がーるふれんどかっこかり
『君の声が、僕を強くする』
「耳で萌える学園恋愛ゲーム」をコンセプトに、2012年10月29日よりAmebaで配信されているブラウザゲーム。
総勢100名以上の女性声優が出演している。有名な人から新人、大御所まで何でもアリである。
その声優が演じるたくさんの女の子がガールフレンド候補となっており、その中から運命の女の子を捜し求め続ける…。
キャラクターデザインはQP:flapper、開発・運営はQualiArts。
タイトルに(仮)が付いており、英名も『Girl Friend Beta』となっているが、決してベータ版といった意味合いではない。
(以下、公式ブログより引用)“ガールフレンド(仮)は正式なタイトル名です。何故(仮)が付くかというと…、出会っていくたくさんの女の子がガールフレンド候補で、その中からずっと運命の女の子を捜し求め続ける…というゲーム趣旨からになります。”
好きな女の子を集めてイチャイチャウフフするゲームと思いきや、イベントでは他の男子生徒プレイヤーと殴り合いをしたり、どこからともなく現れては女子生徒を襲う変人(悪◯◯男)を殴り倒したりするなど、広告媒体などから見るイメージとはかなりかけ離れたものであるため、ゲームを始めたばかりのプレイヤーはそのギャップに噴くことも多いらしい(しかし、大半はすぐに慣れるのだが)。
サービス開始当初はiPhone、Android、両OS対応のブラウザに対応し、2014年9月より(GoogleChrome)でのPCプレイも可能(ちなみにFirefoxではプレイ不可(※1))。本作プレイ用のモバイルアプリも存在するが、性的表現の規制(※2)により一部カードが非表示となっている他、有償通貨がそれぞれ独立しており、ブラウザ版とアプリ版ではそれぞれ別のものとなる(ブラウザ版=amebaコイン、アプリ版=ガルフレコイン)。
※1:PC版Firefoxで入ると、主要キャラのプロフィールとスマホ版のQRコード、そしてアニメ放送時(2014年)のCM動画とリンク切れとなっているアニメ公式サイトのバナーの貼ってあるページに飛ばされる。
※2:カードにもよるが、キャラクターの拡大画像となることもある(規制に引っかかる部分は表示されない)。2023年7月以降、一部イベントではPCブラウザ版も含めてオープニングアニメーションのキャラクター画面に謎の光が現れることもある。
あの日の“君”は一体誰?
教室に届いた“君”の言葉——
“君”の声が僕の背中を押してくれた
もう一度、君の声が聞きたい
君に会いたい
君の声が僕を強くする
プレイヤーは聖櫻学園(せいおうがくえん)高等部の2年生となり、様々な女の子たちと出会いながら様々な困難を乗り越えて行く事になる。
(余談だが、聖桜学園になると作品が変わるので注意)
システム自体はソーシャルゲームにはよくあるカードバトル系のゲームである。
プレイヤーは自身のレベルを上げつつカード(=女の子)を集め、強化し、他プレイヤーとのバトルや様々なイベントに挑んでいく。
カードのタイプは女の子のイメージごとに分かれており、「SWEET」「COOL」「POP」の3種類。
開始時に選ぶことになるプレイヤーのタイプもこの3つで、「文化系なSWEET」「理系なCOOL」「体育会系なPOP」というキャラクターになっている(詳細は後述)。
ちなみにどのタイプを選んでも全ての女の子と出会って仲良くなれるうえ、違いも微々たるものなので自分に近いタイプを選ぶと良い。プロフィールから一度だけ変更することもできる。
自分と違うタイプの子を好きになっても全く問題無し。どうしても後悔したくない人は攻略Wikiを参考に。
ちなみにリリース当初からプレイヤーの比率はSWEET>COOL>POPとなっている。
レアリティはN(ノーマル)からUR(ウルトラレア)までの7段階で、うちR(レア)以上のカードには女性声優によるボイスがついている。
R(レア)カードはプラチナキューピッド(1枚300コインだが各種報酬として無料で手に入れられることが多い)で大量に排出されるため戦力となるのは序盤だけで、レアとは言うもののHR進展SRカード以上が主戦力となる中級者以上のプレイヤーにとっては強化用の素材カードという扱いしか受けていない傾向にある。しかし素材に使うと主センバツカードの声援ボーナスがアップするため、素材用カードとして重宝されていることもまた事実でもある。
女の子に設定されている攻守のパラメータはこのゲームでは「応援力」と表記される。
