Apple Storeとは、Apple直営の製品販売店・ブランドショップである。また、修理受付やワークショップなどの施設も店舗内に併設されている。
Apple製品のショッピング体験をコントロールする、という目的で設営された販売店舗。世界各国で店舗数は400を超える。日本では、2003年に第一号店となる「Apple銀座」がオープンして以降、2018年4月までに計九店舗が展開されている。
2018年4月時点で最新の「Apple新宿」は、2014年オープンの「Apple表参道」以来、およそ4年ぶりの新規店舗である。
2003年11月30日オープン。日本でのApple Store第1号店であるとともに、アメリカ国外初進出となった店舗である。2022年から約3年間のリニューアル工事を経て、2025年9月26日に再オープンした。
銀座の三丁目、松屋前に位置するサヱグサビル本館をまるごと改修して店舗としている。
地上4F構成で、1Fはワンフロア丸々iPhoneの販売スペースとなっている。2FはMacintoshやiPad、Apple WatchやAirPodsなど主力製品が並ぶ。3FはTodayatAppleなどのイベントおよびワークショップを行うためのエリアがあるほか、Apple Vision Proの体験スペースが用意されている。4Fはジーニアスバーが設置されたエリアである。
エレベーターが3基されており上下階へのアクセス性も十分。美術的な印象も強く、来店客からの人気も高い。
2004年8月28日オープン。日本でのApple Store第2号店。
各種ブランドショップが点在する心斎橋のメインストリートに立地している。
地上2Fの構成で、1FはiMacやiPhoneなどの主要な製品を取り扱い、2FではiPodや各種アクセサリーの取り扱われている他、各種イベントやワークショップを行うためのシアタールームや、ジーニアスバーが設置されている。
2005年1月22日オープン。日本でのApple Store第3号店。
名古屋市の中区・栄において、松坂屋、パルコといったデパート・ブランドショップが立ち並ぶ大通りに立地している。
地上2Fの構成で、2F部分は吹き抜けの作りとなっている。1FはiMacやiPhoneなどの主要な製品を取り扱い、2FではiPodや各種アクセサリーの取り扱われている他、ジーニアスバーが設置されている。シアタールームは設置されておらず、イベントやワークショップは1Fのスペースを利用して行われている。
2005年8月06日オープン。日本でのApple Store第4号店で、銀座店に続く東京2店舗目。2018年10月26日にリニューアルオープンした。
渋谷駅から徒歩5分の公園通りに立地する、ABCマート公園通りビルを改修した店舗となっている。
地上4Fの構成で、1FはiPhoneやiPad、Macintoshなどの主力製品が展示されており、2Fはその他Apple Watchなどが展示、3FはTodayatApple用のスペースやジーニアスバーが設置されている。4Fは商談用のBOARDROOMがあるが、一般の人は立ち入り不可。
2005年12月3日オープン。日本でのApple Store第5号店。2019年9月28日に移転オープンした。
近隣に三越や大丸などの百貨店を望む繁華街・福岡天神に立地している。
日本のApple Storeでは初となる地上1F構成の店舗で、iMacやiPodなどの製品の販売、およびシアタールームやジーニアスバーなどがすべてワンフロアに集約されている。
2014年6月13日オープン。日本でのApple Store第8号店。第7号店の札幌店からおよそ8年ぶりとなる新規店舗。
近隣には表参道ヒルズや、各種ハイブランドのフラグシップショップなどが立ち並ぶ、表参道の中心部に立地している。東京メトロ表参道駅のA2出口を出てすぐ目の前、という利便性の高さも特徴である。
仙台一番町店と同様の、テナント型ではない本店舗専用の建物である。従来他店舗のようなシルバーメタルの外装ではなく、ニューヨーク州「Upper West Side
」店のような、ガラス板がそのまま外壁となったデザインを採用している。
地上1F・地下1Fの構成で、地上はiMacやiPhoneなどの主要な製品を取り扱い、地下ではiPodや各種アクセサリーの取り扱われている他、ジーニアスバーが設置されている。
