シュレックのレビュー・感想・評価
全21件中、1~20件目を表示
4.0異色のおとぎ話
幼い頃オーストラリアでも見ましたが、内容を覚えてないのでU-NEXTの無料体験を機に鑑賞しました。
「ドラゴンの住む塔に囚われたお姫様を助けに行く」という王道ファンタジーにひねりを加えた異色の物語になっていました。様々なおとぎ話のキャラが一同に集結し、ドタバタとギャグを繰り広げる光景がドリームワークスらしいなと思いました。
初めは一人暮らしを好んでいたシュレックがドンキーと出会い、一緒に冒険していく中で友達とは何かを学んでいく過程が描かれていたのも好印象でした。また、フィオナ姫の秘密を知ったときは個人的には意外な展開で驚きました(そのシーン以前に伏線はありましたが)。
ディズニーやイルミネーション作品とは違ったコメディタッチで、ずっと笑顔で観れるぐらい楽しめました。
3.5老若男女が笑える作品。
4.0【”ハレルヤ!そして愚かしきルッキズムをぶっ飛ばせ!”従来の童話設定に強烈なる蹴りを入れた画期的作品。生き物の価値は見た目ではない、善性溢れる中身なのである。】
■怪物シュレックが住む静かな沼は、横暴なファークアード卿から逃げてきたおとぎ話の主人公たちで大混雑。
シュレックはファークアード卿と交渉し、ドラゴンに囚われたフィオナ姫を救出することに。
◆感想
・従来の童話は、今作でも言われているように、美しいお姫様が呪いを掛けられている所に白馬に乗った美男の王子様が現れ、お約束のキスをして、メデタシメデタシ、というパターンであろう。
・だが、今作はその様な設定に蹴りを入れる、世に蔓延るルッキズムを強烈に皮肉った作品である。
・フィオナ姫の秘密の表現方法も効果的である。
<今作は、その画像を含めて非常に面白く鑑賞した。私は、アニメーション映画は日本が一番だと思っているが、ドリームワークスの力量を認めざるを得ないレベルの作品だと思う。>
5.0ドリームワークスの運命を決定づけた名作。
スピンオフ最新作「長ぐつをはいたネコと9つの命」が上映されるので見ました。
ディズニーへの因縁の表現、「ディズニーは子供と大人の中にある子供心に向けて映画を作るが、ドリームワークスは大人と子供の中にある大人心に向けて映画を作る」という言葉に違わない信念、残酷さもある(これは20年前ゆえかもしれない)ブラックジョーク、でもこれらは芯が王道だからこそ響くスパイスになる、おすすめです!
4.0予定調和をぶっ壊す快作。
4.0お伽噺の定型を覆えすヒロインの《フィオナ姫》
王子様のキスを受けて眠りから覚める姫・・・『眠り姫』とか、『白雪姫』
ガラスの靴を落としてきて、その靴にピッタリあう足の持ち主・・・『シンデレラ』
お姫様は美女で心優しく淑やか。
このシュレックでは姫はそんな現実離れした存在ではありません。
血も通い、武術に長けて、しかも訳ありなのです。
『魔法にかけられて』の姫も、いつか現れる王子と一目で恋に落ち結婚することを夢見ていたのに、ニューヨークにタイムスリップしたら、なんと自我に目覚めてしまうのでした。
このシュレックも実に皮肉で毒があります。
主人公は美男の王子と美女の姫・・・その定形を見事に覆す異色のアニメ。
お姫様は純情でも清純でもないけど、賢い○○○○。
このアニメはこの年(2001年)に創設されたアカデミー賞の長編アニメーション賞を、
最初に受賞した作品なのだそうです。
ディズニーアニメでなくて、ドリームワークス作品が1番目に選ばれたのです。
付け加えたいのは、挿入歌が実に楽しい名曲揃いのこと。
クライマックスの後に大好きな「ハレルヤ」が掛かりとても嬉しかった。
なんといっても1番の魅力は外見に似合わない純で優しい力持ち【シュレック】
その魅力に尽きますね。
愛され続けるヒーローです。
4.0奇跡のケミストリ
吹き替えにダウンタウン浜田雅功を起用するなんて、大バクチ以外の何物でもないだろうに、よくぞ起用できたもんだ。いまではこの組み合わせ以外に考えられないほどにピッタリはまっている。内面の繊細さと、強面で誤解されやすい外面、それを併せ持つキャラクターを彼が見事に表現している。
親友のロバのおしゃべりも、山寺宏一が好演している。なぜか藤原紀香もしっくりくるから、実は美しさの裏に人知れぬ悩みがあることを想像できる余地があったということか。