要するに女の子を戦わせるのではなく、「君の声が僕を強くする」のフレーズの通り、女の子の声援に力をもらってプレイヤーが戦っていくという設定である。
レイドイベント中などのバトル画面をよく見てみると、プレイヤーが女の子から力をもらっているようなエフェクトがあることがわかる。
よって女の子同士が直接バトルする展開は、登校でのエリアボスとの対決時以外には無い。
プレイヤーの分身となる聖櫻学園高等部2年C組の男子生徒。
ゲーム開始時に3つのタイプから選択することが出来、ミニキャラではあるがタイプに応じて異なる容姿のアバターがつく(容姿のカスタマイズ等は不可)。
名前はプレイヤー名(Amebaアカウントのニックネーム)とは別に苗字・名前・あだ名を設定することができ、カードテキストや劇場等の女の子たちの台詞に反映される。非公開情報なので、プレイヤー自身の本名なんかを設定しても何の問題もない。また、プロフィール画面からいつでも変更可能。
創作においてはなくてはならない存在なのだが、アニメでは見事に抹消されている。
ボーイフレンド(仮)の主人公とは違い、あまり喋らない(喋ると言ってもデートお誘いのみくらい)ので特徴と言った特徴が掴めない…が、2022年2月のイベントのエピソードでは悪男として登場したラーメンとつけ麺を愛する配信者の大ファンである事が明かされている(因みにその人物は本人役で出演した著名人としては芹那と橋本環奈に次ぐ3人目である)。
大体「タイプ+君」で呼ばれることが多い(SWEET君、COOL君、POP君)。
くせっ毛気味の茶髪の、平均的な印象の高校生男子。制服は適度に着崩している。
登校のアニメーションは、カバンを片手にパンを咥えて学校目指して走っている様子。
サラッと流した長めの青髪の、見るからにインテリ系なメガネ男子。制服はちゃんと着込んでいる。
登校のアニメーションは、白衣姿で本と三角フラスコを手に何やら実験をしている様子。
ツンツンの真っ赤な短髪が目を引く、快活そうな男子。制服の上着は脱いで腰に巻いていて、シャツの袖は捲っておりネクタイは外している。
登校のアニメーションは、普段も足元にあるサッカーボールをリフティングしている様子。
定期的に開催されているイベントは以下の通り。
たすけて!マイヒーロー(月末日21時~翌月14日)
部活対抗!勧誘☆グランプリ
おねがいハンターズ
聖櫻学園カリスマ決定戦(奇数月々末開催)
聖櫻学園物語(偶数月々末開催)
全国高校生課外活動コンテスト(3月末、9月中旬後半開催、開催月はカリスマ決定戦は休みとなる)
散策♪聖櫻ワールド(6月及び11月末開催、上記同様、開催月は聖櫻学園物語・カリスマ決定戦は休みとなる)
聖櫻学園メモリアルストーリー(毎月11日から翌月11日まで開催、過去の聖櫻学園物語のエピソードの振り返りイベント、課外活動コンテスト開催月は休みとなる)
常時開催イベント
聖櫻ストーリー
テスト勉強(ミニイベント「ズバッとお悩み解決隊!」をリニューアルし常設開催、詳細は後述)
【備考】
・イベント終了時間は基本22時(月末開催イベントは20時)
・ハンターズと勧誘グランプリは月により開催順序が入れ替わることがあるほか、課外活動コンテスト9月開催回の勧誘グランプリは月末の短縮開催となる。
・「部活対抗!勧誘グランプリ」は2015年12月に「部活対抗!勧誘バトルカップ」からリニューアル
俗にいうガチャを本ゲームでは「キューピッド」、略して「キュピ」と呼んでいる。最も基本的なキュピは「プラチナキュピ」だが、他にも以下のキュピがある。
その名の通り40連キュピを行い、手に入るおまけも豪華である力の入ったキュピ。
キュピを行うごとにNEWSSRガールキュピの入手確率が10%ずつ高くなり、NEWSSRガールは火力が非常に高いので大抵はこのキュピがメインになりがち。
回す度にNEWSRガール確定、や炭酸等は入っているお迎えチャンス一回が発生する。ちなみにNEWSRガール確定が出ても最高コストのガールが一切出ないので使用率は低い。
元々は「ズバッとお悩み解決隊」というある一定の時期のみプレー出来るイベントであったが、「テスト勉強」と名前を改められ、恒常イベントになった。プレイするには集中ポイント(イベント専用ゲージ。他のパラメータと違い、上限は100P固定)を消費する。
3×3の合計9マスに手持ちのガールを1人ずつ配置して、<上段の左→右>⇒<中段の左→右>⇒<下段の左→右>の順番で相手ガールに勉強を教える(攻撃)という、ロールプレイングゲーム風のイベント。本命ガールは「リーダー」となり中央のマスに固定され、リーダー効果が発動する。リーダーマスの真下には他のプレイヤーの本命ガールが「助っ人」して配置される。
