ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
劇場公開日:2007年9月1日
解説・あらすじ
1995~96年に放送され、社会現象を巻き起こしたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を、新たに4部作の劇場版として構成する「新劇場版」の第1部。原作・総監督はTV版に続いて庵野秀明。新作パートの画コンテに「日本沈没」の樋口真嗣、「交響詩篇エウレカセブン」の京田知己など、豪華スタッフ陣が参加。14歳の少年・碇シンジは、10年ぶりに再会した父ゲンドウが司令官を務める特務機関NERV(ネルフ)に呼び出され、人型決戦兵器エヴァンゲリオンに搭乗し、使徒と呼ばれる謎の敵と戦えと命令される。
2007年製作/98分/日本
配給:クロックワークス、カラー
劇場公開日:2007年9月1日
スタッフ・声優・キャスト
- 総監督
- 庵野秀明
- 監督
- 摩砂雪
- 鶴巻和哉
- エグゼクティブプロデューサー
- 大月俊倫
- 原作
- 庵野秀明
- 脚本
- 庵野秀明
- 主・キャラクターデザイン
- 貞本義行
- 主・メカニックデザイン
- 山下いくと
- 新作・画コンテ
- 樋口真嗣
- 京田知己
- 画コンテ
- 鶴巻和哉
- 庵野秀明
- 作画監督
- 松原秀典
- 黄瀬和哉
- 奥田淳
- もりやまゆうじ
- 貞本義行
- メカニック作画監督
- 本田雄
- 特技監督
- 増尾昭一
- 演出
- 原口浩
- 作監補佐
- 大塚八愛
- 田代雅子
- 高山朋浩
- デザインワークス
- 高倉武史
- okama
- 渡部隆
- 海老川兼武
- 佐藤道明
- 鷲尾直広
- 石垣純哉
- 柳瀬敬之
- 黄瀬和哉
- 小松田大全
- 小林浩康
- 松原秀典
- 本田雄
- 庵野秀明
- あさりよしとお
- きお誠児
- 出渕裕
- 色彩設計
- 菊地和子
- 美術監督
- 加藤浩
- 串田達也
- CGI監督
- 鬼塚大輔
- 小林浩康
- 撮影監督
- 福士享
- 編集
- 奥田浩史
- 音楽
- 鷺巣詩郎
- テーマソング
- 宇多田ヒカル
- 総監督助手
- 轟木一騎
- 原作協力
- GAINAX
- 脚本協力
- 薩川昭夫
- 榎戸洋司
- 吉川良太郎
- 櫻井圭記
- 演出協力
- 静野孔文
- 原画協力
- 平松禎史
- 翻訳協力
- 兼光ダニエル真
- ネガ編集協力
- 三木幸子
- 中野千尋
- アニメーション制作
- スタジオカラー
受賞歴
第31回 日本アカデミー賞(2008年)
ノミネート
アニメーション作品賞 |
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インタビュー
大月俊倫プロデューサー インタビュー
時に西暦1995年。国が、社会が、そして個人が"自分とは何か?"を探し求めていた空気の中、「もはやオリジナルなんて存在しない」と公言したクリエイター=庵野秀明の理想と苦悶の果てに、「新世紀エヴァンゲリオン」は生み落とされた。多くの謎と...
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映画レビュー
4.0改めて見るとやっぱり面白い
久しぶりに観て、やっぱり面白いなあと感じた。「序」に関しては真っ当に少年の葛藤のドラマとして完成度が高くて、クライマックスのヤシマ作戦に行くまでの主人公の葛藤と戦いの盛り上がりがシンクロしている。誰も信用しない内気な少年が色々な人とのふれあいを通じて、恐怖を乗り越え、日本中の電力を預かり、敵を殲滅する。少年は一人で戦っているわけではなく、みんなの力で困難を乗り越えていき、成長していくという構造。ボーイ・ミーツ・ガールの要素もあり、すごく王道感がある。(これ以降、異様な方向に行くのだが。それもまたすごく面白いのだけど)
アクションシーンはTVシリーズから大幅にブラッシュアップされてすごくかっこよくなったし、展開を圧縮している分、テンポよく物語が進むのでTV版より見やすいかもしれない。動かないシーンも構図が綺麗で見惚れる。改めてすごい作品だなと思った。
4.0三年くらい前に見ていたが、
昨日、改めて鑑賞した。当時良く分からなかった。作品が重厚な構造で背景が分からないと入って行けない。テレビアニメをすっぽかしたせいで頭に入って来なかった三年の月日が熟成したか今回は琴線に触れた。
パチスロでの知識であろう。何度も見たシーンのオンパレード。親近感を覚えた。
シンジの心の変化が主題なのだと分かった。これだけの仕立ての中で心の成長がテーマなのだから贅沢な作りだ。
一見異様な見たことのない光景の中でドラマがどんどんと進む。
この光景がパチスロの中で見慣れるまでかかった三年間を懐かしむ。
結局見慣れないと理解出来ない取っつきにくさはあると思った。