普遍的なテーマを取り上げたおかげで、今見ても古臭くない。しかし、画のレベルはさすがにしょぼい。この当時と比べて、3DCGのアニメーションは格段の進化を遂げた。
化け物呼ばわりされても、心は繊細。内面には美しい花を持つことを上手に語る、よくできたおとぎ話だ。
2019.11.18
4.5トップ100
4.0見かけよりも心
テレビの再放送で久しぶりに観た。
前に観た時は日本語吹き替え、今回は字幕。
浜ちゃんの吹き替えが好きだったので日本語派だったが、英語も言葉のリズム感が心地よかった。
初めて観た時から面白くて好きだったが、大人になってから観るとディズニーをめちゃくちゃ皮肉ってるのが面白すぎて!笑
そしてシュレックがほんと良いやつで普通に友達になりたい…部屋に花とか飾ってるし!!笑
フィオナ姫の真の姿が醜い方だったのも初めて観た時は衝撃だったなあ。
今思うと、フィオナ姫に呪いをかけた人はむしろ優しかったんだなあと思ったり。
家族で楽しめる大好きな映画のひとつ、2ももう一度観たくなった!
3.5BS日テレ吹替版鑑賞。 お下劣主人公、美しい姫が…予想できない展開...
1.0ブサカワの雄叫び
3.0もうちょっとね…
4.5醜いけど格好良い!
3.5楽しい~♪
4.5いつみても面白い‼
4.5最後のシーンが良い
やはり最後のシーンだと思う。王女の真の姿が醜い怪物の姿でも愛は変わらないって所。ディズニーとかお伽話のパロディがかなり多い。
3.5ハチャメチャ
4.0掟破りなおとぎ話
3.0CGでも綺麗♪
全21件中、1~20件目を表示
映画.com注目特集
3月21日更新
【衝撃の問題作】なぜ世界は本作に熱狂する?この村は人を喰ってる――“絶対的支持”の理由を解説
提供:ディズニー
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ
【あまりにオススメされるので、シリーズ未見だけど観てみた】結果は…ハマるまでのリアルドキュメント
提供:ツインエンジン【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI注目作品ランキング
1
ウィキッド ふたりの魔女劇場公開日 2025年3月7日
2
35年目のラブレター劇場公開日 2025年3月7日
3
映画ドラえもん のび太の絵世界物語劇場公開日 2025年3月7日
4
お嬢と番犬くん劇場公開日 2025年3月14日
5
ファーストキス 1ST KISS劇場公開日 2025年2月7日
映画ニュースアクセスランキング
- 昨日
- 先週
1
ジョン・ウィックに続く“新たな復讐の女神“誕生! アナ・デ・アルマス主演「バレリーナ」8月公開2025年3月21日 08:00
2
アマンダ・セイフライド主演で「ブラック・ウィドー」リメイク2025年3月21日 07:00
3
映画「【推しの子】 The Final Act」4月18日からPrime Videoで独占配信! 二宮和也の“カミキヒカル”も話題に2025年3月21日 17:00
4
美輪明宏×江戸川乱歩×三島由紀夫×深作欣二「黒蜥蜴」Blu-ray&DVD化!「黒薔薇の館」とセットでリリース2025年3月21日 10:00
5
ヒュー・グラントが「一生セラピーが必要になる」と警告する脱出サイコスリラー「異端者の家」3ショットインタビュー2025年3月21日 12:00
1
ニコラス・ケイジの変貌ぶりがヤバすぎて主演女優の心拍数が「76→170」に跳ね上がる「一生忘れない」2025年3月11日 18:00
2
櫻井翔×北川景子「映画 謎解きはディナーのあとで」3月29日に放送2025年3月14日 16:00
3
「日曜アニメ劇場」3月16、23日に「宇宙戦艦ヤマト2199」劇場版2作を放送 30日は「ルパン三世VSキャッツ・アイ」2025年3月14日 18:00
4
【閲覧注意】台湾ホラー「ガラ」5月9日公開決定! 衝撃の日本版ビジュアル&予告編&場面写真を一挙公開2025年3月10日 08:00
5
【第48回日本アカデミー賞】最優秀作品賞は「侍タイムスリッパー」 安田淳一監督&山口馬木也が涙2025年3月14日 22:55