クリアすると経験地と報酬を入手でき、経験地稼ぎに最適。
このイベントの攻略の鍵は強力なレアガールを使う事と、各ガールの属性を上手に突く事。『SWEET系はCOOL系に強く、COOL系はPOP系に強く、POP系はSWEET系に強い』とじゃんけんのような三すくみになっており、苦手属性はダメージが半減し、得意属性は多くのダメージを与える事が出来る。後は声援(魔法・必殺技)の使い所。敵に直接ダメージを与えたり、ヘトヘトゲージ(敵の攻撃を受けると溜まるゲージ。ゲージが満タンになるとゲームオーバー)を回復させたり、特定の属性ガールの攻撃力をアップさせる等と効果は様々である。三すくみ&声援を吟味して、上手くガールを配置・編成するべし。
クリアしたステージは何度も挑戦することが可能。各ステージには規定のターンが設けられており、そのターン以内にステージをクリアすると「スピード解決」となり、報酬のポイントがアップする。敵を倒していると銅色・銀色・金色のプレゼント箱をドロップする事があるのだが、金色のプレゼントからはSRバッジなどが手に入る。クリア回数に応じて手に入りにくい大リングやキュピチケも手に入る為、ガンガン挑戦していこう。
2015年から無料で配信されていたWebコミック。
イベント「たすけて!マイヒーロー」と連動して、その回のメインを担当するガールを中心にイベントのストーリーを補完したような内容になっている。イベントとの連動に合わせるため、3話で分割されたコミックが時期に合わせて公開されていた。
基本的に各ガールは1回だけメインとなっていたが、例外として一部ガールが2回メインを勤める回もあった。
2017年9月に一旦終了し、下記の「もっと!!ガールフレンド」へ移行する。
「もっと!ガールフレンド」に代わるWebコミック。2017年10月からスタート。
こちらはほとんど人気の少なかったガールをフォローしたオリジナルのコミックを連載している(UR経験のある椎名心実及び不知火五十鈴等や、新規ガールとして登場直後の月隈林子などの例外あり)。
イベントとの連動が無くなったため、前作の3話の分割ではなく1話での完結となっている。
今作では月のメインに選ばれたガールはその月内で新規カードが登場している。
『もっと!!』に移行後しばらくは耳式と雨宮結生が交互に手掛けていたが、2019年4月以降(※)は岩之助とちざきゃが交互に手掛けている。
2023年9月(南田七星メイン回)までは1話20ページ構成だったが、翌月の10月(小日向いちご回)より15ページ構成に変更された。
それぞれ完読すると元気炭酸1本が貰え、さらにTwitter(X)で読んだことをツイートすると更にもう1本貰える。
※:2019年5月(川淵一美回のみ橋本くらら作)
『あなたがバトルをしたりイベントに参加したりするときに応援してくれる"おちびなガール"です。』(公式ヘルプ)
実装当初は会いに行っておしゃべりするくらいしか役割がなかったが、ユーザー同士のバトルやイベントで応援してくれるようになったり、お出かけしたり、ぷちひろばで愛らしいリアクションをユーザー同士で共有しあったりと、自分だけのぷちガールを作れたりと少しずつリニューアルが進んでいる。
2018年4月23日よりオープンしたボーイフレンド(仮)で言うアドベンチャーモード。
ガールに話しかけるごとにセンパツに設定しておいたガールの好感度やランクが上がり、ランクが上がると施設が広がるだけでなく振り分けポイントや思い出のキュピチケがもらえる。ただしここで手にいれた振り分けポイントは1日たつとリセットされるので過信しないように(流石にバランスブレイカーになりかねない為か)。
夜の食事の時間、お茶の間ブレイカーとして話題を呼んだCMがある。
声優さんの可愛らしい声と可愛いイラストの女の子がお茶の間を見事に凍らせてしまったのである。
更に、拍車が掛かり、オジンオズボーンの篠宮暁が大喜びするCMが更にお茶の間を凍らせたのである。
「(ガールフレンド(仮)は、アメーバで、)検索、検索ぅ♪」と言う言葉も生み出した。
※但し貶している訳ではない。
そして、来る2013年12月、再びガールフレンド(仮)のCMが復活した(上記動画3番目)。 何故作った…
再びお茶の間を凍らせた… かと思いきや、2種類ある内のもう一つで事件が起きた。
このCMでとあるネットスラングを生み出してしまった。
(※ファンの事を考慮して自重)
ちなみに、彼女だけではなく、あの人もアレとしてネタにされつつあった。
ボーイフレンド(仮)もついに出た!
