ボークとは、野球競技における投球モーションの違反である。
公認野球規則6.02(a)に定められている。具体的には以下の13項目がボークに該当する。
この中で最もよくあるケースなのが13番の静止が不十分な状態での投球である。特に日本プロ野球の基準が海外と比べると厳しいようで、外国人投手がボークをとられる例がよく見られる。
一方で12番はよく見られることであるが、実際には見逃されていることがほとんど。
また、2番の偽投については当初は一塁のみ禁止だったのだが、メジャーリーグでは2013年に、日本プロ野球では2014年に三塁も禁止となった。
ボークを宣告された場合、塁上の走者すべてにひとつ進塁が与えられる。走者がいない場合はボールが宣告される。
投球動作や牽制動作について細かな規定が定められているが、審判によって裁定のブレも存在し、しばしば問題となる。詳しくは、公認野球規則を参照されたし。
勘違いされることが多いが、ボーク即ボールデッドとはならない。ボークの球を打者が打つ、四死球になるなどの理由によって、打者が一塁に到達し、なおかつ走者全員が1つ以上進塁した場合はボークは宣告されずプレイは続行される。そのため、明らかなボークであれば打者は打った方が得であるともいえる。
しかし、98甲子園ではボークこそ甲子園の醍醐味であると言われている。
| 投手の記録 |
|---|
| 登板 - 完投 - 完封 - 勝利投手 - 敗戦投手 - セーブ - ホールド 勝率 - 投球回 - 被安打 - 被本塁打 - 与四球 - 敬遠 - 与死球 奪三振 - 暴投 - ボーク - 失点 - 自責点 - 防御率 - WHIP |
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