

監修者:柳田 知香(やなぎだ・ともか)
dodaキャリアアドバイザー ※第二新卒担当
第二新卒で転職を考えているものの、自分は第二新卒に当てはまるのか、希望する転職ができるのか、悩んでいないでしょうか? この記事では、第二新卒の転職に関する基本情報や、企業が第二新卒を募集する背景、転職成功のコツなども解説しています。まずは、「第二新卒」の定義や意味から一緒に確認していきましょう。
もくじ
第二新卒とは
「第二新卒」はいつまで(何年目まで)を指す?転職には有利?不利?
| 第二新卒 | 学校卒業後に新卒で入社した、 社会人経験が3年未満の人のことを指すことが多い |
|---|---|
| 新卒 | 学校をその年に卒業・修了して、 初めて社会人として働く人のこと |
| 既卒 | 学校を卒業した後、 就職をしていない状態の人のこと |

下表のように、それぞれの言葉の定義を踏まえると、
ご自身が「第二新卒」の定義にあてはまるのかどうか気にしすぎず、気になる求人があれば積極的に応募を検討するとよいでしょう。
| 新卒採用 | その年に学校を卒業・修了して 初めて社会人として働く人を採用すること |
|---|---|
| 中途採用 | 学校を卒業後に1社でも社会人経験が ある人を採用すること |
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キャリアについての悩みはあるけれど、今転職活動しても、スキルが足りないからうまくいかないのでは?など、不安を感じる方は多いでしょう。それでは、同年代のビジネスパーソンは、転職に対してどのような印象を持っているのでしょうか。
下のグラフは、年代ごとに「転職に対するイメージ」を調査したものです。調査によると、

出典:doda調べ「転職に関する意識調査(21年3月発表)」
下のグラフは、毎年4月にdodaの会員登録をした新社会人(※)の数の推移です。
入社後に何らかのギャップを感じて、すぐに転職活動に踏み切る方もいますが、多くの方は
※新社会人:新卒ではじめて社会人になった人

2011年4月の会員全体の登録数=1、2011年4月の新卒社会人の登録数=1と定義
出典:転職サービス「doda」 新卒入社直後のdoda登録動向(2023年発表)
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続いて、企業が第二新卒を募集する背景をチェックしておきましょう。
少子化の影響などもあり、
一般的に、景気が上向きになれば、企業の経営状況も良くなります。
新しい産業が生まれたり、業界構造に変化が起こったりすると企業活動の拡大のために人材採用に積極的になる傾向があります。その一環として、第二新卒を募集する企業もあるでしょう。
アピールポイントが分からない…という方へ
第二新卒であれば、社会人としての基本的なマナーが身についているだろうという期待があります。業界や職種が同じなら、業界構造や商談の進め方を理解していることも評価のポイントです。業界や商材の違いを理解すれば短期間で活躍してもらえるという期待もあります。
社会人の経験が短いことは必ずしも不利ではありません。今までのやり方に固執せず新しい環境や考え方を受け入れて仕事のしかたを学ぼうとする柔軟さをプラスに捉える企業も少なくありません。ですから、第二新卒の面接では、「新しいことに積極的に挑戦したい」という姿勢をアピールすることが大切になるでしょう
「新卒で入社したが思っていたのと違った」と思っているとしたら、それを踏まえて「今はどんな観点で転職活動をしているのか」「失敗を素直に認めて今後にどう活かそうとしているか」を企業は重視しています。新卒の就職活動で足りない点があったことや、入社後の違和感を振り返って「今はこう考えている」「今後はこうしたい」をセットで話せるようにしておくことが、第二新卒の面接では特に大切になります。
第二新卒を採用する際に、企業が懸念する点があります。企業側の視点を理解して、そうした懸念を払拭する材料を準備するのが第二新卒の転職成功のポイントです。
多くの企業は第二新卒に対しては経験や実績よりも意欲やポテンシャルに期待しています。とはいえ、
第二新卒の場合、企業から「採用しても早期に辞めてしまうのでは」という懸念を持たれることがあります。これに対しては、
リモートワークの導入など働く環境が大きく変化したこともあり、従来のマンツーマンのOJTや集合形式の研修が行いにくくなっています。経験の少ない第二新卒を採用した場合、ていねいな育成ができるか懸念されることも多々あります。こうした懸念に対しては、
企業からの懸念点をどう払拭すればよいか悩む場合は転職エージェントに相談するとよいでしょう。転職活動を始めるタイミングや、応募書類や面接の場で、企業にどう伝えれば納得してもらえるかについてアドバイスを受けることができます。
第二新卒ならではの悩みや
疑問におこたえします
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悩みの原因が分からなくても、
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キャリアドバイザーが親身に相談にのります。
第二新卒が転職活動をするかどうか検討する際に、悩みがちなことをQ&A方式でまとめました。


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初めての転職活動では、周囲に相談しづらく、不安で悩む方も多いようです。学校のキャリアセンターのように、
それでは、転職エージェントの利用やキャリアカウンセリングでは、実際にどのような事ができるのでしょうか?ここからは、第二新卒の方におすすめの具体的な利用方法について解説します。
第二新卒の転職活動に関する具体的なノウハウ記事を確認してみましょう。

【経歴】
新卒で5年間ウェディングプランナーとして就業し、パーソルキャリア株式会社へ中途入社。入社後の1年間は金融業界で働いている方の転職サポートを担当。2020年10月から業界問わず、第二新卒で営業職の経験を持つ方の転職サポートを担当している。
第二新卒ならではの悩みに対して、転職活動を通してその悩みを解決し、転職がゴールではなく、転職先への入社後に活躍できるようなサポートを心掛けている。

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