今回紹介するのは、いま最も話題のドラマ「宮(クン) Love in Palace」。この作品は、韓国では2006年に放送されています。当時日本でもブームが起きたので、タイトルだけ聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。4年も前のドラマがなぜまた日本で注目されているかというと、ブルーレイBOXや、ディレクターズ・カット版のDVD、そして公式ガイドブックが、この夏に立て続けにリリースされるんです!
現在は地上波でも放送され、さらには映画館での上映も行われており、まさしく「宮祭り」真っただ中なんですね。私も先日、ブルーレイの試写会へ参加してきました。韓服はもちろん、皇室内の雰囲気や小物など色鮮やかな背景に目がいく「宮」ですが、ブルーレイではより鮮明にその美しい色使いが表現されていました。ドラマは長くて苦手という方には「宮 Love in Palace THE MOVIE」をオススメします! こちらは全24話を再編集した劇場版3部作としてシネマート六本木で上映中。ぎゅっと内容がつまっているので、ぜひおためし感覚で「宮」を体験してください♪ まぁ、おそらく全編見たくなりますけどね(笑)。
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そんな再ブーム到来の「宮 Love in Palace」ですが、まず気になるのは物語の背景。現代の韓国に皇室が存在したら……、という何とも大胆な設定です。時代劇ものなのかとけげんに思う方もいるかもしれませんが、決してお堅い話ではありません。ひねくれた王子様とださい女子高生の素敵なシンデレラストーリーとでも言いましょうか(言い過ぎ?)。しかしそこは韓国ドラマ、ツボを心得ています。1対1の恋愛なんてつまらない! でしょう? ツンデレ王子のシン(チュ・ジフン)、おてんば高校生でシンの許嫁チェギョン(ユン・ウネ)、シンのいとこで皇太子になるはずだったユル(キム・ジョンフン)、シンの恋人でバレリーナのヒョリン(ソン・ジヒョ)、この4人の関係は本当に見応えがあります。