11月23日(日本時間)にカタールで行われた総合格闘技イベント『UFCファイトナイト』のフライ級マッチで、元RIZIN2階級王者・堀口恭司(ATT)が9年ぶりにUFCに復帰。同級11位のタギル・ウランベコフ(ロシア)に一本勝ちし、王者アレクサンドリ・パントージャ(ブラジル)に対戦要求したが、パントージャがこれにアンサーした。
【フォト&動画】堀口の一本勝ち!パントージャが朝倉海をフィニッシュした場面も
堀口は戦前不利の予想も一部あったものの、それを吹き飛ばす完勝ぶり。難敵のウランベコフに得意のカーフキックで削り続け、グラウンドではパウンド連打、最後はリアネイキッドチョークで極め切った。
堀口は勝利マイクでパントージャの名前を出し、タイトル挑戦をアピール。堀口はUFC参戦時に、UFC王者になるためなら同じATTで汗を流すチームメイトのパントージャと対峙するのも辞さない構えを見せており、今回の勝利はそのタイトル戦実現に向けて大きな一歩となった。
そのなか、注目のパントージャが米MMAメディア『MMA junkie』の取材で「キョージのことをとても誇りに思っている。タギルは素晴らしいファイターだが、キョージは完璧なパフォーマンスを見せた」と堀口のパフォーマンスを絶賛。
続けて堀口への関係性について「キョージは私の練習パートナーの一人だ。私と家族は、キョージが私の人生に関わってくれたことに感謝している。彼が私のレベルを引き上げてくれたのは間違いない。このUFCベルトを獲得できたのは、キョージがチームメイトにいるからだと100%確信している」と特別な想いを口にした。
さらに、RIZIN、Bellatorの王座を獲得している堀口の実績にも触れ、「彼にはUFCだけが足りていない。もし達成できれば、RIZIN、Bellator、UFCの3団体で王座を獲得した唯一の選手になる。それはとても特別なことだ」と、親しい仲間として堀口の想いを代弁する。
パントージャは12月6日に開催される『UFC323』でジョシュア・ヴァン(ミャンマー)を挑戦者に迎え5度目の防衛戦に挑む。「ジョシュア・ヴァンに勝利してキョージと防衛戦ができれば、それは私にとってプレゼントのようなものだ。人生で大切な人と戦うことは大きな意味がある」と、目の前の防衛戦をクリアして、堀口との戦いに前向きだ。
堀口とパントージャの歴史的な一戦は実現するのか。まずは12月6日、パントージャの防衛戦の結果が注目される。
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