2018年4月7日オープン。表参道店からおよそ4年ぶりの第9号店。東京都内では4店舗目。Apple最新の店舗デザインを日本で初めて採用したとのこと。
新宿マルイ本館1階の一部分に入居し、向かいには伊勢丹新宿店本館がある他、近隣にビックロ、紀伊国屋書店新宿本店、新宿バルト9などがある。新宿三丁目駅A2・A4出口からすぐだが、新宿駅・新宿西口駅・西武新宿駅からも十分徒歩圏である。
外装は表参道店同様のガラスウォールだが37mと長くかなりの開放感がある。またソヨゴが植えられており、街並みとの一体感を生み出している。入口から入ると6Kの巨大ディスプレイにネオン調の「新宿」のロゴが映し出されているのが非常に印象的。他にも表面を撫でるだけでコンセントが出てくるデスクなどの興味を引くものが多い。
なお、これに伴いApple WatchatIsetanShinjukuは閉店が決まった。
2018年8月25日オープン。日本でのApple Store第10号店。
四条通、高倉通に面する、京都の目抜き通りに位置している。アクセスは、阪急電鉄烏丸駅から徒歩5分ほど。
ビル全体が行燈のように見える和作りの外観が特徴。内装も、壁や天井が漆喰塗りとなっており和のテイストがふんだんに盛り込まれている。
入口の向かいには巨大なビデオウォールが設置されている。地上3F構成で、1Fは展示・販売エリア、2Fは販売や修理受付など。3Fは商談専用のBOARDROOMのため一般は立ち入りできない。
2019年9月7日オープン。日本でのApple Store第11号店。東京都内では5店舗目。
JR東京駅の駅舎の向かい側、徒歩1〜2分の三菱ビルに位置する。日本のApple Store最大級の規模となる。
内装には日本の竹があしらわれており、入口の奥には恒例となった巨大ビデオウォールが設置されている。地上2F構成で、1Fは展示・販売エリア、2Fは販売や修理受付など。1Fの奥には商談用のBOARDROOMが用意されており、一般は立ち入りできない。
2019年12月14日オープン。日本でのApple Store第12号店。
神奈川県川崎市のショッピングモール「ラゾーナ川崎プラザ」の2Fに位置する。日本でApple Storeがショッピングモール内に出店するのはこれが初となる。
ワンフロア内に展示・販売・修理受付などが凝縮されている。入口奥には巨大ビデオウォールが待ち構える。
2025年7月26日オープン。日本でのApple Store第13号店。第12号店の川崎店からおよそ6年ぶりの新店舗。大阪府では2店舗目となる。
Tの字型をしたフロア構成で、日本の店舗では初となるApple Vision Pro体験コーナー「エクスペリエンスルーム」が用意されている。
2005年12月10日オープン。日本でのApple Store第6号店。
仙台市の中心的な繁華街である一番町のアーケードに立地している。
テナント型ではない本店舗専用の建物となっており、これは日本のApple Storeでは初となる(同様の店舗は表参道店、福岡店)。福岡店同様の地上1F構成で、他店舗と比較して縦に長い店舗となっている。iMacやiPodなどの製品の販売、およびシアタールームやジーニアスバーなどが一直線上に並んで配置されているのが特徴。
2006年6月24日オープン。日本でのApple Store第7号店。本店舗のオープン以降、第八号店となる表参道店までおよそ八年の空白期間が空くこととなる。
近隣には三越やパルコ、丸井などの百貨店を望む、札幌市の繁華街に立地している。
福岡店や仙台一番町店同様の地上1F構成となっている。iMacやiPodなどの製品の販売、およびシアタールームやジーニアスバーなどが集約されている。
2016年2月26日に閉店し、移転する予定であることが伝えられたが、2018年4月現在になってもその移転先が決まっていない。
2001年5月19日に第一号店としてオープンしたバージニア州マクリーンの「TysonsCorner(タイソンズコーナー)」店を皮切りに、13周年を迎えた2014年時点で、世界16ヶ国400店超の店舗数を記録している。
時代によって外装・内容のデザインは様々に移り変わっており、その店舗の美しさを鑑賞するのも楽しみのひとつである。
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