(・・・が、運営を移管したのちの2022年4月にサービス終了した)
上記のCMと例のスラングが影響して、ガールフレンド(仮)に一大ブームが到来した。生徒数(ゲーム利用者数)は12月末の350万人から約一月で400万人、3月上旬には450万人を達成(あのモバマスをも上回る)、アプリ版のダウンロードも増加。この記事の参照数も、GFイラコン開始当初ですら2万回に届かなかったものが、1月15日に最大値となる72万回を達成した。また、各種イベントの参加人数から推計したアクティブユーザー数(1つのイベントに期間中1ポイント以上の得点をあげたユーザーをアクティブとみなした場合の人数)もCM放送前の15〜20万人から30万人超へと急増した。なお、2014年3月期のアクティブユーザー数は16~23万人台を推移しており、一時の状況と比べて落ち着いている様子である。
その一方で利用者数の急激な増加はAmebaのサーバーにダメージを与え、1月のレイドイベント内の新企画「風船王国」が中止となった他、イベント『部活対抗★勧誘バトル~ごほうびは一緒に乗馬ε=(*^ー^)ノ~』でも、度重なるサーバダウン・メンテナンスの末にイベント中止と言う事態になってしまった。
尤も、サーバーが落ちる現象をはじめとした不具合の発生はお世辞にも少ないとは言えなかったが、イベント自体が中止になることはそれまで無かった。
上記の通り、カードの女の子とイチャイチャするゲームと思いきや、殴り合いや変態からの救出や捕虜といったギャップについて行けず、休学する生徒も続出。その反面、各種イベントの上位ランキングのボーダーは上昇する一方で、高コストSRカードなどの上位報酬が以前よりさらに入手困難なものと化している。(後述)
聖櫻学園、恐るべし……。
上記のフィーバーが一段落した2014年夏以降、システムの各面に異変が起こってくる。
ここでは現在の改善すべき問題点についても併せて記載する。
古い所では2014年9月の「日帰り温泉」の一部カードで音声が収録されないままである。さらに2014年12月以降、担当声優が決まらないまま新カード(日野奏恵、織部千華、林田たまき、吉永和花那、芙来田伊吹)がリリースされるという非常事態が起きている。(なお、上記キャラは2016年7月までに全員ボイス実装された)
諸事情があるのだと思えるが、「収録が遅れる理由に関してはアナウンスされていない」(いつまでに収録するはあるが出来ない理由は書かれていない)。井ノ上奈々(川淵一美役)がロードレースの時期に「早く収録したい」とコメントしていたので声優や事務所は問題に絡んでいないと推測されている。
2018年頃から担当声優の健康上の理由で収録を見合わせていた朝門春日については、2021年に交代した声優により2021年登場分については新たなボイスが収録されている。しかし、2019年登場のカードについてはいまだボイスが収録されていない(こちらも2021年内までにボイスが実装された)。
なお、2020年頃にも「昨今の世界的事情」で全般的に収録が遅れることがあったが、それも含めて現在は「未実装音声に関するご報告」として、順次未実装音声の実装化の報告を更新している。
トップページには、Twitterをインスパイアしたとみられる「ヒトコト」欄があり、ガールのおしゃべりを見られるようになっているのだが、2014年夏以降更新がなくなる。2015年1月から2月頃まで一時的に更新復活したものの、再び停止状態に。
そこから2015年6月までは、バースデーキュピの時に関連するエピソードが更新される程度でまったく機能しない状態になっていた。
2015年7月からは、更新が再開されている。また、トップページ(マイページ)に項目が無くなり、メニューから選択するか新着情報から移動するようになっている。
2014年秋頃から、「キャラクターの口調がおかしい」「セリフに誤字がある」との指摘が、公式サークルに投稿されるようになった。
例えば甘利燈の一人称が『甘利』ではなく「私」や「燈」になった細かい部分はあった(当記事参照)が、この頃から頻繁に目立つようになり、これまでニックネームで呼ばれてたのに名前のみになったりしている。もちろん、主人公(プレイヤー)が女の子から呼ばれる場合も例外ではない。
