグバンドジャズのレコードやCDを探していた。芝居小屋へは、一回も行った事が無い。しかし、この映画の下北沢は、私が通っていた下北沢と変わらない。それが古臭く感じる証拠。今行けば、この映画とは様子が違うのだろう。
どこかで、見たことある人がたくさんてている。挙げ句、親の七光りとは。
フジコさんが出ているので見たが、失敗だった。
この頃の下北沢へは太田○彦氏の旅チャンネ○の『居酒屋○○』で行ってみたい居酒屋が下北沢にあった。今もあるのだろうか。だがしかし、舞台を見たいと思った事は一度もない。これまでも、そして、これからも。
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