ヤシマ作戦で終わるのも良い。人類は共に戦うことを選んだのだ。ありがとうの言葉で終わってしまう物語ではない。現実のみんなが生きて行く世界での話なのだ。たとえ魔法少女が世界平和のため戦うとしても、テレビアニメのようにただ最後にありがとうを言って済む問題ではないであろう。絶対に国際問題になる。
その意味でこの作品くらいの重厚さが必要なのだろう。
海の色が赤いのにも慣れた。
ストーリーはとても面白い。少しスピード感がありすぎるくらいだ。楽しかった。
3.0文字通りの「序章」。伏線がたっぷり貼られる。
最初のほうを観ていると、さすがに演出的に古さを感じたが、全体を通じて、過去に観たときよりも面白かった。
感想というほどまとまっていないけれど、思ったことを書いてみるとこんな感じ。
ジョーゼフ・キャンベルの「千の顔をもつ英雄」によると、「英雄の旅」は、
1.英雄が日常生活を離れ冒険の境界へと向かう。
2.境界を守っている影の存在に出会う
3.英雄はその力を打ち負かすかなだめるかして、生きたまま闇の王国に入るか、敵に殺されて死の世界におりていく。境界を越えると英雄はなじみがないのに不思議と親しみを覚える力の支配する世界を旅することになる。そこには試練や助力者の存在がある。
4.英雄は究極の試練を経験して見返りを手に入れる。その勝利は英雄と世界の母なる女神との性的結合や父なる創造主からの承認、あるいは英雄自身が聖なる存在になる。
という形で描かれる。
最後は帰還に取り組むことになる。
ざっくり抜書きするとこんな感じ。
わかりやすいところでは「スター・ウォーズ」「ロード・オブ・ザ・リング」がこのプロットを取り入れている。というか、多くの物語がこの構造になっている。
本作は、3.に入ったあたりまでが描かれる。
当時は現代版の1stガンダムだと思っていたんだけど、永井豪によると、「エヴァはデビルマンですから」と庵野秀明本人に言われたらしい。エヴァンゲリオンそのものがデビルマンなのか、碇シンジがデビルマンなのかは不明。
それをふまえると、最初のエヴァの暴走はまさにデビルマンの姿であり、エヴァが碇ユイだとすると、胎内にいる息子であるシンジが傷ついたことによって母の怒りが炸裂したという構図が読み取れる。
そういう意味ではひとつの家族が結集して敵と戦うという物語でもある。
デビルマンが、不動明が自ら悪魔と一体化することによって、デビルマンに変身するということを考えると、エヴァの胎内に取り込まれたシンジが悪魔の役割なのだろうか。そうすると、悪魔が世界を救うという点で、デビルマンの発想をかなり忠実に取り入れているということになる。デビルマンとつなげて考えると、渚カヲルは見た目からして飛鳥了そのまんまである。
物語の途中で、事故にあった綾波をゲンドウが助けるシーンがあって、最後のほうでシンジがまったく同じ行動をする。
これは父と子の同一化を表現しているのだろうか。ゲンドウは綾波に接するとき、亡き妻に対して接する気持ちなのだろうか。そうだとしたら、シンジが綾波を助けたときの感情は、母に対するものではないから、同じ行動をしているが、本質的には違うことをしているということになる。このあたりは物語が進むにつれて解明されていくのではないだろうか。
いまのところ不明なことは、下記の点。
・シトとはなにか
・ネルフの上位機関であるらしきゼーレとはなにか
・ネルフはいつからあるのか
・第一~第三のシトは綾波が倒したのか
・リリスは第二のシトだとすると、第一、第三のシトはどうしたのか。なぜリリスは殺さずに確保してあるのか
・ゲンドウと冬月の会話に出てくる「人間は知恵の実を食べて、シトは生命の実を食べた」とはなにか。そもそも、なんでそんなこと知っているのか。
・最後に「また三番目とはね、変わらないねきみは」という渚カヲルのセリフはなんだろうか。
・第三新東京市はなぜ地上に現れたのか。第四のシトと戦っているときに地底に潜っていて、シトを倒したから地上に出てきたのか。だとすると、シトと戦っている時にあった町はなんの町か。
・そもそも庵野秀明はどうして「デビルマン」を「エヴァ」として描いたのか。エヴァを作った意味というか、意図はなんだったのだろう。
2.0あんまりわからん
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ヱヴァンゲリヲンの開発をしてるシンジの父に呼ばれてシンジ来る。
いきなり操縦して敵と戦わされるが暴走、でも勝つ。
人付き合いが苦手で、孤独にならんために人の言う事を素直に聞いて来たが、
さすがに嫌過ぎてもうやめたいと思い始めたシンジ。
でもミサトに励まされたり、レイに刺激受けたりして頑張る。
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ヱヴァンゲリヲンは全く興味なかったが、ここでの採点がいいので見てみた。
おもんなかったわけではないが、正直あんまりようわからんかった。
基礎知識がまるでないもんなあ。
レイの雰囲気と声、何か見た事あるなあと思ったら灰原やった。
あと稲垣早希のアスカは出てなかった。
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