(苗字+君の村上文緒が名前+君、挙句の果てには名前+さんになっていたり、また、同じく苗字+君の夏目真尋が名前+君はおろか、基本二人称は『あなた』なのに、物語では度々「キミ」にされている。)
顕著な例としては君嶋里琉(1年生)が森園芽以(1年生)に先輩と呼ばれたり。里琉自身はプレイヤーを例外的に『名前+くん』で呼ぶが、先程のが影響したのか名前呼び捨てで呼んできた事例があった。(現在は修正済み)
同年12月には「ガールフレンド(仮)のシナリオチェッカー」を派遣で募集するという求人が求人サイトに載ったことにより、この時点でキャラクターのセリフをチェックする人材が不足していたことが露見してしまった。
各サイトではチェッカーの有無にせよ「最終的な誤字チェックをしてないのか?」とユーザー間で波紋を呼んでいる。
2015年2月18日から、月毎に別途料金を支払う事で様々な恩恵を受けられる『プレミアム会員制度』を導入する事を発表。324円コース、1080円コース、5400円コースの3つから選択する事が出来る。ユーザーの反応は「ゲームに毎月5000円も払う余裕なんかねえよ。」「リアルマネーを持ってる重課金ユーザーは増々強くなってしまい無課金ユーザーとの格差が激しくなる。」「こんなに露骨に搾取する手段に出るなんて畳み(⇒サービス終了)に来たのではないか?」と否定的に捉える意見が多い。
だが、実際に導入されてみると最高額の5400円コースでも極端に大きなメリットが得られるわけではなく、「入りたい人だけ入ればいい」というある意味健全な(運営にとっては不健全な?)形に落ち着いている。
2022年7月には仕様変更が行われており、高額のプランに入れば優遇される内容に変わり、月額課金制からコインを利用しての都度購入制に代わっている(それに伴い、それぞれ300c、1000c、5000cへと変更された)。
2015年4月~5月頃より、ゲームの仕様変更が頻繁に行われるようになった。
それ自体はソーシャルゲームには良く見られることであり、ある意味歓迎すべきことだが、主にイベントのバランス変更でユーザーにとっての改悪が多くなっている。
例を挙げるならば、イベントにおけるボスの体力の大幅増加や、いわゆる報酬ボックスから得られるアイテムの目減りなど。
ゲームバランスの変更に伴い、報酬となるSRカードについては、主に中級報酬(いわゆる「金鍵報酬」など)の入手条件の緩和や、下位報酬(いわゆる「マカロンガール」)の充実などがされているが、それでもユーザーにとってはキツいことに変わりはない。コスト増によるカード性能の底上げもされているが、その分3枚揃えられなかった時のアイテム交換(バッジ・リング等)に必要な個数も増えるというユーザーにとっては嬉しくない現象も起きている。
勿論改悪だけではなく、改善と言える仕様変更もされているが、その改善要素が微妙でテンポも悪く通常のユーザーにとっては悪い部分に目が行きやすいのが現実である。
主にマドンナ総選挙で上位に入っているの登場が多くなり、例えば2018年には毎月篠宮りさが毎回登場しており、逆に螺子川来夢等某別番組の影響で知名度が上がったにもかかわらず1年に一度も登場しなかった異例もある。
特定ユーザーにとっては長時間待たされることになるだろう。
2周年記念以降の2014年からは毎年ログインで記念カードが入手でき、全部揃えて最終進展すると特別な絵柄となる(5周年のみ進展のない「にゅーろん★くりぃむそふと」メンバー一人々々のカードとなり、5人分揃えると特別ビジュアルと特別ソングが聞けた)。しかし課金なしで全部揃えることが出来たのはその5周年記念が最後で、2018年の6周年以降はSSRカード(最終進展UR)に格上げされた替わりにログインで入手できるカードは最大2枚のみとなってしまい、残り(その年によって2~3枚)は2回の期間限定キューピッドの特典でしか入手できなくなってしまった。これに味をしめたのか以後もこの形態を続けている。そのため、出席のみ及び無課金などでは最終進展が不可能となってしまった(6周年で選ばれたガールは玉井麗巳で、以後クロエ・ルメール、真白透子、時谷小瑠璃、椎名心実、風町春歌、篠宮りさと続いている)。
