駅前団地
劇場公開日:1961年8月13日

解説
「サラリーマン弥次喜多道中」の長瀬喜伴の脚本を、「女家族」の久松静児が監督した風俗喜劇。撮影は「特急にっぽん」の遠藤精一。
1961年製作/89分/日本
原題または英題:Urban Affairs
配給:東宝
劇場公開日:1961年8月13日
あらすじ
東京郊外のマンモス団地。その団地の脇に目下第二団地の建設がおこなわれている。おかげでその辺の土地をもっている百姓の権田孫作家はオール電化。その孫作の幼な友達でやはりこの団地の開設前から開業している外科医戸倉金太郎は、妻をなくして一人息子桂一と父親の三人暮し。このマンモス団地の駅前に小料理屋高砂亭がある。ここの常連といえばマダムの君江をお目あての孫作や近所の連中だけ。孫作の長男一郎は父親の意志でいやいやながら予備校に通っている。クラス会の帰りに立寄った高砂亭で一郎は女給の桃子と知りあう。戸倉金太郎は第二団地のそばにある孫作の所有地の一部を買って新しい病院を建てようと計画、その土地を見にいった。ところが同じ土地の一部を買ったというブローカーの平太と連れの美人があれこれと相談しているのにぶつかった。この連れの美人がこの土地を買って新しく病院を建てようという東京の女医小松原玉代だったから一大事。いきおいこんで孫作に談じこむと孫作は、ブローカーの平太が住宅を建てるからというので土地を売ったのだと弁明する。その時救急車が戸倉医院に横づけになる。中から運びだされてきたのは、先刻逢ったばかりの女医の玉代だった。土地を見ての帰途、砂利トラックと彼女の乗用車が衝突したとのことだった。商売仇の当の相手と知った玉代もびっくりするが仕方なく入院する。そんな矢先、結婚を反対された一郎と桃子の二人は山の温泉旅館へ家出をしてしまった。心中の前科のある桃子と一緒だけにと孫作は金太郎や君江たちと山の旅館にかけつけてみれば、二人はケロリとしている。そこへ桂一が急病という電話がかかり金太郎は急いで帰宅するが、幸い玉代の適切な処置で回復に向う。そして玉代に母のようになついていく桂一に、金太郎は感心してしまう。だが、玉代と金太郎は土地のことがあるので、どうもしっくりいかない。逢うたびにいがみあっているが、どうやら二人ともお互いに相手を意識しすぎている。半年の後--丘の上には新しい第二団地のアパートがたち並んでいる。駅前の高砂亭も今では平太の改造でバーになっている。今はそこのマスターになっている平太は女房の君江の具合を心配して戸倉病院に電話をしている。どうやらおめでたらしい。電話を切る金太郎。その声に女房兼副院長の玉代が颯爽と往診に出かけていく。
スタッフ・キャスト
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映画レビュー
0.5日本喜劇界は、こう言った映画を教条主義的に信仰している
自虐的下ネタで、男の差別目線で「見た目」を俯瞰してディスりまくるドタバタ◯ソ喜劇の元祖。
現在の芸人と言われる者が集まる日本喜劇界は、こう言った映画を教条主義的に信仰している。これに人情が入ると、「男◯つらいよ」の「フーテン◯寅」になる。
それでも良いが、その他の芸、例えば踊り、歌、演技力はどこかへ消えて無くなる。
クレ◯ジ◯キャッツがドリフタ◯ズになる事。それを例として啓上する。
ここに出ているフランキー堺さんはドラマーで有名。
ハナ肇さんと同じ。
ともかく、問題点は「ギャグが面白くない」って事。
と
脱亜入欧で絶滅危惧種になって行く、大和民族の稚拙そのものの過去。敗戦のトラウマとしての欠片など微塵もない。これで日本は安泰と絶滅に邁進する。
3.0喜劇となってるから笑えると思ったが、ドタバタ過ぎて頭が疲れた → 笑えなかった
1=登場人物も、事案も多くてゴチャゴチャしてる → サイドストーリーが多い
→ 坂本九(クリーニング屋)や千葉信夫(警察官)は、居ない方がスッキリする
2=半分まで観ても、何がメインなのか不明だった
3=ただ、殺人事件とか、傷害事件等の重い話が無いのは良かった
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