ヒプノシス レコードジャケットの美学
劇場公開日:2025年2月7日
- 映画館を探す
- 予告編を見る

解説・あらすじ
「コントロール」「誰よりも狙われた男」などの監督作で知られるイギリスの写真家・映画監督アントン・コービンが初めて手がけた長編ドキュメンタリーで、アートワークでロックを芸術に昇華したイギリスのデザイン集団「ヒプノシス」についてのドキュメンタリー。
1970年代を中心に、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、ポール・マッカートニーといった人気アーティストたちのアルバムデザインを手がけたデザイン集団・ヒプノシス。その独創的なデザインは、それまで宣伝用パッケージに過ぎなかったレコードジャケットの概念をくつがえし、芸術の域にまで高めた。
創業者ストーム・トーガソンとオーブリー・パウエル、ふたりを支えたカメラマンやグラフィックのスタッフたち、アーティスト本人がレコードジャケット制作秘話を明かす姿をはじめ、当時の貴重なインタビューや写真・映像の数々を通してロック黄金期の舞台裏に迫る。さらに、ヒプノシスを敬愛するオアシスのノエル・ギャラガーが、レコード文化やジャケット愛について語る姿も映しだす。
2023年製作/101分/G/イギリス
原題または英題:Squaring the Circle: The Story of Hipgnosis
劇場公開日:2025年2月7日
スタッフ・キャスト
ヒプノシス レコードジャケットの美学 の関連作を観る
関連ニュース
【「ヒプノシス レコードジャケットの美学」評論】思わず“ジャケ買い”したくなる。レコード・ジャケットに隠された奥義とは
2025年2月15日プログレファン必見! そして、落涙必至のドキュメンタリー【映画.com編集長コラム】
2025年2月7日比類なき独創的アイディアとセンス 伝説的デザイン集団のドキュメント「ヒプノシス レコードジャケットの美学」 アントン・コービンが監督
2024年11月21日
映画評論
思わず“ジャケ買い”したくなる。レコード・ジャケットに隠された奥義とは
ヒプノシスは1968年に始動したクリエイティヴ集団である。史上空前のベストセラー、ピンク・フロイドの「狂気」(1973)では黒背景のプリズム、アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリックのモノリスにインスパイアされたレッド・ツェッペリンの「プレゼン...
この映画評論・批評を読むフォトギャラリー
映画レビュー
3.5今なお驚きと鮮烈さを与える伝説的デザインの制作秘話にコービンが迫る
アントン・コービンといえば、劇映画の監督のみならず、時代の寵児たるミュージシャンの姿をモノクロームで活写したポートレイト写真でも知られる。以前、インタビューした折、とても物腰柔らかく周囲への目配りや観察眼の秀でた方で、なるほどアーティストたちともこうして心地よく距離を縮めていくのだろうなと感じたものだ。そんな彼の初長編ドキュメンタリーが、パフォーマー側ではなく、太陽と月で言えば月側、ジャケットやポスター制作を担ったアート集団「ヒプノシス」に焦点を当てているのも納得だ。誰もが目にしたことのあるデザインは、時にサイケデリックだったり、強烈に意識に訴えかけてくるものだったり。全ては時代を彩る異才たちの運命的な出会いと化学反応から始まり、そんな伝説を形作った制作秘話の一つ一つが深淵で興味深い。もし彼らのデザインがなかったら70年代の音楽シーンやその影響は多少印象の異なるものになっていたに違いない。
4.0Essential Backstage Rock Story
In the 60's when rock music was cool and revolutionized society, one small London collective was producing the iconic artwork on the face of many records. This DIY story is a must-watch for any aspiring artist or entrepreneur. A start-up launched on the capital from a donated piano in a run-down apartment with only a sink for a toilet, Hipgnosis built its own legacy with crude creativity.
3.0レコードジャケットにお金を掛けてた時代
5.01970年代の洋楽が凄い理由はこれ!