その他、2020年以降は新年キャンペーンで記念カードが入手できるイベントがあり、ログインで入手できる枚数は1枚で、残りはキュピの特典での入手(1枚目のみ無料キュピ)と言う形となる。こちらの場合はSRカード(最終進展SSR)で、順に鴫野睦、浅見景、玉井麗巳、朝比奈桃子と続いている。ただし睦のみ最高4枚で、景以降は最高5枚まで入手できる。
更に2022年以降は仕様変更したのか、課金なしで入手できるのは1枚のみとなってしまい、残り4枚はキューピッドのおまけとしてでしか入手できなくなった(ただしそれなりにコストとスペックは高い)。この年は5月のGWキャンペーンで正岡真衣の、6・7月のサマーキャンペーンでは森園芽以の記念SRカードが入手できるイベントがあったが、10周年記念SSRの椎名心実も1枚だけとなってしまい、せっかくの10周年という節目の年に水を差す形となった。
これらのSSRカードは当然ながらこの時に入手できないと以後の入手は難しく、更には機会を逃したプレイヤーへの救済措置もなく(要はバッジやリングなどでは交換できない、ただしSRカードについては登場以後のラブレターでの交換は可能)、バッジやリングでの入手やそれに代わるアイテムを使った進展方法など、運営においては極めて早急な改善を望みたいところである。
2021年12月に新たに「ラブリー進展」が実装され、アイテムの「きらめく髪飾り」を使って「自身のお気に入りのガールをレベルアップ」できるという触れ込みだったが、最終進展SSRや同URやなどハイスペックのガールに使用してスペックが逆に下がったという騒動に発展した。これに運営も慌てたか、ラブリー進展したガールを通常ガールに戻すアイテムを用意するとアナウンスし、最終進展したガール用のモドリップに相当するアイテム「ラブリーヘアオイル」を2022年5月より実装することとなった。
2023年11月には特定の条件下(一人目のラブリーLv.6と声援変更回数6回クリア)と特定アイテムとの交換で新たな「きらめく髪飾り」を手に入れることができるようになったが、同じ属性のガールは新たに進展できないのと、コラボや仲良しなど一部特殊ガールは対象外となっている。更にその交換のために必要なアイテム(特にラブリーティラミス)の入手難易度が極めて高いという問題点があり、なかなか先に進めないと嘆くユーザーも多いはず。
最終進展ガールを1進展目に戻す「モドリップ」やガールの攻援力をと守援力を入れ変えることができる「くるリンゴ」など一部のアイテムの入手方法がかなり不定期のキュピのおまけなど入手性が極めて悪く、通常販売を要望するプレイヤーも多い中いまだに入手方法が限られているケースが続いている。
ちなみに、モドリップは間違えて3進展してしまった場合に戻すことが出来る反面・・・
・マカロン等を使って好感度を6以上にしたガールには使用できない
・進化やエール素材に使ったガールやアイテムは戻らない
・3M+EX進展(4枚使用)した場合でも3枚しか戻らない
・・・というデメリットもある。
しかしながら、2枚の2進展を造ろうとして間違えて2進展目を進展元として3枚で進化させたり、イベント上位報酬などで2枚しか入手できず、バッジで1枚交換(イベント上位報酬はリングでの交換はできない)してやむなく3進展で最終進化させてしまうなど、最終進展に失敗したガールを元に戻す手段や選択肢が現状モドリップしかない状況であることから、上記の記念ガール同様、運営においては常設販売等とデメリットの改善を1日も早く望みたい。
過去に登場したSRガールと交換できる「SRラブレター」が3周年記念の2015年から毎年展開しているが、これもまた入手性が極めて悪く、周年記念など極一部もしくは超不定期のキューピッドのおまけでしか入手できず、その交換レートレベルがあまりにも高すぎるケースが多い(2023年の11周年記念では過去に登場したカードに関しては若干ながら交換レートが緩和されている)。更にはラブレター自体統一されておらず、登場毎に異なるものとなっている。そのため、年度の異なるラブレターの併用や最新のラブレターとの交換や統一化はできず、コラボキャラクター以外でも一部交換不可なカード(プレゼントガールの優木苗や一部の仲良しカードなど)も存在する。ゆえに枚数が足りなく交換したいガールに交換もできないままバッグ(アイテムボックス)の中に埋もれているユーザーも多いだろう。
