TypedArray.prototype.sort()
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This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since September 2016.
sort()
はTypedArray
インスタンスのメソッドで、型付き配列の要素をその場 (in-place) でソートし、その型付き配列を返します。このメソッドはArray.prototype.sort()
と同じアルゴリズムですが、既定で文字列としてではなく数値として値をソートする点が異なります。
試してみましょう
const uint8 = new Uint8Array([40, 10, 50, 20, 30]);uint8.sort();console.log(uint8);// Expected output: Uint8Array [10, 20, 30, 40, 50]
構文
js
sort()sort(compareFn)
引数
compareFn
省略可ソート順を定義する関数です。返値は、 2 つの要素の相対順序を示す符号を持つ数値でなければなりません。
a
がb
より小さい場合は負の値、a
がb
より大きい場合は正の値、等しい場合は 0 です。NaN
は0
として扱われます。この関数は以下の引数で呼び出されます。省略した場合、型付き配列の要素は数値順にソートされます。
返値
ソートされた型付き配列の元配列への参照です。型付き配列はその場 (in-place) でソートされ,コピーは行われないことに注意してください。
解説
詳細については、Array.prototype.sort()
をご覧ください。このメソッドは汎用的ではなく、型付き配列インスタンスに対してのみ呼び出すことができます。
例
sort() の使用
他の例は、Array.prototype.sort()
メソッドです。
js
let numbers = new Uint8Array([40, 1, 5, 200]);numbers.sort();// Uint8Array [ 1, 5, 40, 200 ]// ふつうの配列とは異なり、数値的に数値を並べ替えるためには// 比較関数は必要ありません。// ふつうの配列は数値で並べ替えるために比較関数を必要とします。numbers = [40, 1, 5, 200];numbers.sort();// [1, 200, 40, 5]numbers.sort((a, b) => a - b); // 数値を比較// [ 1, 5, 40, 200 ]
仕様書
Specification |
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ECMAScript® 2026 Language Specification # sec-%typedarray%.prototype.sort |