そうきゅうのふぁふなー
2004年7月から12月にかけてテレビ東京系列局(全6局)にて放送されたロボットアニメ。正式タイトルは『蒼穹のファフナー Dead Aggressor』。全26話。
2005年12月29日深夜、前日譚『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』がTVスペシャルとしてテレビ東京とテレビ大阪で放送される(なおテレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送はその翌日、テレビ愛知は2006年1月4日深夜に、放送日を差し替えた上で放送)。
2010年12月、最終話から2年後が舞台の劇場版『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』が公開される。コレに合わせる格好で『Dead Aggressor』がTOKYOMXで放送された。
2015年、劇場版から3年後のTVシリーズ2期『蒼穹のファフナー EXODUS』がAT-X、毎日放送、BS-TBS、CBC、TBSで放送された。全26話だが、1月から4月に前半13話、10月から12月(または翌2016年1月)に後半13話を放送した(いわゆる分割2クール)。
2019年、『蒼穹のファフナー THE BEYOND』が劇場にて順次先行上映開始される。全12話。10~12話は2021年11月5日公開、これをもって17年4ヶ月に亘って続いて来たファフナーシリーズは完結する事になる。なお、これに合わせる形で『Dead Aggressor』が中国放送(『EXODUS』を放送した地上波3局と同じテレビネットワークに参加)でも放送。後にBS日テレ・テレ玉・千葉テレビ・tvk・HTBでTVエディションという形で2023年7月から放送されることになった。TVエディションを放送する局では、同年1月から『EXODUS』を放送している。
また2021/12/27に新作「蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE」の制作が発表された。『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』より少し後の時期を描いた「一話完結の平和なスピンオフ」であり、劇場での先行上映が予定されている。2022/9/23には公式サイトにてPVが公開になるも「どこが平和な話だ?」と首をかしげたくなるような不穏さに溢れている。これは「内容が平和」なのではなく、「竜宮島が平和だった時(H&E後~EXODUS第1話までの間)の話」だからであり、単に戦争状態ではないだけで、EXODUS~BEYONDで解決された問題が全て未解決のまま残っているからである。実にファフナーらしい。
『BEHIND THE LINE』に関してもBS日テレ・テレ玉・千葉テレビ・tvkで2024年1月2日に地上波で放送される。この手の劇場版では珍しく、TOKYOMXでは放送がないので注意。
太平洋に浮かぶ孤島・竜宮島。
ある夏の日、好奇心に駆られた幼い子供たちはラジオから流れ出す未知なる者の声を聞く。
それから数年後の西暦2146年、竜宮島に再び同じ声がこだまする。
それは未知の生命体《フェストゥム》による侵略の始まりだった。
フェストゥムによって平和だった島が地獄に変わってゆく中、対フェストゥム兵器ファフナー搭乗予定者・蔵前果林の死により、最適格者である真壁一騎の実戦投入が決まる。
幼馴染みの皆城総士によってファフナーのもとへ連れられる一騎は尋ねる。
「俺たちはどこへ行くんだ?」
総士は答える。
「楽園だよ」
こうして少年は、人類の存亡をかけた激しい戦いに巻き込まれてゆく。
2145年、人類軍・フェストゥムの双方から身を隠してきた竜宮島は、フェストゥムに探知される危機を迎えていた。そこで竜宮島は「L計画」という危機回避プランを実行に移す事を決定する。
将陵僚、生駒祐未ら8人の少年少女たちは、ファフナー「ティターン・モデル」のパイロットとして、切り離される島の一部とともに陽動作戦の囮となるべく、絶望的な戦いに身を投じる事となる。
一騎たちにより平和は守られたはずだった。総士はいつか竜宮島へ戻ると一騎と約束をした。
人々は多くの犠牲を払い、取り戻した平和の日々を生きていた。
2年後の2148年、一隻の艦が竜宮島へ打ち揚げられる。中には1人の少年・来主操が眠っていた。
2150年、人類に残された数少ない生存圏、ハワイ島がフェストゥムに襲われた。
新国連は生存者もろとも島を焼き尽くし、爆心地で一人の少女を発見する。
それから1年、竜宮島は変わらぬ平和な日々を送っていた。
島は再び世界から姿を隠し、一騎たちはファフナーを降り、後輩たちにその役目は引き継がれている。
しかし、1機の人類軍輸送機が島を訪れた事で、彼らはまた戦いに巻きこまれていく。
「誰かが生きるために誰かが犠牲になる。そんな世界を捨てて生きよう」
2156年、皆城総士が不思議な夢から目を覚ますと、そこにはいつもの平和な島があった。
優しい両親、生意気だけどかわいい妹、気の置けない親友。
満ち足りた日常だが、総士の好奇心は島の外に向かっていた。
古い無線機で外の世界に呼びかける総士。すると、それにこたえる声が聞こえてきた。
竜宮島
新国連・人類軍
フェストゥム
竜宮島
新国連・人類軍
フェストゥム
イメージソング
「私はそこにいますか」
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 -angela
オープニングテーマ
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
エンディングテーマ
「Separation」
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
「Separation[Pf]」(6・9・21~24話)
「Separation(Off Vocal Version)」(20話)
「Proof」(15話)
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 編曲 - KATSU / 歌 - angela
イメージソング
「fly me to the sky」
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
エンディングテーマ
「Peace of mind」
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
挿入歌
「果て無きモノローグ」
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
イメージソング
「DEAD SET」
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
主題歌
「蒼穹」
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
挿入歌
「さよならの時くらい微笑んで」
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
イメージソング
「FORTUNES」
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
「理解と破壊へのプレリュード」
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
オープニングテーマ
「イグジスト」(2~17話)
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
「DEAD OR ALIVE」(18~25話)
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
エンディングテーマ
「暗夜航路」(2~16・26話)
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
「ホライズン」(18~21・23~25話)
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
挿入歌
「その時、蒼穹へ」(9・21話)
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
「愛すること」(17話)
作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 歌 - angela
脚本は冲方丁の書き下ろし。究極CD-BOXに6作品すべて収録されている。
第一歌・第二歌試し読み
蒼穹のファフナーHEAVENANDEARTH 蒼穹のファフナーEXODUS 蒼穹のファフナーTHEBEYOND
ファフナー シナジェティックスーツ 蒼穹作戦 ルガーランス フェストゥム 同化現象 Alvis 竜宮島 海神島 人類軍 エスペラント
ひょっこりひょうたん島・昭和時代にNHKで放送された人形劇で、島が移動する繋がり
宇宙伝説ユリシーズ31・日仏合作のオデッセイユを下敷きにしたSFアニメで漂流者繋がり
無敵超人ザンボット3・孤立した集団が家族ぐるみで地球外生命体と戦うロボットアニメ繋がり。ファフナーの台詞の中に本作へのオマージュと思える台詞がある
新世紀エヴァンゲリオン・言わずと知れたセカイ系の発端でファフナーの父親的作品。同時にシリーズが2021年に完結した共通点も持つ。
銀装騎攻オーディアン・北欧神話と非道な生体兵器繋がり
ヒロイック・エイジ・同スタッフが手掛けるスペースオペラ。BEYONDより遠い後に関連があるらしい
ぼくらの・魔法少女まどか☆マギカ・二作共に「大義の為に犠牲となる少年少女」繋がり
その他
尾道市(鞆の浦が竜宮島のモチーフになったとされる。中国放送で放送されたのはその絡みでもある)




