こちらにも改善を強く要望しているユーザーは多数いるが、実装から相当の年数が経過しているにもかかわらず、残念ながら現在も改善には至っていない。
ガールフレンド(仮)はリリースから数多くのアップデートを行っているが、近年行われたアップデートを記す。
2014年10月から12月まで、テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・奈良テレビ・AT-Xで放送された。ニコニコ生放送でも配信した。
テレ東から他の放送局が8~11日遅れ、ニコ生は2日遅れの放送となる。
アニメではゲームでのプレイヤー(男主人公)に相当するキャラクターは登場も存在もせず、女の子同士のおつき合い中心の描写となっている。
アニメ開始前にTwitterで発表されたキャストだけでも50人以上という大所帯。さらにアニメが始まってみると発表されたキャスト以外の出演者もいるということで、人気声優山盛りのアニメになった。とはいえ、さすがに全員登場することは叶わなかった。
ゲームとの連動要素としては、アニメで放送されたエピソードの裏側の話を「聖桜学園劇場」と同じくノベル形式で描く「アニメサイドストーリー」をゲーム内で配信。主人公(プレイヤー)はそこで登場ガール達やアニメの話とちょっとだけ絡むことになる。
7つのパートに分かれており、アニメ本放送当日にPart1が公開され、その後次の放送までの1日ごとに1パートずつ開放されてゆく形式だった。
Part1以外のパートを見るには宿題の報酬である「グッドシール」1枚と交換して得られる「鑑賞チケット」を入手する必要があった。
その他、アニメ放映時は登場キャラの限定キュピチケットを定期的に配布するなどしていた。
藤堂静子や深見絵真のように、アニメ版で先行登場してのちにゲームに実装されたキャラクターもいたが、ゲームでは古参キャラであるもののまだ担当声優のいなかった遠山未涼はアニメ版で声の役を務めた前田玲奈がのちにゲームでも起用されるという異例のケースとなった(ゲームではなくアニメでCVが先に付くという意味で)。なお、アニメ作中では台詞らしい台詞は発していなかったが、エンドロールではしっかりとクレジットされている。
ちなみに、本家ゲーム内のカードでボイスが実装されるのはそれから1年4か月程待つこととなる。
TV放送版の提供クレジットはクロエ・ルメール役の丹下桜が読み上げている。
スタッフ
| 原作 | ガールフレンド(仮) |
|---|---|
| 監督 | 林直孝 |
| シリーズ監修 | 横手美智子 |
| ストーリー原案・キャラクター設定原案 | 南郷智行・松木亜砂子 |
| キャラクター原案 | QP:flapper |
| キャラクターデザイン | 堤谷典子 |
| 美術設定 | 工藤由美 |
| 美術監督 | 江島浩一 |
| 音楽 | 川井憲次 |
| アニメーション製作 | SILVER LINK. |
| 製作 | ガールフレンド(仮)製作委員会 |
主題歌
OP曲
『楽しきトキメキ』
作詞・作曲・編曲:新屋豊
歌:にゅーろん★くりぃむそふと
※TV放送版1~3話のOP映像は俗にいう「未完成版」で、4話以降はAメロ~Bメロ前半以外のほぼすべてに修正が加えられ、Bメロ後半~サビ前には「にゅーろん」メンバーの歌に合わせたOP曲演奏シーンのカットを追加されている。BD/DVD版ではその1~3話も修正されたバージョンが使われている。11話のみOPなしのためEDでの曲のクレジットはないが、作中挿入歌としてAメロ部分まで使用されていた。
ED曲
『はれるかなぁ』
作詞・作曲・編曲:新屋豊
歌:椎名心実(CV:佐藤聡美)
※話によってはED映像が使用されなかったり途中から挿入されることがある。
『進化系Girl』(9話)
作詞・作曲・編曲:新屋豊
歌:にゅーろん★くりぃむそふと
※12話挿入歌としても使用された(ノンクレジット)。
作話リスト
オリンピア(平和の子会社)より「パチスロ ガールフレンド(仮)~聖櫻学園メモリアル~」として2017年7月18日より登場。
「会いに行きたくなるパチスロ」をコンセプトとしている。
