エッホエッホとは、
のいずれかである。当記事では2を説明する。
幼いメンフクロウが羽を振って走っているようすを写した写真に、テキストで「エッホエッホ ○○って伝えなきゃ」などと何らかの豆知識や情報を添えて投稿する、というミーム。「メンフクロウミーム」とも。
2025年にTwitter(現:X)上で広まると、様々な媒体がパロディを行ったり、TikTok等にも波及したことで広く流行した。
オランダの写真家であるHannie Heere(ハニー・ヘーレ)氏が2021年5月28日に撮影した幼いメンフクロウの写真が元。恐らく飛ぶ前に筋肉を発達させるために走っていたのではないかと推測されている。Twitter(現:X)では2021年10月ごろから時折話題になっていたようで、海外では10月13日のRosi(@rosiyesrosi)氏の投稿
、日本では最多情報局(@tyomateee)の投稿
がともに約4万RT/20万いいねを記録している。
さて、画像が初めて日本に紹介されてから3年以上後、比較文学研究者の津田雅之氏が2025年2月23日にX(SNS)に掲載、紹介したことで、この画像が改めて大きく注目を集めることとなる。
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https://twitter.com/MasayukiTsuda2/status/1893460365390045488
そして翌24日、ツイッタラーのうお座(@zlatanera17/@selfsatisfac)の「エッホエッホ」「伝えなきゃ」という今ではおなじみの構文を使用した複数のネタツイが広く拡散される。
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https://twitter.com/selfsatisfac/status/1893739491032027394
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https://twitter.com/zlatanera17/status/1893905106279489930
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https://twitter.com/selfsatisfac/status/1893914423690932695
大喜利としての改変のしやすさや、無害で誰もが共感できる動物ネタであることから、翌日25日にはネットミームとして定着、ほっかほっか亭、日本国際博覧会協会など大組織のXアカウントもミームに参加する事態となった。
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https://twitter.com/l_l_l_2__/status/1894292308155404424
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https://twitter.com/HokkahokkaP/status/1894278165037478313
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https://twitter.com/expo2025_japan/status/1894657983088660791
画像を見て「えっほえっほ」という感情を覚えるのは普遍的なことらしく、2021年の最多情報局の投稿にしても2025年の津田雅之氏の投稿にしても、複数の「えっほえっほ」という反応がついている。なかでも検索でヒットする限り最古であるのは、2021年10月14日のジロ助🐶🐾(@jirosuke_bump)氏の投稿
である。なお、本人がミームの発祥を自称したことではじめ(@katohhajime)氏の投稿
がミームの起源であるという誤解も広がっているが、発祥を自称するまではほとんど拡散されていなかった投稿であり、「えっほえっほ」という表現でもジロ助🐶🐾氏が早い。
メンフクロウのヒナがこのように走るのは特に珍しいわけではなく、Xでは動画
も投稿されている。
Heere氏本人も日本でのブームを認知しており、「商業目的でないファンアートはとても楽しい」「商業目的で(私の作品を)使用される場合は、事前に知らせていただけるとありがたい」と弁護士ドットコムニュースの取材記事
でコメントを残している。
ちなみにメダルゲームの『アニマロッタ2 アニマフェスティバル』には2013年ごろから「えっほ!えっほ!」と歩いているペンギンが登場している。
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