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Date.UTC()
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Date.UTC() は静的メソッドで、Date コンストラクターと同様に日付と時刻の要素を表す引数を受け入れますが、それらを UTC として扱います。 1970 年 1 月 1 日 00:00:00 UTC からのミリ秒数を返します。
In this article
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const utcDate1 = new Date(Date.UTC(96, 1, 2, 3, 4, 5));const utcDate2 = new Date(Date.UTC(0, 0, 0, 0, 0, 0));console.log(utcDate1.toUTCString());// 予想される結果: "Fri, 02 Feb 1996 03:04:05 GMT"console.log(utcDate2.toUTCString());// 予想される結果: "Sun, 31 Dec 1899 00:00:00 GMT"構文
Date.UTC(year)Date.UTC(year, monthIndex)Date.UTC(year, monthIndex, day)Date.UTC(year, monthIndex, day, hours)Date.UTC(year, monthIndex, day, hours, minutes)Date.UTC(year, monthIndex, day, hours, minutes, seconds)Date.UTC(year, monthIndex, day, hours, minutes, seconds, milliseconds)引数
year整数値で、年を表します。
0から99までの値は1900から1999までに対応付けられます。それ以外の値はすべて、実際の年を表します。例を参照してください。monthIndex省略可月を表す整数で、
0(1 月) から始まり、11(12 月) までです。既定値は0です。day省略可「日」を表す
1から31までの整数値。既定値は1です。hours省略可「時」を表す
0から23までの整数値。既定値は0です。minutes省略可「分」を表す
0から59までの整数値。既定値は0です。seconds省略可「秒」を表す
0から59までの整数値。既定値は0です。milliseconds省略可「ミリ秒」を表す
0から999までの整数値。既定値は0です。
返値
解説
0 から99 までの年は、 20 世紀の年(1900 + year) に変換されます。例えば、95 は 1995 年に変換されます。
このUTC() メソッドはDate() コンストラクターと 3 つの点で異なります。
Date.UTC()は地方時ではなく、協定世界時を用います。Date.UTC()はDateオブジェクトを生成せず、時刻値を整数で返します。- 単一の数値を渡すと、
Date.UTC()はそれをタイムスタンプではなく年として解釈します。
引数が日時に期待される範囲を超えている場合、UTC() メソッドは指定した値を受け入れるよう他の引数を更新します。例えば15 がmonthIndex に使用された場合、年が 1 つ増加し(year + 1)、月には3 が使われます。
UTC() はDate の静的メソッドなので、Date インスタンスのメソッドとしてではなく、常にDate.UTC() のように使用してください。
例
>Date.UTC() の使用
以下の文では、地方時の代わりに UTC を用いてDate オブジェクトを生成します。
const utcDate = new Date(Date.UTC(2018, 11, 1, 0, 0, 0));Date.UTC() の引数が 1 つであった場合の動作
Date.UTC() に 1 つの引数を渡すと、実装がDate() コンストラクターとの整合性を保つため、単一の引数を年として解釈せず、動作に不整合が生じていました。実装は、monthIndex が省略されたときにNaN に強制変換するのではなく、0 として扱うことになりました。
Date.UTC(2017); // 1483228800000仕様書
| Specification |
|---|
| ECMAScript® 2026 Language Specification> # sec-date.utc> |