機種紹介に「聖櫻学園マドンナ総選挙上位ガールがフル稼働!」と謳っているが、実際は2016年総選挙TOP10ガールのうち、朝比奈桃子と浅見景、上条るい、加賀美茉莉が登場していない一方で2016年総選挙TOP10外ガールでは真白透子が唯一、パチスロに登場している。
パチスロのリリースに合わせ、ゲーム内でもパチスロ登場記念キューピッドが開催された。
2021年4月にはニューギンより「パチンコ ガールフレンド(仮)」が登場。「”耳で萌える”パチンコ新台」をコンセプトに、本機でしか聞けないオリジナルソングを収録している。
メインキャラクターはパチスロ版から真白透子が外され、朝比奈桃子、上条るい、加賀美茉莉の3人が追加されている。
のちに甘デジ仕様の「PAガールフレンド(仮)」も登場している。
登場キャラクター
| パチスロ | パチンコ |
|---|---|
| 椎名心実 | 同左 |
| 村上文緒 | 同左 |
| クロエ・ルメール | 同左 |
| 神楽坂砂夜 | 同左 |
| 真白透子 | - |
| 風町陽歌 | 同左 |
| - | 朝日奈桃子 |
| - | 上条るい |
| - | 加賀美茉莉 |
2018年7月16日から22日にかけて品川プリンスホテルクラブeXにて上演予定。あにてれとアイドルグループ「=LOVE」の合同プロジェクト「あるあにてれ×=LOVE ステージプロジェクト」の一環として開催された。
2023年1月、本ゲーム10周年記念キャンペーンの一環として、舞台オリジナルキャラクターの一ノ瀬友恵が3月までの期間限定NEWガールとして登場する。ただしCVは舞台演者の佐々木舞香ではなく雨宮天が担当する。
出演者
(キャラクター50音順)
朝比奈桃子:齋藤樹愛羅
天都かなた:音嶋莉沙
一ノ瀬友恵:佐々木舞香
押井 知:佐竹のん乃
風町陽歌:野口衣織
クロエ・ルメール:齊藤なぎさ
櫻井明音:諸橋沙夏
椎名心実:髙松瞳
鴫野 睦:瀧脇笙古
篠宮りさ:山本杏奈
村上文緒:大谷映美里
望月エレナ:大場花菜
スタッフ
| 原作 | ガールフレンド(仮) |
|---|---|
| 脚本 | 三谷伸太郎 |
| 監修 | 葛裕太(ガールフレンド(仮)) |
| 音楽監督・作曲 | 楠瀬拓哉 |
| 協力 | テレビ東京/一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会/サイバーエージェント/QualiArts/Age Global Networks |
| 主催 | ネルケプランニング Y&N Brothers 代々木アニメーション学院 |
動画配信
各動画配信サイトで有料レンタル配信(一部配信サイトでは見放題)されているが、公式サイトの料金と現在の料金が異なる点に注意。
本ゲームのイラスト集などの書籍は複数の出版社より発売されているが、本作専門の雑誌「ガールフレンド(仮)マガジン」が月刊誌として2014年8月~2015年1月(6号)に、ガールフレンド(♪)のリリースに合わせた隔月刊誌として2015年10月~2016年2月(3号)迄の計9号がKADOKAWA/アスキー・メディアワークスより刊行された。
前者では1号から各号に心実・明音・エレナ・文緒・クロエの順で縄跳びをする絵柄のSRカード『皆で縄跳び』のシリアルコードが封入されていた(5枚揃うと1枚の絵柄になる)。これらのカードにはセンバツボーナスに「JUMP↑JUMP↑JUMP」が追加される。そして6号ではその絵柄のポスターがとじ込み付録として封入されていた。なおシリアルコードについては期間限定のため、未使用の物であっても現在は使用できない(そもそも現在はコードを入力するページ自体がない)。
※ここではアニメ版放送前後時点でCVのないキャラクターの声優起用や途中での声優交代等についてを記述し、新規追加の段階で既に担当声優の決定しているキャラクターについては割愛とする。
共通事項として、声優が変更されたガールについては収録済みのボイスへの新録を行わず、それまでのCVボイスを使用する。その他ガール名鑑やログインボーナス画面等、各所の声優表記は変更となる(収録済みカードについては旧声優で表記されている)。
同じCVの話題が続く場合は文章の頭に「→」を入れる。
『〈ガールフレンド(仮)〉公式イラストコンテスト!』(2013.11.19〜2014.01.13)【終了しました】