洋楽は今でも1970年代を中心に聴いている。特にピンクフロイド、イエス等のプログレがお気に入りだ。そして、その頃のレコードジャケットにも思い入れがあるのでピンクフロイドの「原子心母」「狂気」などは神棚に飾っておきたい位である。
どうしても観たかった映画なのでパンフも買ったが、嬉しいことに1967年からのアルバムジャケット作品のリストも載っており、あの時代を彩った有名アーティストの作品名を懐かしくたどることができた。その中になんと!松任谷由実の「昨晩お会いしましょう」も入っており、嬉しくなった。このジャケットも飾ってみたくなった。
映画はヒプノシスのストームとポーの2人の出会いや独創的な感性で多くのロックミュージシャンの支持を受け大量の作品を生み出していった過程と時代の変化により衰退していくさまを時系列で語っていく。ポール・マッカートニーの「バンド・オン・ザ・ラン」やレッドツェッペリンの「聖なる館」やピンクフロイド「狂気」「炎」「アニマルズ」等の制作過程がしっかり画像に残っていてその撮影秘話はめちゃくちゃ興味を持って観れた。あと、なんと言っても2人の出会いと初期のイメージ創出のきっかけがあのシド・バレットってのがイけてます。LSDがどれほどのものかはわからないが天才シドとクスリが全ての始まりっなのは1960年後半の退廃的空気と合間ってゾクゾクしました。又昨年公開された「シド・バレット 独りぼっちの狂気」にも逸話として挿入されたピンクフロイド「炎」のレコーディング中に容姿も体型も崩れていたシドが何年かぶりふらりと訪れたエピソードには泣けてきます。そして映画のラストの曲も「Wish You Were Here-あなたがここにいてほしい」、。
私が観たドキュメンタリー史上(そんなに観てないけど)No.1と言える素晴らしい映画でした。
上映してくれたキネ旬シアターさん、ありがとうございました。
映画.com注目特集
3月25日更新【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)
注目作品ランキング
1
白雪姫劇場公開日 2025年3月20日
2
少年と犬劇場公開日 2025年3月20日
3
侍タイムスリッパー劇場公開日 2024年8月17日
4
ウィキッド ふたりの魔女劇場公開日 2025年3月7日
5
教皇選挙劇場公開日 2025年3月20日
映画ニュースアクセスランキング
- 昨日
- 先週
1
岡田将生の“映画愛”はアジア全域版アカデミー賞で強まった 公の場で“メガネ”をセレクトする理由も告白2025年3月26日 11:00
2
「【推しの子】」第3期、アクアを描いた最新ビジュアル披露 4週連続で「ファン感謝祭」ライブ映像を無料配信2025年3月26日 07:30
3
塩野瑛久のバキバキ腹筋に注目! のん主演「幸せカナコの殺し屋生活」カメレオン俳優の魅力に迫る場面写真を公開2025年3月26日 12:00
4
「ハイテンション」4Kで復活! 壮絶な残虐殺人描写が話題を呼んだスラッシャームービー、6月6日公開2025年3月26日 12:00
5
米エンターテイメント・ウィークリーがディズニー実写リメイク作品ランキングを発表2025年3月26日 10:00
1
養女に迎えた7歳の少女の“正体”は、本当に成人女性なのか? 全米を騒がせた実話を基にした衝撃作、配信開始2025年3月20日 09:00
2
ホラーシリーズ最新作「ソウ11」がキャンセル2025年3月21日 23:00
3
【当選倍率140倍】ミセス大森元貴&「timelesz」菊池風磨主演「#真相をお話しします」完成披露に揃い踏み2025年3月17日 20:28
4
笑福亭鶴瓶&原田知世「35年目のラブレター」ロケ地“奈良”に凱旋! 西畑保さん“本人”も登場2025年3月18日 16:00
5
「ガンニバル」シーズン2、第1話・第2話あらすじ&秘めた思いが交差するキャラビジュアル2025年3月18日 13:00