東の魯肉飯あれば西の雞肉飯あり
誰が言ったか知らないけれど、そんな格言があるらしい。
ということで、二日目のお昼は魯肉飯と雞肉飯の梯子をすることに。
ご飯ものとはいえ、台湾のご飯は日本のお茶碗一杯分、それよりも何なら少し少ないくらいの量が一食で出てくるので、スープやおかずといったメニューを頼まなければ全然いける。
まずは雞肉飯、こちらは泊まっていた台北のホテルから歩いて10分くらいのところにあるところ。
いろいろ評判のところを調べたけれど、候補にできるお店がホテルの近くにあるのがすごく便利やった。
メインストリートから少し折れると、その辺の道は一気に地元感が強くなる気がする。
そんな中でパッと現れたお店は「馥御初飯食間」。
外観もそうやけど、店内もとても綺麗で清潔感のあるお店。
お昼時は地元の人がよくくると言ったレビューを見たけど、並ぶこともなくすんなりと入ることができた。
店員さんは特に日本語ができるわけではないけれど、日本人へはもちろん、観光客への対応には慣れているので、言葉は発さずとも身振り手振りで十分に伝わるコミュニケーションやった。
大抵の人はお箸で食べるみたいやけど、タレがかかってお米を塊で掴むのが難しかったので、僕はレンゲを。
甘味の感じるタレで味はしっかりしているのにアッサリ、上にちょこんと乗った奈良漬みたいな付け合わせもいいアクセントに。
行儀の悪い食べ方も嫌やなぁと思って控えたけれど、ホントはお茶碗を持って掻き込んで食べたかった。
次は魯肉飯、「馥御初飯食間」から歩いて10分もしないところ。
「大稻埕魯肉飯」、こちらもいろいろと調べて美味しいと評判であること、ホテルから近いこと、 「馥御初飯食間」からハシゴができることを理由に選択。
やっぱり人気店らしく、地元の人というよりかは観光客が多く感じた。
行列はできていてもみんな食べるものをさっと食べて出ていくのか、開店は比較的早か感じた。
店員さんが「何人?」「相席でもいい?」「相席ならすぐ入れられるよ?」的なことを言いながら行列を捌いていたから、パートナーと「待ってもいいから相席は避ける」ようにあらかじめ話していた。
いざ自分たちの番になると「二人?相席ならいますぐ入れるよ。」と言われたところ「待つから、相席は避けたい」と伝えたところ、少し間があって「着いてきて」ってことで普通に空いてるテーブルに案内される。
彼らには彼らなりに人数を捌く、回転率を上げるためかいろいろと考えがあったんやろうなぁとは思いつつも、異国で、何人かもわからない赤の他人が、狭いテーブルに一緒になるのはしんどい。
店員さん、ごめん。
と思いながら、モバイルオーダー……できない……。
店員さんを呼んで「これと、これと」って伝えて確認してもらうと、ちゃんと注文はできていたようで。
なぜかこちらのオーダー後の画面が切り替わらない不具合でした。
僕は煮玉子追加、パートナーは「胸焼けしそう」とのことで玉子なしで。
パートナーは台湾料理は香辛料が、中でも五香粉の風味が苦手で、台湾には行きたいし魯肉飯は食べたいけれどけれど口に合うかが心配と、知り合った頃から話していた。
魯肉飯はそういう、香辛料の感じとかがお店によって違うから、食べられなかったらどうしようと気にしながら食べ始めたけれど、香辛料の風味はだいぶ弱め。
かかってるお肉やタレ(出汁?)もキラキラするほどに脂を感じるけれど、それほど嫌じゃない。
甘味の強いお砂糖と醤油の風味が日本人にもちょうどいい感じやった。
もうホントに、高カロリー感満載やけど、ペロリケロリでした。
「大稻埕魯肉飯」は人気店らしく店員さんも外国人に慣れていて、身振り手振りはもちろん、少しだけなら英語で話もしてくれる。
困っていたら気にかけてくれたりと、忙しいのにとても気がきくホスピタリティ。
外国人観光客の一人としてはそのありがたさに心温まるところもあり、好感度高めでした。
・・・・・。
少しずつ書くことを始めたけれど、一つの記事を長々と書こうと思ってもなかなか手が出ないし進まないのがブログを続ける課題に感じる。
記憶はちゃんと残ってるのに、勿体無い。
てことで今回はここまでにして、小刻みに、できるだけ短めのスパンで更新できるようにしていこうと思う。
誰が見てくれてるんか、知らんけど。
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