11月23日(日本時間)にカタールで行われた総合格闘技イベント『UFCファイトナイト』メインのライト級マッチで、同級1位のアルマン・ツァルキャン(29=アルメニア)が同級6位のダン・フッカー(35=ニュージーランド)に2R肩固めで一本勝ち。連勝記録を5に伸ばし、現王者イリア・トプリア(ジョージア)への挑戦をアピールした。
ツァルキャンは前戦となる昨年4月に元王者のチャールズ・オリベイラ(ブラジル)に判定勝利。今年1月に当時のライト王者のイスラム・マカチェフ(ロシア)に挑戦予定だったが、大会前日に背中を負傷し欠場した。現在4連勝中だ。
対するフッカーは昨年8月のマテウス・ガムロットを判定で下すなど3連勝中だ。
1R、ツァルキャンがジャブ、右フックなどでクリーンヒットを奪うと、後半グラウンドの攻防でトップコントロール。顔面にヒジや鉄槌を落とす。ツァルキャンの強打でフッカーの左目上がカット、腫れ上がる。
2R、ツァルキャンがシングルレッグでテイクダウン成功。フッカーはギロチンを狙うが、ツァルキャンは上手く対処。ツァルキャンがガードの上からヒジ、パンチ連打。パスガードすると、マウントから肩固め!
フッカーが苦悶の表情でタップ。ツァルキャンがフッカーに何もさせずに完勝した。
ツァルキャンは今大会のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトに選ばれ、5万ドル(約785万円)のファイトボーナスを獲得。勝利マイクでトプリアとのタイトルマッチを要求した。
『UFCファイトナイト』
11月23日(日本時間)カタール
▼ライト級マッチ
○アルマン・ツァルキャン(アルメニア)
一本 2R3分34秒 ※肩固め
●ダン・フッカー(ニュージーランド)
▶︎次ページは【フォト&動画】ツァルキャン、肩固めで一本勝ち!
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