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読み方 : かいはつかんきょう

開発環境【development environment】

概要

開発環境とは、機器やソフトウェア、システムを開発するために必要な機材やソフトウェアなどの組み合わせ。また、それらを組み合わせて構成された、開発者の作業環境。
開発環境のイメージ画像

開発対象により含まれるものは千差万別だが、例えばソフトウェア開発なら、作業に用いるパソコン一式、テキストエディタなどの開発ツール、プログラミング言語言語処理系コンパイラリンカデバッガなど)、プログラムの実行環境(インタプリタ仮想マシンライブラリなど)が含まれる。

文脈によっては、開発者が滞在・使用する施設や設備、通信回線ネットワーク環境、開発手法やプロジェクトマネジメント手法、労働条件などまで含めた、開発に携わる人員を取り巻く総体としての環境全体を指す場合もある。

ソフトウェアの場合、あるシステムに対応したソフトウェアを開発するために必要なプログラムや文書などをひとまとめにした「SDK」(Software Development Kitソフトウェア開発キット)と呼ばれるパッケージを利用する場合もある。

また、開発に必要なエディタコンパイラデバッガなどのツールを一つに組み合わせて同じ操作画面から統一的な操作法で利用できるようにしたソフトウェアパッケージを「統合開発環境」(IDEIntegrated Development Environment)という。

(2024.3.12更新)

開発環境の用語一覧

他の用語辞典による「開発環境」の解説(外部サイト)

この記事の著者 :(株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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