String.prototype.concat()

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concat() メソッドは、文字列引数を呼び出し文字列に連結して、新しい文字列を返します。

試してみましょう

const str1 = "Hello";const str2 = "World";console.log(str1.concat(" ", str2));// Expected output: "Hello World"console.log(str2.concat(", ", str1));// Expected output: "World, Hello"

構文

concat(str1)concat(str1, str2)concat(str1, str2, /* …, */ strN)

引数

strN: str に連結する 1 つ以上の文字列です。

返値

提供された文字列を結合したテキストの入った新しい文字列です。

解説

concat() 関数は、文字列引数を呼び出し文字列に連結し、新しい文字列を返します。元の文字列または返された文字列を変更しても、他の文字列には影響しません。

引数が文字列型でない場合は、連結前に文字列値に変換されます。

concat() メソッドは加算/文字列結合演算子 (+,+=) にとても似ていますが、concat() は引数を直接文字列に変換するのに対し、加算演算子はオペランドをまずプリミティブに変換します。詳しくは、+ 演算子のリファレンスページを参照してください。

例

concat() の使用

複数の文字列を連結してコンソールに表示する例を以下に示します。

const hello = "こんにちは、";console.log(hello.concat("鈴木さん", "。良い日を。"));// Hello, Kevin. Have a nice day.const greetList = ["こんにちは", " ", "佐藤さん", "!"];"".concat(...greetList); // "こんにちは 佐藤さん!""".concat({}); // "[object Object]""".concat([]); // """".concat(null); // "null""".concat(true); // "true""".concat(4, 5); // "45"